<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>レビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/reviews/atom.xml" />
   <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3</id>
    <link rel="service.post" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3" title="レビュー" />
    <updated>2008-08-24T12:51:14Z</updated>
    
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type  3.2-ja-2</generator>
 
<entry>
    <title>「闇の子供たち」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/08/24-214909.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1774" title="「闇の子供たち」" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1774</id>
    
    <published>2008-08-24T12:49:09Z</published>
    <updated>2008-08-24T12:51:14Z</updated>
    
    <summary>Text by Matsuyama 「ペドファイル」と呼ばれ幼児・小児性愛者、ま...</summary>
    <author>
        <name>ポッペイ</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆☆" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by Matsuyama</address>

「ペドファイル」と呼ばれ幼児・小児性愛者、または「ペドフィリア」と呼ばれる幼児・小児に対する性的嗜好者たちは、私たちの周辺で普通に生活している。
]]>
        心に闇を抱えながら家族と共に“幸せに”暮している者もいるだろう。トッド・ソロンズ監督のカルト・ムービー「ハピネス（１９９８年）」では、そんな小児性愛者に対しても、一人の人間として愛すべきキャラクターとして観た人も多かったようだ。そんなふうに日本でも小児性愛者のような変態や、無関係の人間をも傷つけるような精神分裂者を賞賛するような人間たちが一部のサブカルチャーに存在しているし、そのようなキショクの悪い連中が出入りするショップもある。児童に対する性行為はオトナの世界のレイプやセクハラといった性においての例外ではなく、そこには同意なんてありはしない、いかなる場合でも子供たちの意思など介在していないのである。

梁石日（「月はどっちに出ている」「血と骨」など）原作のこの作品は、あまりの内容の強烈さから映画化不可能といわれていたという。また、現地ロケではマフィアの存在も脅威となり（ドイツのクルーが同テーマの映画を作ろうとタイのロケに挑んだ際、マフィアに銃で襲われたという）、子役に対する様々な配慮にも苦労したということで、制作者側の緊張感もハンパじゃなかったという。

昨年の日本映画界における“本当”の最高傑作、周防正行監督による「それでもボクはやってない」に続く社会派作品「闇の子供たち」は「どついたるねん」で大阪下町模様から出発した阪本順治監督がタイのアンダーグランドに描いた「加害国日本」。欧米白人も含め加害者たちの醜い裸体とキショクの悪さ、品のなさがリアルに映し出されていることに「何の言い訳も許されないぞ！」という告発であると同時に、あまりのセンセーショナルなテーマに、加害者役の白人、日本人は大きなリスクを背負ったであろう。

親からも社会からも見放され売られた子供たちの中には、エイズで弱りきって“使い道がなくなった”子供はゴミ袋に入れられゴミ収集車に投げ込まれたり、健康な子供は生きたまま内蔵を取られ、カネ持ちの病気の子供に移植されるということが描かれている。ドキュメンタリー作品ではないが、どれもが事実なんだろうと思われる。

拝金主義、排他的思想、無自覚な差別意識は余命僅かな重病の我が子を救うため、悪魔の選択を肯定するが、少なくともその選択肢は私には“無い”。子供を救うために最後に捧げられるものといえば自分の命しかない。偽善でもなんでもなく、それが親として、人として正常なのだ。

そんな風にこういう作品はいくらでも表舞台で議論されるべきなのであるが、今の日本映画界は非常に残念なことになっている。

テレビ局主導のくだらない映画ばかりがマスコミを賑わし、意図的にヒットさせ、賞を与え、いかにもそれが一流の国産映画かのように評価されていることにそろそろ気付くべきだと思う。
テレビ局主導のくだらない政治家ばかりがマスコミを賑わし、意図的に支持させ、賞賛を与え、いかにもそれが正義の政治家かのように評価されていることにそろそろ気付くべきだと思う。

政治の話をされると頭がイタいかもしれないが、２００５年郵政選挙（第44回衆議院議員総選挙）で竹中平蔵が“テレビ情報を信じる国民”を「国民B層」と定め、徹底的に「国民B層」が「小泉が正しい！」と思い込むよう、全チャンネルを席巻した。だから今でも小泉純一郎は無知なオバサンにばかり人気があるのである。

作品に話を戻す。大手新聞社のバンコク支社で記者を勤める南部浩行を江口洋介が演じる。児童の売買、臓器移植を取材する中、彼の全ての言動を伏線として、その江口洋介でなければ成立しない強烈なラストに私は唖然としたのである。それは取って着けたようなの安っぽいオチと見られるかもしれないが、それまで描かれた全てが、そしてそれを見ていた私たちも、一点の真っ黒な闇ににものすごいスピードで引きずり込まれてゆくような感覚は、誰もが持つ様々な心の闇とリアルに重なるのではないだろうか。また、それは告発フィルムか？映画か？という問いに対してもドッシリと映画然としていることの証にもなっていると私は思う。
同時にそのラストは、宮崎あおい扮する自分探しのボランティア女性に対し、偽善的でイタく感じることを、私自身が持っていないモノへの言い訳に過ぎなかったことを思い知らされた瞬間でもあった。

正直、タイ人キャストの演技のクオリティの高さにギャップを感じてしまったのだが、江口洋介はやっぱり「イイ」と改めて言わせてもらいたい。「あんちゃん」路線から「シリアス」に転向して本当に良かったと思う。映画マニアだけではなく、多くの人にこの映画が持つメッセージ性を伝える役割は十分に果たせているのではないだろうか。

エンディングは桑田佳祐の曲で締められるが、あくまでも主観で言わせてもらうと、どんな曲でも心が無い、バラードでも響いてこない、「勝手にシンドバット」以来、けっきょくヒット第一主義的な作詞作曲を続けてきた、いかにも“賢い”桑田佳祐の曲を起用したことには矛盾を感じたのだが、少しでも多くの人に観て欲しいという点で、これも絶対の手段だったのかと納得したのである。いろんな意味で絶対のオススメなのでございます。


    </content>
</entry>
<entry>
    <title>「ひゃくはち」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/08/23-183309.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1773" title="「ひゃくはち」" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1773</id>
    
    <published>2008-08-23T09:33:09Z</published>
    <updated>2008-08-23T09:37:02Z</updated>
    
    <summary>Text by Matsuyama 子：父さん、この映画わかった？ 父：何のこと...</summary>
    <author>
        <name>ポッペイ</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆★★★" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by Matsuyama</address>

子：父さん、この映画わかった？

父：何のことだ？

子：だって、父さん野球に興味ないでしょ。

]]>
        父：いや、大体のことは知ってる。ボールをバットで打って、時計と逆回りに走ればいいんだろ？

子：でもスクイズとか知らないじゃん。

父：それは父さんの時代に無かっただけだ。最近の若いのはそういうマニアックなことにだけは詳しくて、基本的なことに目を向けないんじゃないじゃないかな。大事なことはスクイズじゃなくて、どうして、あえて時計と逆回りなのかってことなんだ。

子：そんなこと知ってるの？

父：ああ知ってるサ。時計回りっていうのはなぁ、東から昇る太陽を意味しているんだ。それは地球を中心に考えられているからだ。じゃぁ何故、野球は逆回りかというと、太陽を中心にした惑星の動き、それが逆回りなんだ。

子：何だかこじつけのような…。

父：いや、こじつけなんかじゃない。太陽の惑星を数えてみろ。

子：水金地火木土天海冥（後に冥海となり、現在冥王星は準惑星ということに）、１、２、３、４、５、６…あっ！

父：なっ、わかっただろう。もうよそう、そんなことはどうでもいいのサ。なかなかよく出来た映画だったじゃないか。高校球児の「知られざる真実」がよく描けてる。

子：いやボクはそうは思わなかったよ。今どき高校球児がタバコ吸ったり、合コンしてお酒飲むなんてことで「そんなこと知りたくなかった！」なんてオメデタイ人いると思う？意外に思った？原作はどうか知らないけど、この監督なんかズレまくってるよ。野球部の練習風景以外は全然リアリティがないと思ったね。

父：マッ○○○○、お前スルドいぞ！たしかに、たしかにヘンなんだ。父さんもそう思って観ていたんだ。セリフもおかしいんだよ。女子大生との合コンが始まる前に「相手が女子大生だからって“気負う”ことないよ」って、「気負う」なんて高校生の言葉としては不自然なんだ。大体、女子大生と合コンていうのも百歩譲ってアリだとしても、相手は美大生？もしくは美術に関心のある大学生か？そこにリアリティがないんだ。高校球児がデートでダダイズムの展覧会に行ったとしても、如何にも高価そうな図録を買って帰ることにリアリティがまったくないんだ。監督の知識を全て詰め込みましたって感じてしまうんだ。

子：言いたいこと言われちゃったけど、そうなんだよね。光のあたらない補欠というポジションに焦点を置いたのは面白いと思うんだけど、面白いのはそこだけで、それを父さんみたいに「現代の格差社会の問題を浮彫りにした作品」を期待して観に来た人はズッコケるんじゃないかな。感覚がズレまくってるからね。

父：「諦めムードが蔓延している時代」って監督の森義隆は言うけど、そんな風に現代社会を意識してなかったら、まぁまぁの作品だと思うんだ。でも監督自身も元高校球児で２００１年に二十歳代でテレビ業界に入って、業界の法則に染まってしまってるんだろうなぁ。２００１年っていえば小泉政権発足時でテレビが完全に体制側の洗脳装置になってしまった時期だから、捏造も多々あるから、ここで描かれるような「従う」ことがしっかりと身に付いてしまった元高校球児っていうのがいちばん扱い易いんだと思うんだ（などと勝手に監督さんを分析しておりますがあくまでも主観です）。マスコミ業界内部にいるとちょっとは世間を知った気になっているのかもしれないけど、実は何にもわかってない。他人を蹴落としてでもベンチ入りしようとする。ライバルがケガで脱落したことを喜ぶなんてことは強豪校野球部では普通の世界なんだろうけど、それを「戦いを諦めて社会を批判するオトナ？（っていう見方もよくわからないけど）」と対比させたら「それは違うだろ！」って思うよ。

子：言いたい放題だけど、主役の子の父親が息子のベンチ入りが決まって泣いているシーンで父さんも一緒に泣いてなかった？

父：内容がどうであれドラマに泣かされることはよくあることなのサ。実際主役の２人も高校生の純粋さが上手く出てたしね。冷血だけど憎めない竹内力の監督役も良かったと思うし（微笑）、って竹内力の顔を思い出したら父さんちょっと恐くなってきたよ。あんまり悪く言ったら殴られそうでサ。

子：	でもこの映画ダラダラと長過ぎるよ。タイトルの「ひゃくはち」は煩悩の数と硬式ボールの縫い目の数っていうのも、なんだかどうでもいいように思うし。まぁそれは原作の問題か？　でも、それだったら父さんが言ってた「太陽の惑星」のことの方がスゴいと思ったよ。アレ本当のことなの？

父：さぁね。でもひとつ言えることは「辻褄を合わせて捏造することなんて簡単なこと」ってことなのサ。ところで○○○○、明日は父さん一人で観に行くからナ。

子：どうしてさ？

父：お前を闇の世界には連れて行けないんだよ…。


    </content>
</entry>
<entry>
    <title>「ダークナイト」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/08/14-190135.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1761" title="「ダークナイト」" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1761</id>
    
    <published>2008-08-14T10:01:35Z</published>
    <updated>2008-08-15T17:12:54Z</updated>
    
    <summary>Text by Matsuyama 子「父さん、昨日、友達に父さんのこと言ったら...</summary>
    <author>
        <name>ポッペイ</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆★★" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by Matsuyama</address>

子「父さん、昨日、友達に父さんのこと言ったら『それは電波系オヤジだ』って言われたけど、父さん電波の研究もしてたの？

父「…」
]]>
        <![CDATA[子「すごいね」

父「なぁ◯◯◯◯、父さんはバカにされているのだよ。『電波系』っていうのはねぇ、一部の猟奇犯罪者が『電波にコントロールされている』って共通して言うことから、街のヘンな行動をする人、トンデモなことばかり言う店主のいる店なんかを、一部のアングラ系漫画家が『電波系』ってジャンル付けて笑いの対象にしていたんだよ。でもね、そういう人たちの中には先天性の障害を持った人や、想像を絶する辛い出来事がきっかけでそうなってしまった人も多いから簡単に笑い者にしてはいけないんだよ。『電波系』を作った人たちは『そうじゃない、笑い者にしているワケではない』って言うかもしれないけど『じゃぁ何なんだ！』って言ってやるよ。そんな邪悪な世界にこそジョーカーが現れるのサ」

子「ダークナイト！」

父「ババーン！　クリストファー・ノーラン監督！　前作よりも面白かったぞ！」

子「でも父さん最初の方の１５分くらい寝てたじゃん」

父「えっ、あっ、あれはだな、父さんはクリスチャン・ベイルの顔を見たらつい眠たくなってしまうんだ。あの人１年間寝てなかった人だから、顔見るだけで『寝なきゃ』って思って、ホントに眠たくなってしまうんだよ」

