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 Diary 2002・8月9日(FRI.)

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

 ビデオで『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(ニール・ジョーダン監督)を観る。なんで今更こんなものを観たのかというと、もうすぐ公開される故アリーヤ主演の映画『クイーン・オブ・ヴァンパイア』に備えてだ。この映画は、『インタビュー…』の続編らしいんですね。私としては、この『クイーン…』は、これまた公開が待ち遠し過ぎるスヌープ主演の『ボーンズ』や、結局見逃してしまったウェズリースナイプス主演の『ブレイド 2』などと同じく、ブラック・ヴァンパイアものとして観るのを楽しみにしているのだが、より広く映画を楽しむために、やはり姉妹編は観て置かなくては、と思ったのだ。

 で、観た感想。原作のアン・ライスが、「アメリカの萩尾望都」とか言われているらしいので、ある程度の予想はしていたのだが、もう驚くほどのヤオイ映画だった。まあ、私は結構楽しめたのだが、ヤオイものに興味のない人にとっては、いささか退屈な映画じゃないだろうか。2 時間以上あるし。それから、主演のトム・クルーズの美しさに驚嘆した。私はトム・クルーズに今まで何の興味も持っていなかったし、ましてや「もさい」とか思いこそすれ、「美しい」などと思うわけもなかったのだが、この映画では驚くほどの「美青年ぶり」を発揮している。共演のブラッド・ピットなんかと、較べものにならない美しさだ。うーん、なんでも観てみるもんだ。

 あと、個人的にはキルステン・ダンストが子役で出ているのがよかった。私はキルステン・ダンストが結構好きなのだ。ところが、どうも私の周りでは、キルステン・ダンストは不細工、という評価が定まっているようで、例えば『スパイダーマン』を観てきたババさんやヤマネくんにキルステン・ダンストの事を尋ねると、「ああ、相変わらず不細工でしたよ」と、まるで不細工なのが前提のような答え方。『インタビュー…』を一緒に観たトモコも、「これは完璧なヤオイ映画ね。出てくる男の人はみな美しく、女の人はみなパッとしない…」と感想をもらす。そんなに不細工だろうか、キルステン・ダンスト。

 ちなみに、本日オパールのカウンターでは、オイシンがマツヤマさんとフクイくんにいじられ続けていた。「オイシンは、後藤久美子と安達祐美のどっちがいい?」「安達祐美ですよ」「じゃあ、宮沢りえと安達祐美では?」「安達祐美ですよ」「うーん、強いなあ、安達祐美。じゃ、アイちゃんと安達祐美では?」「安達祐美ですよ!!」といった具合。そんなにいいのか、安達祐美?

小川顕太郎 Original:2002-Aug-10;