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 Diary 2002・1月2日(WED.)

様々なるお酒

 恒例の親戚の集まりに出席。1 年ぶりに会う親戚達と話を交わす。私とトモコは従兄弟達と同じテーブルにつき、主に従兄弟達と話したのだが、いまや従兄弟達もほとんどが仕事や家庭を持っているので、話題は仕事か家庭の話に終始した。

 従兄弟の一人は、親父さんの会社で働いているのだけれど、インターネットの販売など様々な新しい試みをやっており、その一環として東京に新しい店を出した。その店では自分自身でも販売に立ったのだが、それまでは法人相手の商売だったのが、はじめて一人の普通のお客さんが遅疑逡巡した後に財布から取りだしたお金を受け取ったとき、有り難さのあまり涙が出そうになった、という。この話には共感した。私も、お客さんの会計をしているとき、しみじみと「有り難い」と思う。たまに、いまでも、涙が出そうになる事もある。さすがに泣きませんが。泣くとお客さんが怯えるでしょうし。

 解散後、まずは私の実家に行く。そこでは、滅多に見ないテレビを見るはめになる。まあ、年中テレビのついている家ですから。なんか、津軽三味線の若手が恐ろしくダサい格好をして何人か出てきて、他の楽器とコラボレイトしてつまらない曲を奏でる、という番組を延々見てしまった。あまりにも下らない。茫然とする。だいたい暖房のしすぎで、のぼせて気分が悪くなる。

 その後、トモコの実家に行く。そこではトモコのお父さん自作の様々なお酒を飲むはめになる。アロエ酒、カリン酒、にんにく酒…。特に衝撃だったのはカリン酒で、いままで体験した事のない味。茫然とする。トモコの実家は、私の家とは対照的に凄く寒い。お父さんやお母さんは一向に平気な様子なのだが、私は震えがきてしまった。お父さんの作った様々な健康食を食べ・飲めば、これぐらいの寒さには平気な強い身体になるのだろうか。

 疲れたのか、すぐ寝てしまった。

小川顕太郎 Original:2002-Jan-4;