子「それ『<a href="http://www.cafeopal.com/reviews/05/apr/reviews050411.html">マシニスト</a>』って映画の中の世界ですから、そういう役やってただけですから、本人はちゃんと寝てたサ」

父「お前寝てるとこ見てたのか？　あいつ今だってヤツれたトム・クルーズみたいな顔してるぞ。あれは絶対寝てないね」

子「いやいやクリスチャン・ベイルは元々ああいう顔だって。トム・クルーズがヤツれているわけじゃないから。ややこしいんだよ、父さんは。で、『ダークナイト』だけど、いきなりオチ言っちゃってイイ？」

父「えっ、あの映画でオチなんてあるのか？」

子「たぶん見抜いたのはボクだけだと思うけどね、実はジョーカーという存在はね、バットマン、即ちブルースの妄想で、ジョーカーはブルース自身なん…」

父「マっ、◯◯◯◯、それは『マシニスト』のオチだぞ！　親子でこんなことばかり言ってたら誰にも読んでもらえなくなるぞ。話を元に戻そう。とりあえず今回はネタバレ少しだけあるけど」

子「前回もそうだったけど、今回はさらに（視覚的に）暗い世界だったね。ゴッサム・シティもずいぶんシンプルになってるし」

父「そうだね。ゴッサム・シティがそれだけ荒んでいるということなんだ。モノレールは前作『<a href="http://www.cafeopal.com/reviews/05/jun/reviews050624.html">バットマン　ビギンズ</a>』で破壊したからねぇ。ああいうオンナ、コドモを寄せ付けないような映像作品を堂々と作るところがシビれるんだよねぇ」

子「ジョーカーを殺すチャンスは何回もあるのにどうして殺さないのさ、シリーズが終わってしまうから？」

父「いやそんな単純なことじゃないと思うよ。ジョーカーの存在によって地下に潜んでいた悪が暴かれる。悪があるから、ヒーローも存在するんだけど、そのバランスを保つには悪が無くなっては困るのサ。悪がなければ無理矢理にでも作らなければならない。誰にでもある邪悪な要素を引き出して、意図的にでも悪を作り出すのがジョーカーの役割なんだと思うよ」

子「邪悪な心って誰でも持っているの？」

父「そうなんだ。特に◯◯◯◯なんかは生まれてからまだ８ヶ月だから、邪悪の塊のようなものなんだよ。悪というのは欲望を満たすためには手段を選ばないことなんだ。お前はまだ欲しければ泣きわめくだけだけれど、このまま父さんや母さんが何も教えないまま大きくなれば、奪ったり殺したりするようになるのだよ。『シティ・オブ・ゴッド』のような世界になるのサ。それでも父さんたちも善意に満ちあふれているわけではないんだ」

子「じゃぁ人は善人にはなれないの？」

父「１００％は無理だと思う。たとえなれるとしてもものすごい修行をしなければならない。でも、この映画の中では２隻のフェリーのシーンで描かれているように、１２時までに起爆スイッチを押して他方のフェリーを爆破しなければどちらも爆発するという状況で、今現在、自分が生きていることで、相手がスイッチを押していないことに気付き、自分は生きているのではなく生かされていることを知ったとき、そこにいた人たちは善意に満ちていたんだ。１２時になってもフェリーは爆発しなかったのは、悪のない場所にジョーカーの悪意は及ばなくなるということなのサ」

子「なるほどね。で、深読みはないの？」

父「もちろんあるよ」

子「でた！　電波系」

父「電波系って言うな！」

子「じゃぁ何て言えばいいのさ」

父「ファンタジー系」

子「……」

父「さて、アメリカン・ヒーローというものなんだけど、これは誰もが知っている通り『ヒーロー＝正義＝アメリカ』で、それはたとえダーク・ヒーローであるバットマンであっても同じことなんだ。ブルース・ウェインのように大富豪で慈善事業家で、金で買えるものはすべて手に入れることができ、軍事力も強大。そして司法も行政にも力が及ぶことが出来るのは誰か」

子「ロックフェラー？」

父「正解！　デビッド・ロックフェラーを当主とする現ロックフェラー石油財団が今の世界の最高権力なんだけど、アメリカを手中に収めている一族は利益を得るため多くの戦争を仕掛けてきたんだ。大統領はただのお飾りだから、JFKみたいに勝手な行動をとったら、ああやって暗殺されてしまうのサ。前作『バットマン　ビギンズ」では、独立後の合衆国が日本に勝ってから冷戦の初期を描いていたんだと思う」

子「えっ、そうだったの？ボクが思っていたのは９１１同時多発テロ以降の復讐の正当化を描いたのかと思ったんだけど」

父「それでもいいんだ。いろんな解釈があっていいんだよ。◯◯◯◯、いいか、人に流されず、自分の意志は簡単に曲げるものではないんだ。正しいと思ったら貫きなさい。そして間違いだったとわかったら素直に認めなさい」

子「うん、わかったよ。じゃぁ『ダークナイト』の父さんの解釈を聞かせてよ」

父「そう、新作ではロックフェラー、そしてアメリカの弱体化を描いているんだ。バットスーツは動き易いように改良はしたけど防弾性が弱くなり、バットモービルも途中で動作不能になったのは、国力が落ちたことだろうね。ロックフェラーは蛇口から流れ出る水のように＄紙幣をすり続けてきたことで＄の価値もなくなってきた。ジョーカーがそれを暴いている」

子「どうしてレイチェルは死ななければならなかったのサ？」

父「レイチェルという名を聞けば思い出すんだ。父さんが若いときの夜遊び仲間のひとりにレイチェル（自称、もちろん日本人、日本人ガオ）ってのがいてねぇ、って話を他人にすると、どこのグループにも自称レイチェルってヤツがいたみたいなんだよ。それもオトコだったりオンナだったりして。レイチェルって（笑）…ねぇ」

子「父さん、ダメだよ話しそらしちゃ！」

父「オォっと、スマンスマン。レイチェルってブルースの幼なじみだよね。ロックフェラーにとってのブッシュ一族のような存在だと思うんだ。レイチェルが死んでハーヴェイ・デント検事が生き残るだろう。ハーヴェイ・デント役ってティム・バートン版では黒人だったんだけれど、そこが気になるんだ。ちなみに次期大統領は最初からオバマに決まっているらしいねぇ。よくわからないけど、とにかくアメリカ国民の意識が変わってきているということが『ダークナイト』最大のヤマなんだ。さっき触れたフェリーのシーンだ。もう戦争をするアメリカは好きじゃないっていうことなんだよ」

子「中国人のラウって出て来るけど、どういう存在だったの？」

父「そこも父さんにはわからないのサ」

子「何で？」

父「そこで寝てたのサ…
　　　　　もう一回観ますか…」

子「長いからイヤ！」

父「バッチグーのオススメ」

子「それダサイよ」

]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>「ハプニング」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/08/11-015154.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1756" title="「ハプニング」" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1756</id>
    
    <published>2008-08-10T16:51:54Z</published>
    <updated>2008-08-10T17:26:53Z</updated>
    
    <summary>Text by Matsuyama 失礼します。 これから、たぶんこちらのサイト...</summary>
    <author>
        <name>ポッペイ</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆★★★" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by Matsuyama</address>

失礼します。

これから、たぶんこちらのサイトで時々レビューを書かせていただくことになります松山禎弘と申します。私はババさんこと故松山和弘氏の弟、親族と間違えられることがありますが、そうではありません。ある意味、弟のような存在かもしれませんが、いや、ソッチのアレじゃなくって、歳も２つ下ですし、他人という言い方も寂しいものですから。

それでは、私が耳にした、ある父と子の会話、題して「父から息子へ伝える映画鑑賞法」のレポートを公開いたします。

]]>
        <![CDATA[
<big><strong>「ハプニング」</strong></big>

父「人類は滅びたいのか。ババ〜ン！」

子「父さん、ババ〜ン！までセリフ短くないですか？」

父「よく聞け○○○○、ババさんのババ〜ン！と父さんのババ〜ン！は違うのだ」

子「でもババ〜ン！は使うの？」

<small><span style="font-family: monospace">※</span>ババさん、すんません「ババ〜ン！」使わせてもらいます。</small>

父「人類は滅びたいのか。ババ〜ン！『ハプニング』サイコーだったよな○○○○」

子「え〜、ボクはぜんぜんダメだったよ。シャマランは大好きだったけど、前作の『レディ・イン・ザ・ウォーター』からパッとしないんだよね。いや、今回は最悪かも。シャマランらしいスカした落ちもないしね。観たまんまじゃん。結局、自然界が地球上で最もジャマな存在の…」

父「マっ、○○○○ちょ、ちょっと待った。それはネタバレってやつだな！先に言っておかないと周りで聞いている人に迷惑が掛かるぞ」

子「あ、そうだったね。<strong>以下ネタバレあります！</strong>　そうそう、それで、植物どうしが連携して有毒ガスを発生させて、ジャマな存在の人類を抹殺しようという話なんだけど、それが観たまんまで、わかり易っていうかぁ、説教臭い感じがゴアっぽくてなんか嫌でさぁ。だってあの映画アメリカでも、日本でも評判最悪じゃん」

父「なぁ○○○○。父さんはお前にそんな映画の観方を教えた覚えはないぞ。父さんはお前にいつも言っているはずだ。評判をアテにするなと。特に前評判が悪いだの、初日の興行成績が大失敗だのいう噂は絶対に信じてはならないのだよ。成功か失敗かなんてのはな、いかに宣伝費を使ったかどうかによるものなんだ。ハリウッドというところはな、上層部にとって、またアメリカ政府にとって都合の悪い内容の作品、特に９１１以降に多いタイプの作品は積極的に宣伝したがらないのだよ。『アイ・アム・レジェンド』がいい例じゃないか。あんなにカネのかかっていないチャチな作品に膨大な広告宣伝費を使って大成功させたんだ、SHISEI◯OのTSUB◯KIシャンプーみたいにねぇ。その影には『インベージョン』という、噂でいわれるところの大失敗作があるということを忘れてはならないのだよ。なぁ○○○○。お前だって今までシャマランの作品を全部観てきて、面白い、大好きだって言ってたじゃないか。前作だって<a href="http://www.cafeopal.com/reviews/2006/10/06-202108.php">ババさんのレビュー</a>読んで一緒に納得し合ったじゃないか。何故シャマランを信じてあげようとしない？お前の中ではもうシャマランはダメなのか？　そうじゃないだろ。次の作品もまたその次も観たいって思うだろ。それがシャマラン作品なのだよ。さぁ、もう一度思い返してみよう」

子「父さんゴメンよ、忘れてたよ。ボクはADHDかもしれないね」

父「実は父さんもADDのケがあるのだよ。オトナになってHは治ったけどね。遺伝だったらスマナイねぇ。さぁ『ハプニング』の話に戻そう。お前も知っている通り、父さんは長年カフェ・オパールに通って、そこのマスターやババさんから映画の観方を教わってきた。勧められて副島隆彦の本も沢山読んだサ。今回の『ハプニング』を観てお父さんはドキッとしたぞ。元ネタを知っていたからねぇ」

子「で、でも、この話自体シャマランの創作なのにどうして父さんにわかるのサ？」

父「お父さんはシャマランのことがわかった訳じゃないんだ。シャマランもお父さんもある事に注目していたというだけなんだよ。それはね、まずは『<a href="http://www.soejima.to/">副島隆彦の学問道場</a>』の中の『私たちは、ＳＳＲＩ、リタリン、プロザックなどの抗うつ剤<small>（興奮させる薬物）</small>に注意し注目しなければいけいない』という記事を今年の２月に読んでいたからなのサ。この中の引用文をさらに引用させてもらうとだな」

<blockquote>米国イーライ・リリー社製の　プロザック &lt;9-7&gt; は、現在米国を中心に世界中で大量に販売されている。ゾロフト、ルボックス、パクシル &lt;9-8&gt; という名でも販売されている。 この薬は米国では『性格を穏やかにし、学習能力を高める』ということで、１００万人の学童たちに服用させている。類似薬である リタリン &lt;9-9&gt; も同じく学童に服用され始めている。
実はこの　プロザック　については、極めて重大なことが実験で証明されている。プロザック服用者の約８％は、ＥＬＦ波<small>（超低周波）</small>を照射されると 活性化されて精神が急変し、混乱して殺人的になり、その後で自殺を図ると いうことである。
　そして米国全域を対象に現在　ＥＬＦ思考変換波　用の送信塔が急ピッチで建設されている。ＥＬＦ波と精神変換薬の試験は刑務所で行われており、さらに危険な薬、スターダストとキャット&lt;9-10&gt;が準備されている。</blockquote>

