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地獄のお気楽
スペイン観光


08-01 Mallorca - Madrid

08/Aug./2002(THU.)

マリョルカ〜マドリード

 オラ。昨日のドライブ疲れかボヤボヤーンと起き出す。本日はマリョルカから空路マドリッドへ向かう予定。

画像をクリックすると別ウィンドウで表示(裸眼立体視・平行法)

 

 オテル・トリップ・ハイメ III をボケーッとチェックアウト、荷物をフロントに預け飛行機の時間までパルマをボケボケーッと散策。


 

 ビーチのカフェ「カフェテリア・ガビィ S Cafeteria Gaby, S」で休憩。


 

 ガーン、またもや生クリームてんこ盛りタイプ。しかも、とってもファンシー。2. 1 ユーロ。


 ホテルから荷物を引きあげ、タクシーで空港へ。エアヨーロッパ航空にすんなりチェックイン、ボーッとしている間に一時間後マドリッド到着。


 

 地下鉄で、空港駅→マル・デ・クリスタル Mar de Cristal →ゴヤ Goya 、で乗り換え。こんな感じで路線ごとに色分けされていてわかりやすい。


 

 セビーリャ Sevilla 駅到着。ちなみに地下鉄は全線共通どこまで乗っても 0. 87 ユーロ。うーむ安い。公共交通機関はこうでないと。


 

 地上に出て、おっと、ありましたありましたオテル・アストリアス Hotel Asturias。すぐ近所に国会議事堂もある首都のド真ん中。三つ星で結構ボロい感じ。すんなりチェックイン。エアコンなし、部屋の鍵とかガタガタです。大丈夫か?


 

 時刻は午後 6 時、T 子さんは疲れた寝る、というので私一人マドリードを散策。歩いて 5 分で、「マドリードのへそ」と呼ばれるソル広場へ。こんな感じのカッコいい建物がバンバン建っております。


 

 無闇に大層な巨大物件多数。少し横道に入ると途端に古い街並み、猥雑感漂って、首都マドリードである。うむ。


 プラプラと散歩して 8 時頃、いったんホテルに戻って T 子さんをたたき起こして夕食へ。さて、どこに行きましょうか? T 子さんは風邪気味で胃の調子もよろしくなく、それでは日本料理だ! とガイド本に乗ってた日本・中華料理店「花友 Janatomo 」へ向かう。

 ホテルから歩いて 10 分弱、「花友」発見、ガーン、閉まってる! 「8 月いっぱい休み」との貼り紙。バカンスですか、豪勢ですなー、と見るやその隣も日本料理店、その名も「日本の味本陣 ろばた」は営業中なり。

 日本人女将に「いらっしゃいませ。おふたりさん? カウンター席でいいかしら?」と誘導され。高品格似の親方、小池さん似のサブ親方、そして作務衣を着たスペイン人数名がたち働く。黒と朱塗り木造基調の店内は和風であるが、壁に巨大な静物画油絵がかけられていたり、と、ハリウッド映画に登場するような「微妙に勘違いされた日本」風。

 私は定食「ろばた膳」を注文。27 ユーロ。…高級料理ですなー。運ばれた膳を見て唖然。直径約 40 センチ、高さ 30 センチの巨大なお椀である。うーむ。パカッとフタを開けると、天麩羅、刺身、卵焼きなど。パク。モグモグ。う、う、うまい! やっぱり日本料理最高ですね。私は望郷の念を禁じ得ず。ずずずー。味噌汁がこんなにおいしい食べ物とは! えへっ、なんだかしょっぱいや。

 野菜天麩羅の中身はスペイン風巨大ピーマンだったりもしますが、天麩羅という料理法はいかなる食材にも応用可能なのだ、日本料理最高。

 あまり食欲のない T 子さんはキツネうどん、9.10 ユーロ。た、高い! …ですが、東京ならそれくらいするところもありますよね? 少しいただいたのですが、実に普通のキツネうどんでした。関東風か。

 我々は、地元スペインのビールを飲んだのですが、アサヒ、サッポロ、キリンなどの和ビール(値段高め)もあり。周囲は、スペイン人と思しき客ばかりですが、みなさん上手に箸を操ってはりました。

 女将が親方に、「7 番さんとこのマグロ、いいとこ出して!」と日本語で命じてるのは、ハリウッド映画で突如日本語が発せられたかのような、違和感を覚える。一品料理をサーブするのに巨大しゃもじに乗せて運んだり、など異次元の日本。軽い食事で 43.12 ユーロは高いですが、スペイン料理の日本での値段を考えればこんなもんかしらん。オススメ。

 ホテルに戻って寝た。次回「プラド美術館の 3 時間 その 1」。アスタ・マニャーナ。

BABA


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