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突撃! ネコの河原町ガイド Cafe OPAL

1六曜社へ突撃!

六曜社の看板「六曜社」はボクが京都中で一番好きな喫茶店です。ボクは自分の道楽のひとつとしてコーヒー研究というのがあって、金と暇にあかせて色々遊んでいるのですが、六曜社地下店の昼間を仕切っているオクノオサムさんは、ボクがコーヒー研究を進める上での師匠だと勝手にこちらで決めている人です。ではそのオサムさんとはどういう人なのでしょうか。

ボクのコーヒー師匠を紹介するにゃあ

オサムさんPhoto オサムさんは現在 47 歳。という事はあの 60 年代後半にハイティーンだったという筋金入りのカウンターカルチャー世代です。ジャックスやエンケンのデビューに刺激を受けた 10 代のオサムさんは自らもギターを手にし音楽活動を始めます。京都と東京を行き来しながら 20 代を当時のユースカルチャーの中で遊びまくったオサムさんはやがてしだいにコーヒーの魅力に取りつかれていくことになります。そこにはロック喫茶などで働いていた事も影響していたかもしれません。

 やがて「喫茶店経営」という雑誌を片手にコーヒーの研究に乗り出したオサムさんは、当時の(今も?)コーヒー業界三大派閥(銀座の「ランブル」派・大阪の「エリタテ」派・そして「バッハコーヒー」派)の制覇を皮切りに、日本全国の有名コーヒー店を回って徹底的に研究をすすめます。自らも様々な機械を購入し、試行錯誤を重ねながら、ある境地に達したと感じたオサムさんは、当時家族で経営されていた喫茶店で働くことになりました。

「六曜社」スタイルの誕生だにゃあ!

 それが「六曜社」だったのです。「六曜社」は 1950 年にオサムさんの後両親が始められたお店で、開店当初は地下のみの営業だったのですが、そのうち一階も借りて、一階が喫茶・地階がバーという形態になります。その地階の昼間の時間を任せられる形でオサムさんがコーヒーを出すようになり、現在の六曜社スタイルができあがったのです。

 オサムさんは毎朝自転車で 5 分程かけて六曜社に出勤します。そして午後 6 時にはバータイムをやられているお兄さんと交代し、自分は専用の焙煎所に向かいます。そこでコーヒー豆を煎りながらギターをかき鳴らし、自作の歌をうたうのです。六曜社のコーヒーには歌ごごろがある、とオパール店主が訳のわからない事をいうのもそのせいかもしれません。といってもボクには歌ごごろなんてよく分からないんですけど。にゃあにゃあ。

ウンチクおやじにはウンザリだにゃあ!

コーヒーを入れるオサムさん オサムさんのカフェ体験の原点は 60 年代後半にあるので、あの頃のような風通しが良く、人々の活動の拠点となるようなカフェが理想です。故に今でも休日に大阪などにフラフラ遊びに行った際には、「コンテンツレーベルカフェ」のような所に行ったりします。逆に職人気質的なコーヒー専門店には批判的です。これにはボクもまったく同感で、ボクも自分のコーヒー研究のために色々なコーヒー店を回るのですが、職人気質的な有名店のコーヒーおやじにはうんざりさせられる事が多々あります。滔々と自らのコーヒー論を開陳し、「あんなのはコーヒーじゃない」「正しいコーヒーの飲み方はこうだ」と説教をしたりしますが、コーヒーの正しい味とか飲み方なんてあってたまるか! 確かに明らかなうまい / まずいはありますが、細かい所は個人の趣味だろうし、なによりそこで楽しんでコーヒーが飲めるか、くつろげるか、が大切なのではないでしょうか。そういうおやじの店にかぎって何やら空気が淀んでいて、おいしいはずのコーヒーもまずく感じちゃうんだなあ、にゃあにゃあ。

 そういう意味でやはり「六曜社」は最高! コーヒーはおいしいし、雰囲気も抜群。それは今だに音楽活動を続け、遊び続けているオサムさんだからこそ可能なのかもしれません。

やっぱりオサムさんはボクの師匠だにゃあ!

 最後にオサムさんに最近のカフェブームについて聞いてみました。「最近のカフェは、昔ボクらが遊んでいた頃のカフェに傾向が似てきたんではないですか。お客さんのカフェの使い方も。そういった意味で、ボクは大歓迎ですよ。ただ日本のカフェ・喫茶店は、〈内面をみつめる〉といった要素が非常に大切だと思うんです。だから、やたら開放性を強調したオープンカフェなんかはどうかなと思いますよ。特に京都ではね。」

 う〜ん、なるほど! やはりオサムさんはボクの師匠だ! にゃあにゃあ!

地図だにゃあ!

六曜社地図 Cafe OPAL 六曜社珈琲店
住所
〒604-8031
京都市中京区河原町三条下ル
電話
075-241-3026
営業時間
1階・8時半〜 23 時
地下・11 時〜 18 時(コーヒー)
18時 〜 24 時(BAR)
定休日
水曜(地下店のみ)
創業
1950 年



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