子「プ、プロザック？　ELF波？　自殺？　これが『ハプニング』の元ネタ？　ぜんぜん環境問題と関係ないじゃん！」

父「あたりまえだろう。よく考えてみなさい。シャマランともあろうヘンな映画監督がそのまんま描いて、そのまんま終わらせるような、まるで米民主党リベラル俳優が作るヘタレ政治映画みたいなのを作ると思うか？　観たまんまが、自然界から人類への攻撃ならば、その裏には重要な真相が隠されていなければならないんだ。ただ、そのまんま描けば上映はできなくなる。だからワザトああいうマヌケな内容で描いているんだ。そうだろう？　いまさら『人類は滅びたくて環境を破壊しているのか？』なんてメッセージはダサすぎるだろう？　いや、確かに、確かにそう読み取って、真剣に地球のことを考えてみるのも間違ってはいないと思う。シャマランだって大半の観客にはそう観て欲しいような作品作りをしているし、そうでなければ自分の身が危ない。でも、日本人のこんなポンコツのオッサンである父さんでさえ、いろんな情報を探っている。そして映画を少しでも正しく読み取ろうとしている。今一部のハリウッドの監督はメッセージを伝えようと必死なんだ。だからセリフの一言一句聞き逃してはダメなんだ。『ハプニング』でいちばん重要なシーンは、実はあまり重要視されていないTVニュースのシーンなんだよ。ジングルで使われていたあのシーンのセリフをちゃんと思い返すべきだ」

子「どんなだった？」

父「……
　　　　　　　もう１回観ますか…」

子「…」

父「バチグンのオススメ、７５点」

子「パクってる！」


以上、松山のレポートでした。

私も何度かババさんのお見舞いに行きました。私とは会いたかったかどうかわからないけど、なにかと理由つけてロマン座上映会でやったDVD持って行ったり、北海道のアスパラ茹でて持って行ったりして、いつも帰りに「また来ます」って言って帰りました。「嫌だと言ってもまた来るぞっ」ていう気持ちで言ってました。寂しくなります。オパールのカウンターでも、ロマン座上映会でも、もう会うことはできませんが、ここは見てもらえるんじゃないかと思います。ババさんがつくったホームページですから。ババさん、がんばって映画観ますね。]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2007年映画ベスト10（おもしろ かおのすけ）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/02/28-131855.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1727" title="2007年映画ベスト10（おもしろ かおのすけ）" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1727</id>
    
    <published>2008-02-28T04:18:55Z</published>
    <updated>2008-02-28T04:26:09Z</updated>
    
    <summary>　あっちゃー。いつのまにやら2月も終わろうとしてますけど。 　babaさんにベス...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
            <category term="識者の映画ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<p>　あっちゃー。いつのまにやら2月も終わろうとしてますけど。</p>
<p>　babaさんにベストテンを頼まれていたのですが、2007年は個人的に人生最悪の年になり、無気力放心状態でサボってました。メンゴ。</p>
<p>　ま、どうせ私のベストテンなんてだーれも参考にしていないでしょうからイイカ。</p>
<p>　こうなったら、嫌がられついでに、ながーい一発書いたろケー。ということで。。。</p>

]]>
        <![CDATA[<p>　ネバエンの向かって右の人おもしろかおのすけがお届けする『2007年これを観ずして明日を語るな！　返す刀で三浦和義なにしとんねん！』イェー！　アスホー！　マザーファッカー？　ベストテーン！</p>

<p>　えっと。去年も120本ほど映画観ました。が、なんだか映画祭系が良い映画が多かったので、やっぱりというか去年同様、ウラベストテンを書きました。</p>
<p>　ま、ウラと言っても、何処が区切りか分かりませんが、私の独断です。</p>

<p>　まず表ベストテン。</p>

<ol>
	<li>『長江哀歌』（ジャ・ジャンクー）</li>
	<li>『西瓜』『楽日』『迷子』（蔡明亮 &amp; 李康生）</li>
	<li>『サイボーグでも大丈夫』（パク・チャヌク）</li>
	<li>『人生は、奇跡の詩』（ロベルト・ベニーニ）</li>
	<li>『バベル』（アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ）</li>
	<li>『マイティ・ハート　愛と絆』（マイケル・ウィンターボトム）</li>
	<li>『パラダイス・ナウ』（ハニ・アブ・アサド）</li>
	<li>『エンジェル』（フランソワ・オゾン）</li>
	<li>『明日、君がいない』（ムラーリ・K・タルリ）</li>
	<li>『シッコ』（マイケル・ムーア）</li>
</ol>


<p>　で、ウラですが、アタマにも書きましたが、正規の公開作より映画祭絡みの映画が特に良かったので、反則とは思いますが、ウラで。今回はいつもにも増してマイナーで、お目にかかれない率が高いかもしれませんが、良い映画なので、機会があれば是非。</p>

<h3>1位『グブラ』他3本<small>（大阪アジアン映画祭2007）</small></h3>
<p>　マレーシアのヤスミン・アハマド監督のオーキッドちゃん<small>（主人公の女の子）</small>四部作『ラブン』『細い目』『グブラ』『ムクシン』です。主人公のオーキッドちゃん一家を軸に人種のるつぼマレーシアの現状を描いた傑作です。何が面白いと言って、全体的には家族のお話しで、笑いありなほのぼの系でありながら、さらにマレーシアの人種問題や社会問題もちゃんと浮き彫りにするという見事な作りで、全く普通の人でも観易い上にマニアも唸るという傑作です。映画としては大事な事ですよね。国際交流基金にストックされているので、いつか自主上映でもしたいものです。</p>
<h3>2位『デス・プルーフ』</h3>
<p>　タランティーノ、裏にもって来ちゃいました。だってターゲットは中年オッサン限定か？　というぐらい私のつぼにはまりましたから。うさんくささとおねいちゃんの首飛ぶところとエンディングさいこー！</p>
<h3>3位『アザー・ハーフ』</h3>
<p>　この監督は、ポストジャ・ジャンクーを感じさせます。内陸都市に生きる女性たちを描いた、中国インディペンデントの新星イン・リャン<small>（応亮）</small>の最新作です。前作『あひるを背負った少年』も良かったですが、今作は明らかに上達しております。ジャ・ジャンクー好きならこの監督の名前を覚えていて下さい。しかし、いかんせん、映画祭とかしかまだ上映されていませんね。</p>
<h3>4位『ポルケ・テ・ヴァス』</h3>
<p>　これは大阪ヨーロッパ映画祭で観ました。スペインのある家族の災難を描いたミュージカル<small>（!VI）</small>コメディです。楽しいです。</p>
<h3>5位『タクシデルミア』</h3>
<p>　これも大阪ヨーロッパ映画祭ですが、これはもう配給が決まってましたので、来年ぐらいには一般公開されるかも？　ハンガリー映画です。かの、シャックリ映画<small>（？）</small>『ハックル！』の監督です。今回は明らかにパワーアップして、下品度200％アップで嘔吐の連続描写や性描写満載の趣味悪映画です。しかし、監督の舞台挨拶では「モラルに挑戦」みたいな事を真面目に言っていましたので、ひょっとしたらイタイやつかも？　もっと観客をあおりたいなら、ラース・フォン・トリアーやミヒャエル・ハネケぐらいアタマ良く行ってしまわないとね。</p>
<h3>6位『ワサップ！』</h3>
<p>　毎度、私のベストテンに入り続ける、キチ○イサバービアを描かせたら世界一のラリー・クラークさんです。今回はメインはヒスパニックなんですが、中身はいつもと変わらず。さらに監督自身も、お屋敷に侵入したヒスパニックたちに発砲するキチ○イオヤジに扮して出演！　音楽も良いですよ。オガケンさんは喜ぶと思われ。。。しかし、製作総指揮がシャロン・ストーンって？？？<small>（失笑）</small></p>
<h3>7位『僕の大事なコレクション』</h3>
<p>　これは知り合いのイベントで偶然観たのですが、神戸公開されてません。京都もしていないのでは？　オデッサ出身の祖父の出生地を尋ねるアメリカ人の若者の話しです。原作はベストセラー小説らしいので、皆さんご存知かも？　ユダヤもんですが、映画の作りが面白く、前半は軽快なドタバタコメディ風なんですが、後半にいくに従って、暗く暗くなります。音楽もGogol Bordelloのジプシーパンクで<small>（主演の一人がボーカルのユージン・ハッツです）</small>軽快です。奥深い映画なんですが、普通にも楽しめる秀作ですね。</p>
<h3>8位『漆黒のような深い青』</h3>
<p>　これは今年のヒスパニック映画祭で上映していたもので、公開されるかは解りませんが。実は、あまり好きくない「男性自分探しもの」<small>（って勝手にジャンルを作るな！）</small>なんですが、さすがスペイン映画、良く出来ております。ラテンからは良い若手が続々なのに日本の監督はサイテーなのはなぜ？　テレヴィが悪いのか？</p>
<h3>9位『マリアの受難』</h3>
<p>『パフューム　ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァの長編デビュー作です。私、その昔『ラン・ローラ・ラン』を観て「ふーん」という感じでしたが、その前作の『ウィンター・スリーパー』を観てびっくりしました。こいつは天才ですよって。なんかしでかすよこの人。って。で、しでかしたのが、あの『パフューム』の話題のシーン。しかし、ハリウッドのお金であの大セックス大会を撮ったのは、ハリウッドへの反骨精神であると私は絶賛します。私は『パフューム』じゃなく『マリアの受難』なんですが。デビュー作でマリア様もんですよ。凄いやつか、まったくのアフォです。素晴らしい。『パヒューム』の原点的作品です。</p>
<h3>10位『アグネスと彼の兄弟』</h3>
<p>　ポストファスビンダーおっとこまえオスカー・レーラー監督です。新作の『素粒子』公開に合わせての抱きかかえの公開ですが、私は『素粒子』よりもこっちの方が面白かったですね。ま、元は同じようなもんなんですけどね。babaさんも言っていましたが、最近のドイツ映画もなかなか侮れないですな。</p>

<h3>おまけ<small>（音楽ドキュもん2本）</small><br />『LONDON CALLING　ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』</h3>
<p>『ビバ・ジョー・ストラマー』『レッツ・ロック・アゲイン』が最悪の子供騙しだっただけに、余計に良く思えるのかも知れませんが、さすが『ロックン・ロール・スウィンドル』のジュリアン・テンプル監督です。</p>
<h3>『PEACE BED　アメリカ vs ジョン・レノン』</h3>

<p>　やっぱオノ・ヨーコは凄かった的な映画ですが、時代の検証としての「脱、アイドル」のジョンが良く解って、一本芯の通ったブレていない映画でした。若い人に観てもらいたいですね。</p>

<p>　次点は。。。ってもうええわっ！　ほな・さいなら。</p>
<p>　みなさん映画館で映画を観ましょうね。その後はオパールであったかいカプチーノですね？　スポンサーにおべんちゃら。<small>（横山やすし風に）</small></p>]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2007年映画ベスト10（ロマン座マツヤマ）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/02/11-085051.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1720" title="2007年映画ベスト10（ロマン座マツヤマ）" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1720</id>
    
    <published>2008-02-10T23:50:51Z</published>
    <updated>2008-02-10T23:52:05Z</updated>
    
    <summary>1位『パンズ・ラビリンス』 　この映画をちゃんと観てください。本当に残酷なのはそ...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
            <category term="識者の映画ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<h3>1位『パンズ・ラビリンス』</h3>
<p>　この映画をちゃんと観てください。本当に残酷なのはそこではありません。こっちの方です。</p>

<h3>2位『サンジャックへの道』</h3>
<p>　今の世の中はこの映画とは逆の方向へ進んでおります。とにかく歩き続けることが大切です。歩き続ければ脳内麻薬が分泌されて非常に気持ちよくなることがあります。全員で一斉に葉っぱ吸えば、すぐに平和になるかもしれません。</p>


]]>
        <![CDATA[<h3>3位『ラッキーナンバー7』</h3>
<p>　イギリスからやってきたヘブライ語の名を持つ主人公が、古代バビロニアのごとく「目には目を歯には歯を」の戦いを続けている本来ハンムラビ法典を批判しなければならないはずのアメリカのユダヤ人とキリスト教徒に厳罰を与え、中国人を安全にイギリスへ連れ出す、というお話です。</p>

<h3>4位『あるいは裏切りという名の犬』</h3>
<p>　これは女性に対する偏見かもしれませんが、男どうしが持つ家族以上の固い絆の物語に背筋がゾクゾクしたところで、はたして自分はこれでも男なのか、犬なのか？　という疑問を持ち上がりました。</p>

<h3>5位『リトル・ミス・サンシャイン』</h3>
<p>　電車に乗ると、わざと大声地声で会話する女子高生<small>（中学生？）</small>に出くわすことがあります。日本でもワゴン車で移動するような家族が増えてますが、公共の乗物で子供を躾けることをお勧めします。</p>

