京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 00 > 0521
 Diary 2000・5月21日(SUN.)

ヴィオロン40周年、行けず

 プチ日記のナグラくん来店。来店した時からどこかで見た事のある顔だと思っていたが、彼が「お手洗いはどこですか?」と訊ねた事からピンときた。というのは嘘で、彼が「リンクはっていただいて有り難うございました。OTEARAI WEBの者です。」と言った事から分かったのだ。私は何一つ分かっていなかった。

 トモコが「プチ日記、プチ日記」と大喜びで、可能涼介著『反論の熱帯雨林』などをあげていた。『反論の熱帯雨林』の帯にサガワさんが推薦文を書いているのを見て、「あっサガワさん。根本敬が好きなんでここらへんは気になります。」と言うナグラくん。「サガワさんなら、ここにも来たよ」とトモコが応えたのに対して、「え、ええ! じ、じんにく!」と絶句していた。ここまで全てトモコからの伝聞。

 最近は日曜日といえども暇で、暇つぶしに本など持ち込んでいるくらいなのに、今日は勝手が違った。19 時半ぐらいから絶え間なくお客さんがやってきて、とにかく休む暇がない。フードもガンガン注文されて、トモコと二人ではまわしきれない。気が付けば指を何かで切っていて、伝票が血だらけになっている。3 時間以上こういった状態が続き、2 回ほどカクテルを間違って作ってしまったところから、これはあかん、と思いオイシンを呼ぶ。

 オイシンは電話で「すぐ行きます」と言ってから、しばらくたってやってきた。混乱を極めるキッチン内をみて「あらあ、てっきりヴィオロン 40 周年@メトロに行くためにボクを呼んだのかと思いましたけどねえ。もしくはトモコさんの気分が悪くなったとか。店が忙しいとは思いもよりませんでしたねえ」と悠長に述べる。

 片づけが全て終わった時点で午前 2 時をまわっていた。ヴィオロン 40 周年@メトロは午前 3 時まで。今行けば 30 分ぐらいは顔を出せたが、疲れ切っていてとてもそんな気にはなれなかった。ヴィオロンのみなさん、すいません。

小川顕太郎 Original:2000-May-23;