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2004・3月5日(Fri.)

社団法人
日本映画テレビ技術協会
入会のオススメ

> 社団法人 日本映画テレビ技術協会

 みなさん、こんにちは。本日は、月に 2 〜 3 回は映画館に行っちゃうという熱狂的映画好きの方に耳寄り情報をお送りします。って有名な話でしたらすいません。

 映画好きのみなさんにとって悩みの種は、やはり、高すぎる入場料ですよね? このデフレ、価格破壊の世の中にあって、大人 1,800 円、学生 1,500 円、世界的にも高額の部類の入場料がずっと値下がりしないとは。

 最近は、200 円ほどの割引券付きの、上映予定作紹介リーフを配る劇場もありますけれど、そもそも大人 1,800 円の上映料金が異常であることに気づいていただきたいと思うのです。モノによっては、DVD の方が安いというのは、異常事態ですよね? 映画得するデーの千円均一でも高すぎる。一般 500 円〜 700 円くらいが適正価格だと思うのです。気軽に食べられるラーメン一杯分くらい。

 それはともかく、なんとか安くで映画を見る方法はないものか? ひとつは RCS の会員(年会費 7000 円・入会金無料)がオススメです。京都みなみ会館、滋賀会館シネマホール、京都イタリア会館などの RCS 上映作品が、割りモリ料金で見ることができます。6 枚つづりの回数券ももらえるし。さらに RCS 会員は連続で更新すると、6 年目からヴィンテージ会員に昇格してさらにお得。

 もう一つ、なんとヤング諸君もシルバー(シニア)料金で映画を見ることができるのが、「日本映画テレビ技術協会」の会員である! ババーン!

 映画やテレビ業界人じゃない方も、

  • 日本映画テレビ技術協会の目的及び事業に関心を持つ個人の方
  • 映画及びテレビジョン技術等の映像に関連する仕事を志す学生の方

 …なら、「準会員」になることができるのです。

 準会員証をゲットして、劇場窓口で提示すれば、東京都、愛知県、大阪府、京都府、福岡市、神奈川県、宮城県、札幌市、埼玉県、千葉県、広島県、兵庫県、奈良県(2004 年 3 月現在)の映画館において、原則としてシルバー料金で、割引入場できます。

 一般準会員の場合、入会金 2,000 円、年会費 12,000 円、一年間有効の会員証発行費用が 500 円、と、初期費用計 14,500 円が必要で、若干高めですが、一般 1,800 円で映画を見ている方なら、年間 19 本以上ご覧になれば、元が取れる計算になります。

 どうです? 日本映画テレビ技術協会の目的及び事業にむらむらと関心が湧いてきたのではないですか? 入会方法など詳しい情報は、日本映画テレビ技術協会のサイトをぜひご覧ください。

http://www.mpte.jp/

 会員証用に証明写真が必要だったり、入会金+会費を振り込んだりの入会手続きはちょっと面倒ですが、ぜひこの機会に、日本映画テレビ技術協会の目的および事業に関心を持っていただいて、準会員になって、映画を見まくって、映画を見た後はカフェ・オパールにお寄りいただいて、とオススメする次第です。

 会員証の有効期限は、毎年 4 月から翌年 3 月ですので、4 月の早い時期に会員証をゲットできるよう、いますぐ申し込まれるのがバチグンのオススメです。

 ちなみに、準会員になると、日本映画テレビ技術協会発行の「映画テレビ技術」という冊子が毎月送られてきますので、日本映画テレビ技術協会の目的及び事業に対するあなたの興味が満たされることウケアイです。

 たとえば 2004 年 1 月号には、「映画『座頭市』の撮影〜柳島克己カメラマンに聞く〜」(Text by 中島秀一)という記事があって、北野監督は流行りのノンリニア(デジタル?)編集を嫌って、昔ながらの「ムビオラ」という機械を使って編集されているそうです。なるほど、『座頭市』の傑出した編集の見事さはそういうこだわりから生み出されているのだなあ、というか、そういう技術的な記事が掲載されていて面白いです。

 余談ついでに書いておくと、『座頭市』では、吹き出す血が CG で加えられていましたが、この作品の衣装は黒澤明監督の娘さんが集められた高価な古着なので、予備の衣装が用意できず、血ノリで衣装が汚れるのを避けるためだった、とか。って有名な話でしたらすいません。

 それでは、あなたもぜひ、日本映画テレビ技術協会・準会員になって、快適映画好きライフを満喫ください。

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