<h3>6位『ザ・シューター』</h3>
<p>「相変わらずニュースは嘘ばっかり流してやがる…」でも、民主党による911テロへの疑惑がNHKで生中継されました。以後、テレビのニュース、新聞では一切取上げられることはありませんでした。</p>

<h3>7位『ブラッド・ダイアモンド』</h3>
<p>　価値観とは自分の中にあるものです。子供の頃、波打ち際で拾ったきれいな色やかたちの石ころや、波と砂で研磨され半透明な石のように見えたガラス片を拾い集めた経験があります。私の子供がもしそのような物を持ち帰ったら「これいいね、きれいだね」って言ってあげたいと思うのです。</p>

<h3>8位『13／ザメッティ』</h3>
<p>　人間がゲームの駒として使われます。小さな世界で戦争が戦争が描かれています。たとえ勝っても、戦った兵士の心は死んでしまいました。</p>

<h3>9位『ラスト・キング・オブ・スコットランド』</h3>
<p>「アフリカの現状を見てどう思われますか？」とライス国務長官に聞いてみたい。それよりも主演のフォレスト・ウィッテカーがいつ見てもやっぱり笑福亭鶴瓶に似てるなぁ。</p>

<h3>10位『それでも僕はやってない』</h3>
<p>　やっぱり植草一秀さんはやってなかったのかも？　、と思っていいろいろ調べて私は遥か古代イスラエルへの切符を手にしてしまったわけです。いや、そうではなくて「マスコミは嘘ばかり」ということに今さら本気で目覚めた映画です。</p>

<h3>2008年暫定1位</h3>
<dl>
	<dt>『28週後…』</dt>
		<dd><p>　前作「28日後…」では、なんだか「えっハッピーエンド？　幸福の黄色いハンカチ？」だったのですが、今回はちゃんと完結、ゾンビマニアの心を満たすラストになっております。続編作るな！</p></dd>
</dl>

]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2007年映画ベスト10（BABA）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/01/02-223956.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1708" title="2007年映画ベスト10（BABA）" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1708</id>
    
    <published>2008-01-02T13:39:56Z</published>
    <updated>2008-01-02T13:40:53Z</updated>
    
    <summary> 	『河童のクゥと夏休み』 	『パフューム』 	『西瓜』 	『長江哀歌』 	『ブ...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<ol>
	<li>『河童のクゥと夏休み』</li>
	<li>『パフューム』</li>
	<li>『西瓜』</li>
	<li>『長江哀歌』</li>
	<li>『ブラックブック』</li>
	<li>『デス・プルーフ in グラインドハウス』</li>
	<li>『呪怨 パンデミック』</li>
	<li>『善き人のためのソナタ』</li>
	<li>『グッド・シェパード』</li>
	<li>『ブラッド・ダイアモンド』</li>
</ol>


<h4>ワースト3</h4>
<ol>
	<li>『クローズド・ノート』</li>
	<li>『遠くの空に消えた』</li>
	<li>『ベオウルフ』</li>
</ol>



<p>　あけましておめでとうございます。2007年は240本ほど劇場で見ました。ベストテンからこぼれたのは、『パンズ・ラビリンス』『レミーのおいしいレストラン』『極大射程 ザ・シューター』『ボルベール』『幸福な食卓』『ブラックスネーク・モーン』『天然コケッコー』『アポカリプト』『Gガール』『ハッピー・フィート』などなど。気分次第でベストテンに入ります。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　2007年は、日本映画に絶望した年でした。</p>

<p>『クローズド・ノート』主演女優・沢尻エリカさんが、「見どころは？」と問われ、「別に」とうっかり答えてしまったため起こったバッシングを見るにつけ、嗚呼、日本映画について、真実を語るのはかくも困難なものか、と暗い気分に襲われたのですが、その『クローズド・ノート』『遠くの空に消えた』<small>（行定勲監督作品）</small>を筆頭に、お話として成立していないような妄想炸裂な日本映画が多くて絶望しました。</p>

<p>　そういうギザつまらない日本映画が劇場を占拠、シネコンでも見たい映画がとんと無い状態、現代における貧困は過剰から生じるものなのだなぁ、と一人ごちました。</p>

<p>　一方、『二十四の瞳』『近松物語』『西鶴一代女』『ゴッドファーザー』などクラシックをスクリーンで再見、圧倒的な面白さでした。</p>

<p>　日本映画は、『椿三十郎』のような無駄なリサイクルで二酸化炭素を余分に排出してないで、古い映画をデジタルリマスターして公開してれば良いんではないの？　とご意見申し上げたい。</p>

<p>　そんな中にあって燦然と輝くのが『河童のクゥと夏休み』です。妖怪が住めなくなった日本を憂い、マスメディア・衆愚を批判し、家族の成長を描く。映画版『クレヨンしんちゃん』の『オトナ帝国』『戦国大合戦』の原恵一監督、渾身の一作。京都みなみ会館で新年アンコール上映中です。必見。</p>

<p>　ツァイ・ミンリャン『西瓜』、バーホーヴェン『ブラック・ブック』、ジャ・ジャンクー『長江哀歌』、タランティーノ『デス・プルーフ』、エドワード・ズウィック『ブラッド・ダイアモンド』など、中堅・ベテラン監督の新作それぞれに見応えありました。</p>

<p>　ほいでから『パフューム』、『善き人のためのソナタ』、ベストテンには入れませんでしたが『4分間のピアニスト』など、ドイツ映画・ドイツ人監督による作品それぞれ素晴らしかったです。</p>

<p>　ちゅうか、もっとヨーロッパの映画を公開していただきたいものです。ちゅうか、今年はちゃんとレビュー書きます。では、本年もよろしくお願いします。</p>]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2007年映画ベスト10（ヤマネ）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/01/02-131743.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1707" title="2007年映画ベスト10（ヤマネ）" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1707</id>
    
    <published>2008-01-02T04:17:43Z</published>
    <updated>2008-01-02T04:22:12Z</updated>
    
    <summary> Text by ヤマネ 　やぁやぁみなさん、あけましておめでとうございまーす！...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<p class="author">
Text by ヤマネ
</p>


<p>　やぁやぁみなさん、あけましておめでとうございまーす！！！</p>
<p>　今年はみなさん待望の映画鼎談がなかった訳ですが…えへ、実はボクのせいなんです。ごめんなさい<small>（店主注・いいえ、みんなの責任です）</small>。というのも7-9月は、事情により、一本も映画をみていないのであります。</p>

<p>　そんなわけで、オパール映画評判家として、全く機能していなかったわけですが、それでも一応、個人的にベストな映画を選んでみました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　しかし2007年は面白い映画が少なかったのでは？？？　あまり映画を観たい気持ちが沸きませんでした。ま、『デス・プルーフ』も見逃したボクが言うのもなんですが。</p>

<p>　あと、劇場公開で見てない<small>（dvd観賞）</small>のでここには選びませんでしたが、ほんとならベスト3に入るのは『リトル・ミス・サンシャイン』です！</p>

<h4>1位『ボーン・アルティメイタム』</h4>

<p>　ボーン・スプレマシーが好きなので、そのおつりでこれもかなり面白かったなあ。重厚な政治ドラマのような共演陣が渋いじゃないすか。お約束ジョン・パウエルの音楽がうるさかっこいいです。でもしかし今回は敵が弱いよね。アイデンティティはともかく、スプレマシー<small>（優越性）</small>とかアルティメイタム<small>（最後通告）</small>とか知らない英語の勉強になった。ボーン！　ボーン！　ボーン！<small>（店主コメント・これはボンサグか？）</small></p>

<h4>2位『世界最速のインディアン』</h4>

<p>　すごくのんびりしている映画だなと思った。だからか観ていて気分が良くなるよ。</p>

<p>　あと個人的に地面にくっついたスピード感って好きなんだけど、インディアンに乗ってる時の映像はシービスケットのレースシーン以来の気持ちよさ。<small>（店主コメント・それなら是非『デスプルーフ』を観て欲しかった！）</small></p>

<h4>3位『パンズラビリンス』</h4>

<p>　α波が出た今年一番面白かったストーリー。小学生ぐらいの時に観たかった。ほんで夜眠れなくなるの間違いなし。<small>（店主コメント・あれ？　「あへこは」もやつてないんぢやないか、昨年？）</small></p>

<h4>4位『ヘアスプレー』</h4>

<p>　ジョン・ウォーターズ版とくらべてお気楽、薄っぺらさで圧勝。ミュージカルはこうでなくちゃという脱力加減が気持ちいい。</p>
<p>　しかしもっとぶっとんでたらなあ。</p>


<h4>5位『ロッキー・ザ・ファイナル』</h4>

<p>　はっきりいって、内容を思い出せない。しかし続編はきぼう。</p>
<p>『ラスト・ロッキー<small>（この前のロッキー）</small>』</p>
<p>『ロッキーVSターミネーター』</p>
<p>『隣のロッキー』</p>
<p>『ロッキーに恋して』</p>
<p>　…なんでもいいです。</p>

<h4>6位『レミーのおいしいレストラン』</h4>

<p>　京極はん<small>（美味しんぼ）</small>が、「な、なんちゅうもんを食わしてくれるんや？」と四万十川の鮎を食って泣き出したシーンと同じですよね、いや、ええ話やなあ。もちろん泣いた。僕にはそんな料理がありまへん。 </p>

<h4>7位『ブラッド・ダイアモンド』</h4>

<p>「今俺、すげぇ景色見てるんだぜ」ってセリフに感動。ディカプリオがクール。童顔のままだけどクールです。ところで最近アフリカロケがやたら多い。</p>

<p>　去年の「ナイロビの蜂」や「ホテル・ルワンダ」、「バベル」とか「カジノ・ロワイヤル」とか「ボーン・アルティメイタム」もそう。アフリカモノは2010年まで熱いはず。</p>
 
<h4>8位以下は該当なし。</h4>
<p>
　『それでもぼくはやってない』とかは結構面白かったけど‥。
</p>


<p>　わー、なんかベスト10ではなくなってしまったー！　でも、別にいいよね！　細かい事に拘らず、1、2、3、たくさん、というコイサンマンの大らかさでこの不況を乗り切っていきましょう！</p>
<p>
　今年もよろしく！
</p>]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2007年映画ベスト10（オガケン）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2008/01/01-222648.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1706" title="2007年映画ベスト10（オガケン）" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2008:/reviews//3.1706</id>
    
    <published>2008-01-01T13:26:48Z</published>
    <updated>2008-01-01T13:29:27Z</updated>
    
    <summary> Text by オガケン 	デス・プルーフ 	恋人たちの失われた革命 	ザ・シ...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<p class="author">
Text by オガケン
</p>
<ol>
	<li>デス・プルーフ</li>
	<li>恋人たちの失われた革命</li>
	<li>ザ・シューター 極大射程</li>
	<li>ブラッド・ダイアモンド</li>
	<li>DOA</li>
</ol>

<ul>
	<li>次点　ドリームガールズ</li>
</ul>


<p>　みなさんあけましておめでたうございまーす。</p>
<p>　やー、昨年の極私的映画ベスト10ですが…なぜかベスト5になつてゐます。…といふのも昨年は<small>（劇場で）</small>観た映画の数が激減しまして。とか言つて数へてみたら、18本で、あまり減つてゐないのですが、心理的には凄ーく、減つたのです。なぜなら、昨年は歌舞伎にハマりまくりました故。なんか、映画に対する情熱がとても減つた様な気がします。ま、最初から私はそんなに映画に対する情熱なんかないのですが…。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　そんな中でも、ここに選んだ5本は、歌舞伎に負けないくらゐ<small>（ッて、変な較べ方ですが）</small>の面白さ。といふか、素晴らしい傑作ばかりです！！！</p>

<p>　まづ、ダントツブッチギリの1位は、いはずもがなの『デス・プルーフ』。これは映画史に残るでせうな。私がゴダールに倣つて『映画史』を作るなら、必ず使ひます。これと『ロストハイウェイ』と『ダーティーハリー』と『セシル・B・ディメンティッド』と『BROTHER』と『FRIDAY』は使ひますね。あと『浮き雲』と『州崎パラダイス・赤信号』と『秋刀魚の味』と『野良猫ロック』と『愛のコリーダ』と『盲獣』と…以下略。</p>

<p>　私とトモコの結論。『デス・プルーフ』は“乙女と少女に関する映画”です。むろん、前半の女の子たちが乙女、後半の女の子たちが少女です。少女礼賛！</p>

<p>　2位はガレル。やッぱ、もうハリウッド映画には飽き飽きなんですよ。どれもこれも似た様なウェルメイドな作品ばかりで…。そんな中、この異質感は凄い。それだけで嬉しくなつてしまひます。そしてまた、この真に映画的な退屈さを堪能できる3時間。幸せだなー、幸せだなー、幸せだなー、と、幸福にさせてくれる映画です。</p>

