京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

→読者のひろば目次
↑この次のひろば

2月11日
「私論 SOUL SURVIVORS、かくあらんことを欲す」

↓この前のひろば

From Readers 2001・2月11日〜

From readers 2月11日(SAT.)

私論
SOUL SURVIVORS
かくあらんことを欲す

Betch さんのお便り

 僕は SOUL SURVIVORS のいち客である。常連客と言っていいのかも知れない。2 ヶ月に 1 回巡ってくるその夜、僕は期待と興奮といささかの不安とを引き連れて collage に向かう。そしてヘコヘコと踊り満足し、あるいはヘコヘコとも踊れず疲れ果てて帰途に着くのである。そういったことが約 1 年続いている。

 僕が SOUL SURVIVORS に行き始めた頃、(今と比べて)フロアはたくさんの人で溢れていた。正直、人が多くて踊りにくかったこともあった。ところが前回 1 月の SOUL SURVIVORS は、OPAL 店主オガケン氏の日記にもあるように人が少なくて、痛々しいくらいであった。

 そして現在、SOUL SURVIVORS を盛り上げようと、多くの人がアイデアを出し東奔西走している(←ちょっとオーバーな言い方だが)。そして、SOUL SURVIVORS が盛り上がるかどうかの最大の問題はその動員数である。いかに多くの人に来てもらうか、ということである。

 ではそうするためには、どうすればいいのか?

 これから述べることは SOUL SURVIVORS の方向性に関わることであり、そのようなことを単なる客の僕が口を挟むのは間違ったことである。あくまで踊り好きのいち客の戯言として許していただきたい。

 この 1 年間で SOUL SURVIVORS は、そこで用いられる音楽のジャンルの幅を絞ってきた。当初は R & B などもまわされていたと記憶する。しかしクラタニ氏イチモト氏は、NORTHERN SOUL などに絞る方向付けをしてこられた。踊り好きの僕にとって、NORTHERN SOUL は実に気持ちよくエキサイトして踊れる魅力的な音楽である。そのような音楽だけで構成されるイベントが存在するということは素晴らしいことだと思う。

 しかし、このことが SOUL SURVIVORS の動員数を減少させた原因ではなかろうか。NORTHERN SOUL や MODERN SOUL はとても気持ちよく踊ることが出来る音楽である。が、知名度(というか一般うけ)が低い音楽である(らしい。←付け焼き刃の知識であるが)。現状、そのような音楽だけでたくさんの客をよぶのは難しいのではなかろうか。

 僕は、体力のない現在の状況下では、当初のように幅広い(?)ジャンルで SOUL SURVIVORS を催すべきだと思う。まずはイベントを続けるための体力をつけるべきだろう。

 これは決してオーガナイザー両氏の(SOUL SURVIVORS の方向性についての)意志に反するものではないと思う。こうすることは「後退」ではなく、あくまで「転進」だと思う。両氏が両氏の目的(← NORTHERN SOUL などに絞ったイベントを催す)を達成するには、まわり道かもしれないが、確実な道だと思う。

 SOUL SURVIVORS を両氏が目的として捉えられておられるのか、目的のための通過点として捉えておられるのかは分からない。が、やるからには大いに盛り上げていただきたい。その目安が動員数であろう。

 戯言はこのへんで辞めよう。つべこべ述べてきたが僕の最大の希望は、SOUL SURVIVORS でより楽しく踊りたいということである。ようは「もっと楽しませて!」と言いたいのである。

 そのために、わがまま勝手に考えたこの意見、みなさんはどう思いますか?

Betch :Web サイト→ Betch's home page

→読者のひろば目次