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 Diary 2004・7月13日(THU.)

AFRODISIAC

 チカーノに対する興味が日々強まるこの頃だが、音だけでは満足できなくて、写真集なんかも購入してみた。『EAST SIDE STORIES』 『VATOS』 など。ビジュアル的にも、チカーノは素晴らしいものがある。もちろん、チカーノラッパーたちのファッションも良い訳だが、彼らはある種特別な人たちである。いはゆるお洒落さん。さうではなく、これらの写真集には、ごく普通のチカーノの人たちが収められてゐる(とはいへ、ギャング率高し、ですが)。これがまた、良い。まァ、ズバリ一言で言つてしまへば、田舎のヤンキー、なのであるが、この歳になつて、ヤンキーの事を格好いいと思ふやうになるとは、考へもしなかつた。歳はとるものである。

cover ブランディーの新作『AFRODISIAC』を聴く。私は、アイドルの中ではずつとブランディーを応援してきたのだが、それはもちろん、ブランディーが一番かはいいと思ふからである。個人的にはビヨンセよりかはいいと思ふ。むろんビヨンセはトップアイドルな訳だが、どんなものであれ、トップといふのは可愛げがないものである。ブランディーは、そこはかとなく 2 番手感が漂つてゐて、そこが堪らなくいい。いいのであるが、それにしても地味なアルバムを作つたものである。いや、写真はグンバツにかはいいし、楽曲も水準以上、聴きこめば聴きこむほど味が出るタイプのアルバムだらうし、ファンとしては満足できるものなのだが、もうちつと派手でも良かつたのでは? と思ふのだ。結婚→離婚、を経たとはいへ、まだまだ現役アイドルなんだし、落ち着くのはまだ早い、と思つてしまふ。もつともつとガンガンに行ッちやッて下さいよ! なんて叫びつつ、ビデオクリップ集が発売されるのを待つのであつた。

 ま、今日はこの辺で。

小川顕太郎 Original: 2004-Jul-15;
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