<p>　3位。もうハリウッド映画は飽き飽きなんですよ…と言つた割にはハリウッド映画だらけの選出な訳ですが、要するにそれしか観てゐないのです。オパールの近くのシネコンではそんなのしかやつてゐないし。あとは見る前から下らないと確信できてしまふ<small>（失礼！）</small>日本映画ばつかり。なんかテレビ番組みたいぢやないですか、最近の<small>（大部分の）</small>日本映画ッて…。日本の映画環境は確実に悪くなつてゐますね。私も歌舞伎に走る訳だ。ッて、一種の開き直りですがー。</p>

<p>　ハリウッド映画の中にも勿論素晴らしいものはあります。『ザ・シューター』は素晴らしかつた。ハリウッド映画はもともと、アメリカが自国の価値観を全世界にプロパガンダするためにあるんですが<small>（いや、マジマジ）</small>、しかし、そんな中にも、それに反抗する人たちが常に居るのが頼もしいところ。逆に、アメリカの秘密・陰謀を暴いてしまふ“暴き系”の映画があるのです。『ザ・シューター』は出色の“暴き系”映画でした。必見です。</p>

<p>　4位も“暴き系”の映画。昨今はアフリカの事を描いた映画が増えた様な気がしますが、ホント、アフリカは世界の喰ひものにされてゐます。酷い。この映画も、そんな様を見事に暴いた映画。さらに、ユダヤ金融資本の悪も<small>（密かに）</small>告発してゐます。ぼかして描いてありますが、ここに出て来るダイヤモンド会社ッて、デビアスの事でせう？　「ダイヤモンドは永遠の輝き」だなんて、そのダイヤは血塗られてゐるんだよ！　やはり、ダイヤモンドよりオパールでせう。お後がよろしい様で…<small>（よくない？）</small>。</p>

<p>　5位は、まー、私、デヴォン青木のファンなもので。あんまり、他の人たちには勧められないC級映画ですが、私にとつては最高の一本。デヴォン青木が堪能できます。あと、エリック・ロバーツもね！　…こんなのこそ、真に楽しめる映画なのかもしれません。映画は極々個人的なものですから。デートなんかで観に行くものではありませんよ、ホントに。</p>

<p>　てな訳で、2007年は過ぎて行つた訳ですが、さて、今年はどの様な年になるのでせうか。良い年になればいいですね。</p>

<dl>
	<dt>追記</dt>
		<dd>2007年の「絶対に観なければならないのに見逃した映画」ベスト3は、デビット・リンチとアルモドバルとツァイ・ミンリャンのそれぞれの新作です！　死ぬ程悔しい。あと、海老蔵の『女殺油地獄』もね！</dd>
</dl>

]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>「ハッピー・フィート」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2007/03/22-182649.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1557" title="「ハッピー・フィート」" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2007:/reviews//3.1557</id>
    
    <published>2007-03-22T09:26:49Z</published>
    <updated>2007-03-22T15:23:26Z</updated>
    
    <summary>Text by BABA 　キミの“心の歌”は何？　ババーン！ 　長らくご無沙汰...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆☆" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by <a href="mailto:&#105;&#100;&#101;&#97;&#64;&#102;&#102;&#46;&#105;&#105;&#106;&#52;&#117;&#46;&#111;&#114;&#46;&#106;&#112;">BABA</a></address>

<p>　キミの“心の歌”は何？　ババーン！</p>
<p>　長らくご無沙汰しておりました。というのも実は………てな近況報告はどうでもよくてズバリ本題に入ります。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　宣伝見るに一見、愉快なペンギンさんたち踊り唄うハッピー満点ファミリー・ムーヴィー、しかしこれ実は、「本当は恐ろしい『ハッピー・フィート』」と申しますか、かつてこんなに残酷な映画があっただろうか？　いや無い。いやある。『未来世紀ブラジル』や『トータル・リコール』に匹敵、もの凄い後味の悪さを残す、底意地悪い映画なのであった。後味悪すぎ気分爽快！　見てよかった！　と思ったことでございます。</p>

<p>　以下、ネタバレ含みます。あれよあれよ、予想つかぬ展開に身をゆだねたい方は決して読まれぬように。</p>

<p>　どういう話かと申しますと、舞台は南極ペンギン帝国。そこは「歌の巧さ」がペンギンの優劣を決めるとんでもない国なのである。</p>

<p>　われらが主人公マンブル<small>（イライジャ・ウッド）</small>は度はずれた音痴、根は良いヤツなのに音痴過ぎて疎まれる存在でありました。しかし、たぐいまれなるタップダンスの才があったのだっ！　ババーン！　との設定ならひょんな拍子で帝国ピンチを救って、みなの衆に一目置かれ、可愛いあの子のハートもゲッツするんでしょう？　やれやれー、と先の展開を手に取るように見てとった私なのですが、意外や意外、話はとんでもないところに転がっていく、って、上記アウトラインまんまの展開なんですけど、とんでもないアンチハッピーエンドを迎えるのですからとんでもない話です。</p>

<p>　帝国ではどうも近頃、餌のお魚が不漁である、てなわけで果敢にもマンブル<small>（とその仲間）</small>は、原因を探る旅に出ます。色々あってついにマンブル、原因は人間の乱獲にあることを突き止め、人間とのファーストコンタクトを果たす……というあたりは、スタンリー・キューブリック監督作『2001年宇宙の旅』、ペンギン版リメイクの様相を呈します。</p>

<p>　ところで『2001年宇宙の旅』ですが、異星人<small>（の、ようなもの）</small>と初めて出会うボウマン船長に安心してもらえるよう、異星人は白い家具調度の部屋を用意しておりました。</p>

<p>　この『ハッピー・フィート』、ヒトと初めて出会うマンブルに用意されたのは、南極を摸した檻、つまりは動物園なのであった。この檻の中で目ざめたマンブルは問う。「ここは何処か？」と。</p>

<p>　傍らのペンギン答えて曰く「ここはペンギンの天国だよ。デイブ」。</p>

<p>「デイブ」とは『2001年宇宙の旅』のボウマン船長の名、『ハッピー・フィート』作り手が『2001年〜』を意識していたのはここからも明らかであろう<small>（か？）</small>。</p>

<p>『2001年宇宙の旅』は、キューブリックの言によると「科学的に定義された神を描こうとした試み」、となると『ハッピー・フィート』は、それをペンギン物語に置きかえてわかりやすく展開した映画なのであろう。</p>

<p>　ヒトにとっての「神」とは、ペンギンにとっての「ヒト」、それと知られずヒトを監視したり、ときに誘拐<small>（アプダクション）</small>する高次の存在である、ということですね。ふむ。なるほど。ここでヒトを「高次の存在」などというのはヒト<small>（私）</small>の傲慢さの現れであることを附記しておきます。</p>


<p>　そんなことはどうでもよくて、映画の結末は一見ハッピー、しかし実にグロテスクです。ペンギン帝国に帰還したマンブル、背中に「発信器」を取り付けられている。マンブルのおかげで食糧難は解消、ペンギン帝国は安泰、めでたしめでたし、ですけれど、これは果たして本当のハッピーエンドなのか？　という疑問がむくむくと頭もたげます。</p>

<p>　背中に発信器をつけられ、ヒトに保護・管理・監視されて生きるのが、本当の人生<small>（ならぬ、ペンギン生）</small>と言えるのでしょうか？　さらにペンギン帝国は「唄の巧さ」に至上の価値を置く世界だったはず。ヒト様に喜んでもらうため、それまで忌避していたダンスを踊る始末です。生き残るためとはいえ、そんな簡単に伝統を投げ捨ててよいのか？</p>

<p>　ラストにおいてペンギン帝国は、『1984年』的な超管理社会に変質したのである。ヒト＝ビッグ・ブラザーというわけですね。</p>

<p>　これを、ペンギン→ヒトに置き換えて考えてみます。現在のヒトもまた、ペンギン同様に超管理される存在になってやしないか？　人体にICチップを埋め込む研究が進められ、アメリカ軍ではすでに実用化されているそうです。『クライシス・オブ・アメリカ』<small>（『影なき狙撃者』のリメイク）</small>でジョナサン・デミ監督が鋭く告発しておりましたね。</p>

<p>　人体に埋め込まれないまでも、パスポートに免許証、キャッシュカード、イコカにスイカにトイカ。ヒトは常にICカードとともに暮らす。現実に我々はマンブル化しているのではないでしょうか？　背中に発信器を背負わされたペンギン、それは我々の姿である。生かさず殺さず状態で管理され、逃げ場はどこにもないのであった。</p>

<p>　帝国のペンギンは、自由が制限される反面、伝統を投げ捨て、楽しく踊っておれば生命は保障されます。これをハッピーエンドと見るか、アンチ・ハッピーエンドと見るか？　この『ハッピー・フィート』は観客<small>（私）</small>に「自由とは何か？　幸福とは何か？」と問いかけているのであった。</p>

<p>　ところで米国アカデミー賞でこの『ハッピー・フィート』が、長編アニメーション映画賞を取ったことをどう見るか？　米国映画人はこの映画を「ペンギンを守れ！」と訴える地球環境保護ムーヴィーと見たのではなかろうか？　伝統を破壊してペンギンを保護・管理すること、それがヒトの傲慢であることをハリウッド映画人は自覚しているのであろうか？　と腹の中で私語しました。</p>

<p>　さらに。マンブルが動物園に収容されて以降のお話が、すさまじくご都合主義的な展開をみせるのに観客<small>（私）</small>は、あきれ果てるわけですが、これはひょっとして……、動物園に閉じこめられ精神を病んだマンブルの見た妄想なのではあるまいか？　と一人ごちました。</p>

<p>　マンブルは動物園の中で、自分が帝国へ還る夢を永遠に見続けているのでは？　さながら『未来世紀ブラジル』のタトル氏や『トータル・リコール』ダグラス氏のように…。なーんてなことを考え、あまりの恐ろしさにテリブルテリブルとつぶやいたのでした。</p>

<p>　マンブルが動物園の檻の中で叫ぶシーンは、「やーん、ペンギンさんかわゆいーん！」と動物園で身もだえするカップルの背中に冷水を浴びせかける名シーンですね。ていうか残酷過ぎ！　ってか、このような事態は世界じゅうの動物園でくり広げられているのですから、ヒトの傲慢不遜さに恐れ入ります。さすが「万物の霊長」を自認するだけのことはある。しかしヒトを「進化の頂点」に位置づけるのは大きな勘違いである！　と私は言いたい。勝手に言っとれ。</p>

<p>　閑話休題。監督はなんと！　ジョージ・ミラー！　『マッド・マックス』三部作、『ベイブ』二部作、さらに『トワイライト・ゾーン』内『高度2000フィートの悪夢』に『ロレンツォのオイル』に『イーストウィックの魔女たち』と傑作・秀作ぞろい、力業の演出で知られる監督、前半は眠いんですけど後半の強引さはさすが！</p>

<p>　また、シャチやらクレーン車やらヘリコプターの、巨大感の演出が素晴らしいですし、CGもスーパーリアル、ペンギンやらゾウアザラシやら気色悪さ満点、バチグンのオススメです。</p>
]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>おもしろかおのすけ さんのベストテン</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2007/01/13-154215.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1513" title="おもしろかおのすけ さんのベストテン" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2007:/reviews//3.1513</id>
    
    <published>2007-01-13T06:42:15Z</published>
    <updated>2007-01-13T06:44:47Z</updated>
    
    <summary>Text by おもしろかおのすけ さん 　みなさま明けましておめでとうございま...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="識者の映画ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by おもしろかおのすけ さん</address>
<p>　みなさま明けましておめでとうございます。パンクじじぃおもしろかおのすけでございます。映画観てますかー。</p>
<p>　私は、2006年はいつの間にやら137本も観てました。いつもよりちょっと多いです。</p>

<p>　ほな、いきましょーかー。</p>
<p>　ネバエンの向かって右の人おもしろかおのすけがお届けする『2006年これを観ずして明日を語るな！　返す刀で　山崎拓先走りオモロイ！！』イェー！　アスホー！　マザーファッカー？　ベストテーン！</p>]]>
        <![CDATA[<ol>
	<li>『麦の穂をゆらす風』</li>
	<li>『ナイロビの蜂』</li>
	<li>『隠された記憶』</li>
	<li>『世界』</li>
	<li>『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』</li>
	<li>『ある子供』</li>
	<li>『グエムル　漢江の怪物』</li>
	<li>『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』</li>
	<li>『トゥモロー・ワールド』</li>
	<li>『プルートで朝食を』</li>
</ol>


