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 Diary 2005年4月14日(Thu.)

花見・平安神宮・二条城

 平安神宮に花見に行く。平安神宮は、京都の中でも屈指の花見の名所のひとつで、谷崎の『細雪』に出てくることでも有名だが、私はいまだ行つた事がなかつた。いつか、いつか、と思つてゐたら、ドンドン時は移つてゆくので、今年は意を決して(つまり早起きをして)出掛けることにしたのだ。

 600円払つて庭園(神苑)に入る。いきなり、有名な紅枝垂桜が満開に咲き誇つてをり、ガーンとやられてしまつた。す、素晴らしい。今日は天気もよく、桜は満開、花見に来てゐる人々の数も、多くもなく少なくもなく、ちやうど良い感じ。神苑内は広く、池などもあり、遊歩道をブラブラしてゐると最高に気持ちよい。桜だけでなく、様々な草木があり目を楽しませる。京都最初の市電まで展示されてゐる。面白いと思つたのは、花見に来てゐる人々の中に、シナ系の人々(中国人か台湾人だと思はれる)が多かつたことだ。数へた訳ではないが、印象では約3分の1ほどゐたんぢやないか。現在中国では反日の嵐が吹き荒れてゐる、らしい。が、満開の桜の下ではそんな事は何処吹く風で、ううむ、貴賤群集、八紘一宇、と私はひとりごちたのであつた。

 夜は二条城で夜桜。今日は桜三昧である。こちらも素晴らしい。広い園内に大量に桜が咲き乱れてをり、ライトアップの光の中、幻想的にその姿を晒してゐる。匂ひも強烈で、辺り一面に漂ふ桜の香りが幻惑度をアップ。「匂ふ、匂ふ」と言ひあふ声が、各所から聞こえてくる。そしてそこに一陣の風が吹けば、バー!! と花びらが空中に舞ひ散り、視界を桜吹雪で埋め尽くす。まるで映画を観てゐる、といふか映画の中に入り込んだやうだ。これで宮沢りえあたりが出現すれば最高なのだけれど、もちろんそんな事は起こらず、我々はお茶をいただいたり、土産物屋をひやかしたりして、そこを出た。ちなみに入城料は400円であつた。

 今年も花見は無事終了。これで商売の方が順調にいけばよいのだけれど。

小川顕太郎 Original: 2005-Apr-18;