<p>　オパールのベストテンに入っている『亀も空を飛ぶ』は、一昨年さんざん言ったので、一応今回は省いております。<small>（もちろん一昨年はダントツで1位です）</small></p>
<p>　で、2006年は私の大好きな監督の公開作が多くて<small>（『メルキアデス』と『トゥモロー・ワールド』は除く）</small>それを選ぶだけでもう軽く10本超えですよ。</p>
<p>　しかーし、“総合的”に観てしまうと上記のように思ったより普通だったので、今回はちょっとハメを外しまして、“総合的”をやめて“極私的”に大好きな映画を紹介します。反論大有り。ってなるかもしれませんが無理矢理いきます。題して「何と言おうと俺は好きなの！　裏ベストテン」</p>

<h3>第一位『ダック・シーズン』</h3>
<p>　メヒーコ映画です。最初からいきなり誰も見ていないであろう小品ですが、サイコー。終わってからじわ〜っと来るほのぼのコメディ系です。白黒ということもあり、初期のジャームッシュを彷彿とさせます。DVD出てたら買おうかなと思っております。<small>（出ないか？）</small></p>
<h3>第二位『ディア・ウェンディ』</h3>
<p>　これは散々babaさんにも薦めているのですが全然観てくれない。この映画は良いとか悪いとかよりも誰かの意見を是非聴きたい作品です。痛烈なアメリカ批判なのか？　コメディなのか？　SFなのか？　アクションなのか？　だーれも観ていないので話しが出来ません。ちなみに<small>（ドグマ95）</small>のトマス・ヴィンターベアが監督、ラース・フォン・トリアー脚本！　出演はジェイミー・ベル、マーク・ウェーバーです。ゾンビーズの名曲たちが主題歌のように前編流れております。かっこイイ！<small>（そして舞台は炭鉱だっ！）</small></p>
<h3>第三位『マンダレイ』</h3>
<p>　こちらは本家「他人にイヤな思いさせたら世界一」三人衆の一人ラース・フォン・トリアー監督。『ドッグヴィル』に続くアメリカ叩き三部作の二本目ですね。一作目より益々お客さんが減っておりますが、モチロン彼にはそんなこと一切かんけー無い。客なんてオイテキボリです。いつものラース節です。早く三部作完結編がみたいですぅ。</p>
<h3>第四位『君とボクの虹色の世界』</h3>
<p>　これはbabaさんダメだったようで。私はやっぱ最近はこういうほのぼの系が大好きです。オープニングの「掴み」はバッチグー。ラリー・クラークとかが描くキチ○イサバービア映画のようで大好きです。そう言う意味ではこの映画はピッタシ当てはまりました。私に。ちなみに監督は美術系らしいです。</p>
<h3>第五位『バッドアス！！！！！』</h3>
<p>　こちらはマリオ・ヴァン・ピーブルズ監督。あの世界初のブラック・ムービーといわれる『スウィート・スウィート・バック』を撮ったメルヴィン・ヴァン・ピープルズの息子です。でどんな映画かと言うと親父が『スウィート…』を撮ったいきさつを描いた再現的映画です。もちろん親父の役はマリオがしてます。って、ややこしい話しですが、その昔、黒人の黒人による黒人のための映画を撮ろうとしたパワーが良く出ています。勢いがちゃんと描けていてとても面白い映画です。オガケンさんは必ず観ないとダメですよ。ちなみに当の『スウィート…』は観るも無惨な三流映画ですけど。二本続けて観ると面白いです。オパールで上映会とかしてはどうすか？</p>
<h3>第六位『キングス &amp; クィーン』</h3>
<p>　日本では全くウケない。トリュフォーの息子・デプレシャンの新作です。相変わらず蓮實チルドレンにはウケているようですが。やはり彼はインテリだけに確信犯的に面白いですけどね。あ、私は蓮實チルドレンじゃないですよ。</p>
<h3>第七位『ナミイと唄えば』<small>（ドキュメンタリー）</small></h3>
<p>『ナージャの村』の本橋監督の新作。チェルノブイリから一変して今回は沖縄の陽気なオバアの話しなんですけど、やっぱ語り口が巧い。オバア凄い！　オバアの台詞「死ぬまで遊んでね」は私がいつも言っているセリフで、なぜか泣けました。</p>
<h3>第八位『出草之歌』<small>（ドキュメンタリー）</small></h3>
<p>　これもドキュメンタリーですが、台湾の先住民族の超日本批判映画です。その「超」ぶりが逆にオモロイのよ。って、ちょっと不謹慎ですけど。ちなみに出草之歌は首刈りに行く時の歌だそうです。</p>
<h3>第九位『カメラになった男　中平卓馬』<small>（ドキュメンタリー）</small></h3>
<p>　記憶障害になった写真家、中平卓馬の今を追いかけた映画です。何がオモロイって、巨匠たちが出席するシンポジウムをめちゃくちゃにしちゃうんですよ。サイコー。めった斬りです。是非ご覧あれ。やっぱ天才ってカッコイーね。<small>（ま、凡百写真家は今すぐ辞めて欲しいですけど）</small></p>
<h3>『頑張れ！　グムスン』<small>（韓流シネマフェス）</small></h3>
<p>　で、最後に特別編。これは普通に公開されていません。大阪での<small>（韓流シネマフェスティバル）</small>の中の一本なんですけど、主演は我らがペ・ドゥナです。子供が生まれだばかりの新婚夫婦の夫が何かの間違いでヤクザに拉致されてしまう。それを助けようと夜中の繁華街を子供を背負ったペ・ドゥナが走り回るという、典型的なドタバタ映画なんですが、やっぱりペ・ドゥナは可愛かった。「ほえる犬は噛まない」を彷彿とさせます。ショーモナイ韓流映画ばっかりしないで、こういう映画をちゃんと公開して欲しいな。</p>

<p>　以上。「おもてペストテンの話しをしてよ」という方がおられましたらメール下さい。私がサシでしゃべります<small>（うそ）</small></p>
<p>　皆さん、映画館で映画を観ましょうね。映画館で。もちろん、帰りにはオパールでいっぷくね。</p>]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>2006オパール映画ベストテン</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2007/01/01-204124.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1503" title="2006オパール映画ベストテン" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2007:/reviews//3.1503</id>
    
    <published>2007-01-01T11:41:24Z</published>
    <updated>2007-01-01T11:48:47Z</updated>
    
    <summary> 一同あけましておめでとうございます！ オガケンオパール映画ベスト10もついに8...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="ベストテン" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<div class="bestten">
<div class="ichidou"><dl><dt>一同</dt><dd>あけましておめでとうございます！</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>オパール映画ベスト10もついに8回目ですね。よく続いたもんです。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>ではサクッと発表しますかー。</dd></dl></div>
</div>
]]>
        <![CDATA[<div class="bestten">
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>サクッと行きましょう。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>サクッと。…ところで今年はオパール周辺の方々のベストテンは募集しないんですか？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>…忙しくてメール送る余裕がなかったし…。…もしよかったら送ってくんちぇい！　てなことでベスト10発表です。だいたい、2005年12月下旬から、2006年12月下旬の間に京都で新作として公開された映画が対象です。</dd></dl></div>


<h3>3人の順位、及び総合順位の発表</h3>
<div class="besttens">
<h4>オガケン選出ベスト10</h4>

<ol>
	<li>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』硫黄島二部作</li>
	<li>『グエムル』</li>
	<li>『ナイロビの蜂』</li>
	<li>『RIZE』</li>
	<li>『7人のマッハ！！！！！！！』</li>
	<li>『V フォー・ヴェンデッタ』</li>
	<li>『トム・ヤン・クン』</li>
	<li>『インサイド・マン』</li>
	<li>『The Myth 神話』</li>
	<li>『ロード・オブ・ウォー』</li>
</ol>



<h4>ヤマネ選出ベスト10</h4>
<ol>
	<li>『亀も空を飛ぶ』</li>
	<li>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』硫黄島二部作</li>
	<li>『トゥモロー・ワールド』</li>
	<li>『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』</li>
	<li>『ナイロビの蜂』</li>
	<li>『サンキュー・スモーキング』</li>
	<li>『グエムル』</li>
	<li>『インサイド・マン』</li>
	<li>『007 カジノ・ロワイアル』</li>
	<li>『ヒストリー・オブ・バイオレンス』</li>
</ol>



<h4>BABA選出ベストテン</h4>
<ol>
	<li>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』硫黄島二部作</li>
	<li>『亀も空を飛ぶ』</li>
	<li>『グエムル』</li>
	<li>『ナイロビの蜂』</li>
	<li>『キング・コング』</li>
	<li>『もしも昨日を選べたら』</li>
	<li>『RIZE』</li>
	<li>『ヒストリー・オブ・バイオレンス』</li>
	<li>『M:i:III』</li>
	<li>『The Myth 神話』</li>
</ol>

<dl>
	<dt>ワースト</dt>
		<dd>『地下鉄<small>（メトロ）</small>に乗って』</dd>
</dl>


<h4>総合ベストテン</h4>
<ol>
	<li>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』硫黄島二部作<small>（29点）</small></li>
	<li>『ナイロビの蜂』<small>（21点）</small></li>
	<li value="2">『グエムル』<small>（21点）</small></li>
	<li value="4">『亀も空を飛ぶ』<small>（19点）</small></li>
	<li>『RIZE』<small>（11点）</small></li>
	<li>『トゥモロー・ワールド』<small>（8点）</small></li>
	<li>『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』<small>（7点）</small></li>
	<li>『キング・コング』<small>（6点）</small></li>
	<li value="8">『7人のマッハ！！！！！！！』<small>（6点）</small></li>
	<li value="8">『インサイド・マン』<small>（6点）</small></li>
</ol>
</div>

<h3>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』</h3>

<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』まとめて一位ってアリすか！　？　 ズルくないすか！　？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>ってBABAさんもそうしてるし。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>てへっ。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>この2本は離せないでしょう。2本でひとつ。というか、この2本を同時に撮ってしまった、という所が果てしなく凄いんです。ひとつの戦争を敵と味方の両方から撮ろう！　と、考えた人はいくらでも居ただろうけど、実際に撮ってしまった人は居ないんぢやないですか？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>黒澤明は『トラ！　 トラ！　 トラ！』で、日米双方からガッチリ描こう！　としたそうですよ。「もうだまし討ちとは言わせない！」とか張り切って。アメリカ側監督にフレッド・ジンネマンを希望したけど、結局自分より格下と思ってるリチャード・フライシャーに決まったんでガックリしたらしいです。そういうことやら色々あって黒澤は降板、できあがった映画は「日米両方から描く」という意図が成功したとはいいがたかったですねー。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>最近、小林信彦さんのエッセイ集『本音を申せば』『昭和のまぼろし』を読んだんですけど、『ミスティック・リバー』も『ミリオンダラー・ベイビー』も、「今年一本だけ見るならコレ！」って感じだったんです。が、2006年は二本見なきゃならない。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>僕は『父親たちの星条旗』を見て「もうこれだけで十分！」と思ったんですけど、『硫黄島からの手紙』を見たら、「イーストウッドはホントはこっちを撮りたかったんじゃないか！」と感じました。イーストウッドは撮影中めちゃめちゃ楽しかったでしょうね！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>イーストウッドらしさが随所に出た映画。『ミリオンダラー・ベイビー』とバッチリ繋がっているというか。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>ネタバレですが、最後に二宮君が助かるじゃないですか。これがもし日本人の監督作だったら、死なせてしまうと思うんですよ。そこを生き残らせたのが、イーストウッドらしい！　と、嬉しかったですね。生き残り、次世代に繋いでいく。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>  リバータリアンの面目躍如というところかな。</dd></dl></div>

<h3>『亀も空を飛ぶ』</h3>

<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『亀も空を飛ぶ』ってどんな映画なんですか？　 『吠える犬は噛まない』とか『亀は意外と速く泳ぐ』みたいなもんですか？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>『犬も歩けば棒にあたる』みたいなもんです。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>そんな映画ないし。ともかく僕の2006年ナンバー1です。えーっと、イラクの難民キャンプが舞台ですが、そこで孤児たちが、地雷を掘り出しそれを売って、生計を立てているという話です。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>ええっ！　 めちゃめちゃ面白そうじゃないですか！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>いやー、凄い映画でした。主人公のサテライトは孤児のリーダーなんですけど、子供たちを守らないとアカン！　みたいな義務感を持ってて、地雷掘りで儲けたお金で、機関銃を買いに行ったりするんです。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>市場に行くと、機関銃がズラーッと売ってたりするんですよね。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>それは凄い。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>凄かったですよ。それと、2006年最高の自転車映画でした！　ババーン！</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>サテライトの自転車、あれはデコチャリなんですかね？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>よくわからないけど…小さい子供が地雷地帯に入り込んだのを助けに行くでしょ？　あそこでの自転車の使い方に私は涙が止まりませんでした。…あんまり憶えてないけど。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>のび太の海底鬼岩城に出てくるバギーちゃんを彷彿とさせました。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『亀も空を飛ぶ』見たい…。DVD出てないですよね？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>出てないですね。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>Kシネマ<small>（仮名）</small>でやってたんですよねー、確か。なかなか行きにくいんですよKシネマ<small>（仮名）</small>。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>って、いっぺんも行ったことないでしょ。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>スクリーンはビックリするくらい小さいし、前に座高の高い人が座ると邪魔だし…。でも、いちばん前に座れば大丈夫です！</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>BABAさん、めちゃめちゃ座高高いじゃないですか！　 後ろの人に迷惑じゃないですか！　ちなみに僕の目の前の席に後から来たBABAさんが座ったので、往生したことがあります！　BABAさん、デカイ！　と思いました。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>人を、こまわりくんみたいに言うなー！　 ものすごく低くなって見てるから大丈夫だと思うよ。椅子には背中で座ってるみたいな？　 めちゃしんどいんだが。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>それに、横の市営駐車場の割引があるってんで、Kシネマ<small>（仮名）</small>で「割引あるんですよね！」って駐車券出したら、「3000円以上お買いあげの方に限らせていただいております」って言われました！　パンフレット買っても3000円に届かんわ！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>わはははは。「3000円以上お買いあげ」って無理あるなー。最近、ケン・ローチ作品はKシネマ<small>（仮名）</small>でしかやらないし、いい映画やってるんですけどねー。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>うーん、色々と損してる感じだなー。『太陽』も観られなかったし。…来年こそ行くかな、Kシネマ<small>（仮名）</small>。</dd></dl></div>

<h3>『グエムル』</h3>

<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『グエムル』は、さんざんしゃべったし、もういいでしょ。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>はい。</dd></dl></div>

<h3>『RIZE』</h3>

<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『RIZE』もだいぶんしゃべったし。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>もういいです。</dd></dl></div>

<h3>『ナイロビの蜂』</h3>

<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>あ、抜けてたけど「ナイロビの蜂」は…。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>素晴らしい映画でしたね！　もういいです！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>ははは、ま、店主の日記で散々書いてますからねー。</dd></dl></div>

<h3>『トゥモロー・ワールド』</h3>

<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『トゥモロー・ワールド』ってどんな映画ですか？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>凄かったです！　しっかり練られた近未来SFの傑作です！　 なんでBABAさんベスト10入れてないんですか！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>いやー、凄かったけど。製作費120億円って、かかり過ぎでは？　 絶対赤字とちゃうの？</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>やっぱりイーストウッドみたいに、なるべく安く早く仕上げて投資家には絶対損をさせない、というビジネス感覚がないとダメですよね。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>そうだと思うんですよ。『父親たちの星条旗』より『硫黄島からの手紙』の方が安く仕上げてそうでしょ？　ですから『硫黄島からの手紙』の方が断然いいと思います。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>で、どんな話なんですか？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>凄いんですよ！　 長回しが！</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>話と違うし<small>（笑）</small>。 でもホント凄かった！　 戦場でクライヴ・オーウェンがウロウロするのを手持ちカメラで追っかけて行って、あっちの方ではバリバリ銃撃戦やってたり、こっちで戦車がドコーン！　と大砲撃ったり、そういうのがワンカットでえんえん10分くらい続くんですよ。撮影大変だったろうなー。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>うわーー！　 それは見たい！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>最初の方でも、クライヴ・オーウェンがカフェで「たった今、人類最年少の少年が亡くなりました」みたいなニュースを見て、コーヒーを買って外に出て、砂糖を入れようとすると…ドカーン！　めちゃめちゃビックリしたし。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>そうそう。クライヴ・オーウェンとジュリアン・ムーアがクルマの中でアホな遊びをしてたら、いきなり…ズギューン！！　 こ、こわい！</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>うわー！　 それ以上言わないでくれー！</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>あれは大画面で見ないとホントダメな映画だと思いますよー。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>祇園会館で上映されるのを期待しましょう。</dd></dl></div>

<h3>その他の話題</h3>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>まあ、今年はこんなところでしょうか？　7位以下は日記かレビューを参照、という事で。いや、まてよ、BABAさん、『M:I:3』を選んでますよね！　そんなに面白かったですか？　僕は断然『007』の方が良かったんですけど。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>えー？　『M:I:3』は面白かったよ。いたるところにトンチが効いてて。『007』はアクションは凄いところもあったけど、カジノのシーンとか、かなり眠くなったし。中だるみしたし。トンチも少なかったし。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>そうかな‥。敵役が、こじんまりとしたファンドマネージャー、みたいなのはどうかとは思いましたけど。チンピラなジェームス・ボンド、良かったなあ。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>…ところで日本映画が一本も入ってないね。今年はダメな日本映画が多かった！　『こぎつねヘレン』とか。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>でもよかったのもありましたよ！　「ストーブ貸してくんちぇえ！」でお馴染みの『フラガール』とか。『ゆれる』『時をかける少女』『シムソンズ』も良かったな‥。僕ねぇ、『ブレイブ・ストーリー』でがっくしの後に『時をかける少女』見たんですよ。だから、めちゃめちゃ幸せでした！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>それは私が提唱する「とことんつまらない映画を見ると、その次に見る普通の映画をめちゃめちゃ面白く見ることができる」仮説を証明しているな。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>え？　BABAさん『時をかける少女』、普通だったんですか？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>めちゃめちゃよかったよ。が、主人公たちが放課後にキャッチボールをしているのが謎だった。そんなヤツぁおらんやろ？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>えー！　僕はひっかかりませんでしたけど。キャッチボール…やるでしょ？</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>やらん、やらん。あと、『パプリカ』とか、『花田少年史』とか『輪廻』とか、うん、今年は面白い日本映画多かったなー。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>どっちなんですか！</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>ダメなのも多く、面白いのも多かった、と。ダメなヤツはとことんダメ。『THE有頂天ホテル』『UDON』『地下鉄<small>（メトロ）</small>に乗って』とか『オトシモノ』とか！！　！！　映画においても、格差社会が進んだ感じ。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>『オトシモノ』は、「あへて恐い映画を見る会」の例会で見てしまいました。ビックリしました！　あんなものが作品として流通している、という事実が怖かったです。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>でもほとんどの映画はあんな感じなんですけど。</dd></dl></div>

<h3>『2番目のキス』</h3>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>ところでヤマネくんは『もしも昨日が選べたら』見てないの？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>見ましたよ！　 奥さんのケイト・ベッキンセールがめちゃくちゃ可愛かったですね！　お父さんと最後に会う場面なんか、泣けて泣けて。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>なんでベスト10に入れてないのだ！</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>BABAさんも入れてないじゃないですか！　…あ、入ってるか。うーん、普通入れないと思うんですが…。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>アダム・サンドラー映画は評価が不当に低い！　ので無理矢理入れてみました。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>アダム・サンドラーでしたら、『50回目のファーストキッス』の方が格段に好きだなあ。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>確かに。そいじゃあ『2番目のキス』は見てないの？</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>…なんすか？　 それ？</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>ファレリー兄弟の新作ですよね。主人公がボストン・レッドソックスの熱烈なファンという設定で。ところでレッドソックスのファンってどんなん？　と聞けば、みんな「阪神ファンみたいなもんですよ！」と答えるんだけど。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>そやから、虎キチヤマネくんは絶対見ないとアカン映画なんとちゃうの。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>あと、レッドソックスの本拠地は「フェンウェイ・パーク」っていう球場で、甲子園みたいなもんだと思うんだけど、オパールのあるビルの3階のバーの名前が「FENWAYPARK」！　なんでもレッドソックス公認のファンバーらしいです。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>ええっ！　 …それはボストンに虎キチ居酒屋があるみたいなもんですね。でもレッドソックスか…。僕、松坂より井川の方が好きですから、どっちかというと井川が行ったヤンキースを応援したいですね。</dd></dl></div>
<div class="baba"><dl><dt>BABA</dt><dd>こりゃなんとしても『2番目のキス2』を作ってもらって、松坂と井川の対決を見せてもらいましょう。…と、ダラダラしてきましたので、今年はこのへんで。</dd></dl></div>
<div class="yamane"><dl><dt>ヤマネ</dt><dd>『2番目のキス』を見た人は、「FENWAY PARK」で飲んで、その後オパールでお茶してもらう、と。強引ですが。</dd></dl></div>
<div class="ogaken"><dl><dt>オガケン</dt><dd>他にも、みなみ会館、MOVIX、TOHOシネマ二条、シネリーヴルなどで映画を観た人も、帰りはオパールでお茶してもらう、と。って、ヤケクソですが。</dd></dl></div>

<div class="ichidou"><dl><dt>一同</dt><dd>今年もオパールをよろしくお願いします！</dd></dl></div>
</div>

]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>キンキー・ブーツ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2006/10/18-210729.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1443" title="キンキー・ブーツ" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2006:/reviews//3.1443</id>
    
    <published>2006-10-18T12:07:29Z</published>
    <updated>2006-10-18T12:17:53Z</updated>
    
    <summary>Text by BABA 　近畿一（いち）のブーツを作るのは誰だ！？　ブーツ・バ...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆★★★" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by <a href="mailto:&#105;&#100;&#101;&#97;&#64;&#102;&#102;&#46;&#105;&#105;&#106;&#52;&#117;&#46;&#111;&#114;&#46;&#106;&#112;">BABA</a></address>


<p>　近畿一<small>（いち）</small>のブーツを作るのは誰だ！？　ブーツ・バトル近畿大会の全貌を描く、……という、真っ赤なウソはおいといて、幸せへと導くブーツ、お作りします。ババン！</p>]]>
        <![CDATA[<p><small>（以下は、田口トモロヲの声色でお読み下さい）</small></p>
<p>　イギリス、ノーサンプトン、プライス工場。120年の歴史を持つ靴工場だった。</p>
<p>　4代目は若き社長、チャーリー・プライスだった。</p>
<p>　イギリスを「ポンド高」が襲った。安もんの粗悪品が、市場に出回った。</p>
<p>　昔ながらの「一生もん」の靴を作るプライス工場は、大量の在庫を抱えた。倒産寸前だった。</p>
<p>　チャーリー社長は、職人15人を解雇した。</p>
<p>　「こんな思いは二度とごめんだ」。苦い決断だった。</p>
<p>　工場の売却話がもちあがっていた。</p>
<p>　そんなチャーリーの前に、一人の「男」が現れた。ソーホーのドラァグ・クイーン、ローラだった。</p>
<p>　ローラの、女物ブーツのヒールが折れた。ローラは巨漢の元ボクサーだった。</p>
<p>　それを見てチャーリーは、ひらめいた。</p>
<p>　「ドラァグ・クイーン用の頑丈な靴を作れば、すきま産業で生き残ることができる！」。</p>
<p>　ブーツづくりは難航した。</p>
<p>　夜を徹しての作業となった。</p>
<p>　これは、ノーサンプトンの靴工場が生き残りをかけて挑んだ、血と涙の物語である。プロジェクトX！！</p>

<p>　…みたいな？</p>

<p>　実話にもとづくお話ですが、そこはアングロサクソンの国の映画ですので<small>（ですのか？）</small>、もの凄い脚色がなされてますのでご注意下さい。</p>

<p>　実際のところは、老舗の靴メイカー、英国ブルックス社の若き社長が、ドラァグクイーンなブーツ製造に乗り出した…くらいが事実。映画の重要なキャラクターのローラは実在しない、とのこと。</p>

<p>　そうそう、ブルックス社といえば、自転車の皮サドルも有名ですね。そんなことはどうでもよくて、ブルックス社のドラァグな製品ラインは「ディヴァイン」という、いかにもなブランド名で展開されております。<a href="http://www.edirectory.co.uk/divine/" title="Divine - Divine secure online shop">サイト</a>を見てみればブーツのみならず「大人のオモチャ」風のグッズの数々。</p>

<p>　映画のように「不況に困り果ててニッチ<small>（すきま）</small>市場に乗り出した」というより、単に社長がそういうの好きなだけとちゃうん？　と私は一人ごちました。</p>

<p>　懸命なる読者諸氏もご存知のように、「大人のオモチャ」は客の弱みにつけこむ粗悪品——パッケージを開けたら「こんなもん使いもんになるかい！」みたいな？　——が多い中にあって、老舗ブルックスが作る製品であれば、品質の良さは折り紙付き、そりゃ繁盛するに決まっている！　って、そんな業界のことはよく知りませんが、サイトを眺めている内に、ついムラムラとポチってしまいそうになった私なのでした。ウソです。ウソですよ。</p>

<p>　と、いうわけでこの『キンキー・ブーツ』は、「ディヴァイン」の販促映画としてバチグンの効果を上げたことは想像にかたくない。『UDON』を見たら讃岐うどんを食べたくなるのと同じ。</p>

<p>　そんなことはどうでもいい。なんといっても、不況にあえぐ工場の一発逆転劇、『プロジェクトX』的骨格は、『フラガール』と共通するもの、そこんところが負け組＝私の琴線に触れます。</p>

<p>　堅実・昔気質な工場と、世間のはみ出し者＝ドラァグクイーンとの共闘関係が成立してしまうところに、グローバリズム、あるいは新自由主義といかに戦うべきか？　教訓的な戦術を見出した思いです。虐げられし者、社会のはみ出し者は団結すべし！　…って、ドラァグクイーンの方々は自分を「はみ出し者」とは決して思わず、「自分が世界の中心」との認識なのかもしれませんが。</p>

<p>　ドラァグクイーンが工場でキンキー<small>（変態）</small>ブーツのデザインをする。粗暴な労働者は、彼女<small>（？）</small>に最低限の敬意を払わず差別的言動をくりかえす。が、プロジェクトが進行し、共闘する者の友情が生まれる。</p>

<p>　また、「残業なんて嫌！」と権利をふりかざす賃労働者も、社長の情熱に応えて進んで徹夜で作業する。お約束の展開なれど、人間はプロジェクトの中でこそ輝くのだ、との真実が描かれています。</p>

<p>　ってよくわかりませんが、何事かを成さんとするプロジェクトを描く映画群。それに私は「プロジェクト・ムーヴィー」という新ジャンル名を与えよう。『フラガール』『南の島に雪が降る』…などなど。『七人の侍』は「プロジェクト・ムーヴィー」の古典と言えるであろう。</p>

<p>　…と、さっぱり要領の得ない話が続いておりますが、ともあれドラァグクイーン＝ローラのキャラクター、吐かれるセリフの数々が素晴らしいし、演じるキウェテル・エジョホー最高です。ってか、オモロ過ぎる！</p>

<p>　負け組、はみ出し者にスポットを当てるイギリス映画は最高です。バチグンのオススメ。</p>

<dl class="officialsite"><dt>公式サイト</dt><dd><a href="http://www.movies.co.jp/kinkyboots/">http://www.movies.co.jp/kinkyboots/</a></dd></dl>
]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>レディ・イン・ザ・ウォーター</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2006/10/06-202108.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1423" title="レディ・イン・ザ・ウォーター" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2006:/reviews//3.1423</id>
    
    <published>2006-10-06T11:21:08Z</published>
    <updated>2006-10-06T11:23:51Z</updated>
    
    <summary>Text by BABA 　急いで。ハッピーエンドまで、もう時間がないわ。ババー...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by <a href="mailto:&#105;&#100;&#101;&#97;&#64;&#102;&#102;&#46;&#105;&#105;&#106;&#52;&#117;&#46;&#111;&#114;&#46;&#106;&#112;">BABA</a></address>


<p>　急いで。ハッピーエンドまで、もう時間がないわ。ババーン！　『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィレッジ』と、奇妙な味わいの作風M・ナイト・シャマラン監督、今回は？　というと、茫然と途方に暮れる作品。</p>
]]>
        <![CDATA[<div class="amazlet-box"><div class="amazlet-image"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002LHR0S/cafeopal-22/ref=nosim/"  target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B0002LHR0S.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="M.ナイト・シャマラン スーパー・バリューパック" /></a></div><div class="amazlet-info"><div class="amazlet-name"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002LHR0S/cafeopal-22/ref=nosim/"  target="_blank">M.ナイト・シャマラン スーパー・バリューパック</a><div class="amazlet-powered-date">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/B0002LHR0S/cafeopal-22" title="M.ナイト・シャマラン スーパー・バリューパック" target="_blank">amazlet</a> on 06.10.06</div></div><div class="amazlet-detail">ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2004/09/15)<br />売り上げランキング: 25,828<br /></div><div class="amazlet-link"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002LHR0S/cafeopal-22/ref=nosim/"  target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div></div><hr /></div>



<p>　孤独なアパート管理人ポール・ジアマッティ、ある夜、夜中にプールで泳いではなりません！　と口をすっぱくして言っているのにだ、真っ裸で泳いでいた白人美女と遭遇。その白人美女、「ストーリー」と名乗り、少し頭が不自由なのか、「私はミズノ製、もとい、水の精<small>（ナーフ）</small>なんです、あなたは器<small>（うつわ）</small>？」とワケのわからないこと言う始末。</p>

<p>　ナーフとは何者か？　というと、なぜかアパート住人の韓国人おばあちゃんが全部知っているのであった。映画の冒頭ナレーションの説明を、おばあちゃんは聞いていたのか？　ってそれはどうでもいいのですが、何やら人間界の秩序を回復するためには、ナーフを大鷲に連れ去ってもらわないといけないらしい…。と、アパート住人が右往左往するお話。</p>

<p>　とにかく、器、シンボルを解釈する者、守護者、職人、治癒者、証人を見つけ出さなければならない…と、いかにも「深読みしてくださいね！」と言わんがばかりのお話でございます。</p>

<p>　ところが生来、深読み・邪推好きな私なのに、どうも邪推する気にならないのはどうしたことでしょう？</p>

<p>　邪推とは、作者の意図を悪意をもってねじまげ、まったく別の結論を牽強付会するのが楽しいわけで、この作品のように、「ほれほれ、深読みしなさいよ！　でも変な解釈するヤツは、“映画評論家”のように無惨に死ねばよいのだ」と言われると<small>（言ってませんか？）</small>、死んでも深読みするもんか！　と一人ごちたのでした。</p>

<p>　ネタバレですが<small>（どうでもいいネタですが）</small>毎回、ヒッチコックよろしくこっそり自作に出演するのをお楽しみにしているシャマラン監督、今回はかつてなく重要な役で出演しております。それは、「ストーリー」を受け止める「器」の役。</p>

<p>　ところで多民族が住むこのアパートは、アメリカ帝国の縮図に他なりません。この映画は、アメリカが秩序を取り戻すには何が必要か？　を問いかける物語なのであった。</p>

<p>　アメリカは、物語<small>（ストーリー）</small>を大空に解き放たねばならない、そんな物語を語れる器は、オレ、シャマラン様の他におるまい？　と、シャマラン監督はアピールしているのであろう。おっと、うっかり邪推。</p>

<p>　そんなことはどうでもよくて、というか、本来映画にとって、そんなことはどうでもよい。例えば『グエムル』。『グエムル』では「韓国の縮図」が描かれていた、と思うのですが、何をおいてもドラマとしての魅力が炸裂してますし、思考停止して映像だけ眺めても愉快をもよおす作品でした。</p>

<p>　対して『レディー・イン・ザ・ウォーター』はどうか？　ドラマは中途半端、茫然とスクリーンを眺めて面白いか？　というと、はなはだ心もとないわけです。アパート住人の会話はもっと愉快でなければならない。パーティシーンはもっとサスペンスフルでなければならない。と、思うのです。</p>

<p>　また映画の冒頭、ナーフのお話をナレーションで長々と語ってしまうのはいかがなものか？　途中で飽きるし。白人美女が現れた瞬間、「あ、これが水の精ですな」とわかっちゃっていいのか？　主人公がいちいち韓国人おばあちゃんに話を聞きにいくのがまどろっこしいし、おまけに韓国人おばあちゃんが何かと勿体つけて、すんなり話してくれないので、イライラしっぱなしである。</p>

<p>　後半は、シンボリストが象徴を読み取るシーンなど、ちょい面白いシーンもありますけれど、もうちょっとなんとかならんもんか？　と腹の中で私語しました。</p>

<p>　とはいえこれが、無名の監督の作品でしたらそこそこオモロかったはず。ここにシャマランの不幸があります。シャマラン監督作品は、何をおいても「シャマラン監督最新作」として宣伝されてしまうわけで、余計な先入観がはたらいて映画の楽しみがそこなわれてしまったのだなぁ、と一人ごちるのです。どうしても、『シックス・センス』や『ヴィレッジ』のような、ツイスト<small>（ひねり）</small>を期待する私がいる。</p>


<p>　今作はあまりヒットしないでしょう、むしろアウトだと予想しますが、シャマラン監督、次回くらいには『シックス・センス』を越える特大ホームランをかっとばしていただきたい。と、プレッシャーを与えておく。</p>

<p>　なんだかんだ言いましても、アメリカン・メジャー作品でありながら、作家性を炸裂させるシャマラン監督は貴重な存在。ワーナー・ブラザーズもワナワナと怒りに身を震わせたのでは？　ともかくシャマラン好きにはタマランはず、オススメです。</p>]]>
    </content>
</entry>
<entry>
    <title>もしも昨日が選べたら</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.cafeopal.com/reviews/2006/10/02-193729.php" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.cafeopal.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=1128" title="もしも昨日が選べたら" />
    <id>tag:www.cafeopal.com,2006:/reviews//3.1128</id>
    
    <published>2006-10-02T10:37:29Z</published>
    <updated>2006-10-06T10:40:25Z</updated>
    
    <summary>Text by BABA 　人生なんて、自由に操れる。と、信じていた。ババーン！...</summary>
    <author>
        <name>BABA</name>
        
    </author>
            <category term="☆☆☆★★★" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.cafeopal.com/reviews/">
        <![CDATA[<address>Text by <a href="mailto:&#105;&#100;&#101;&#97;&#64;&#102;&#102;&#46;&#105;&#105;&#106;&#52;&#117;&#46;&#111;&#114;&#46;&#106;&#112;">BABA</a></address>



<p>　人生なんて、自由に操れる。と、信じていた。ババーン！　『50回目のファースト・キス』が空前絶後に素晴らしかったアダム・サンドラー、待望の主演最新作。</p>

]]>
        <![CDATA[<div class="amazlet-box"><div class="amazlet-image"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009XFC4W/cafeopal-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B0009XFC4W.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション" /></a></div><div class="amazlet-info"><div class="amazlet-name"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009XFC4W/cafeopal-22/ref=nosim/" target="_blank">50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション</a><div class="amazlet-powered-date">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/B0009XFC4W/cafeopal-22" title="50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション" target="_blank">amazlet</a> on 06.10.02</div></div><div class="amazlet-detail">ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2005/10/26)<br />売り上げランキング: 317<br /></div><div class="amazlet-link"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009XFC4W/cafeopal-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div></div><hr /></div>


<p>　アダム・サンドラーは建築士、昇進を夢見て、持ち帰り残業の日々。奥さんケイト・ベッキンセールとはラヴラヴ、子供2人とも仲良し、しかしつい家族サービスがおろそかに。</p>

<p>　そんなおり、色んなリモコンがあってうっとうしい！　と「万能リモコン」求めてアウトレットへ。クリストファー・ウォーケンが開発した新製品を手に入れるが…、というお話。</p>

<p>　ネタバレですが「万能リモコン」、英語では“Universal Controler”、クリストファー・ウォーケン言うことにゃ「ユニヴァーサル・コントローラーは、万物<small>（Universe）</small>をコントロールするのだ！」、というとんでもないシロモノだった！　ババーン！</p>

<p>「万能リモコン」で時間を早送りしたり、退屈な場面をスキップしたり、うははは！　これがあれば人生は良いことずくめだ！　大喜びしていると…と、ドラえもん的展開を見せます。</p>

<p>　サンドラ太「おーい、ウォーケンえもん、奥さんの小言をスキップしたいよ〜」</p>
<p>　ウォーケンえもん「じゃーん！　ユニヴァ〜サル・コントロ〜ラ〜！」<small>（大山のぶよの声で）</small></p>

<p>　…というわけです。ここで私はふと、ハタ、と気づきました。日本語題名『もしも昨日が選べたら』って、どうなん？　アダム・サンドラーは別に、昨日を選んでいるワケではありません。そりゃ昨日が選べるにこしたことはないでしょう。でもそれがこの映画と何の関係が？　題名を付けられた方が「昨日」にどんな過ちを犯されたかは存じませんが、単なる個人的願望を日本語題名にされてもなぁ…、と一人ごちた。ちなみに原題は「Click」。</p>

<p>　閑話休題。例によってアダム・サンドラーはお下劣なギャグ連発、小学生程度ギャグセンス持ち主・私は、静まりかえった劇場内でげらげら笑いっぱなし、さぞ、やかましかったことでしょう。すまんかった。</p>

<p>　そんな心にもない謝罪はどうでもよい。くだらないギャグを織りまぜつつ、ストーリーはどんどん深刻になっていきます。</p>

<p>　かつてここまでシリアスなアダム・サンドラー映画があったであろうか？　いや、無い<small>（と思う）</small>。クライマックス、私は茫然と涙したのであった。『50回目のファースト・キス』に続いて泣かされてしまいました。</p>

<p>　この映画が伝える、「出世でキュウキュウするよりも、家族との時間を大切に！」というメッセージはアメリカ映画の定番、手垢がつきまくったものです。が、しかし。この作品においては、リアルに訴えかけてくるものがあります。最愛の妻と別れざるを得なかったアダム・サンドラーの無念さ・悲痛さが伝わってきます。</p>

<p>「古くさいけどリアル」という点は、さながら往年のハリウッド名作『素晴らしき哉人生