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2016年03月31日(Thu)

マネー・ショート/華麗なる大逆転 強制起訴シリーズ

起訴者: ヤマネ

強制起訴シリーズ64弾

2008年9月、当時全米で第4位の資産規模を誇る大手投資銀行のリーマンブラザースが破綻した。これを切っ掛けに市場はパニック、住宅バブルで膨らみに膨らんだアメリカ経済はペッシャンコになり、その影響は世界中に波及していき、世界金融恐慌へと発展したのだった・・・。この所謂“リーマンショック”の時、アメリカ経済の破綻を予想してそれに賭け、ほとんどの人が大金を失って茫然とするなか、逆に巨額のカネを手に入れた人たちも、一握りだけだが、居た。これは、そんな人たちを通して、あの世界恐慌を描いた作品である。
原作はマイケル・ルイスの傑作ノンフィクション「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」。監督は元SNLのメインライターで、SNLを辞めた後は『俺たちニュースキャスター』や『アザーガイズ/俺たち踊るハイパー刑事!』などの秀作コメディを撮ってきたアダム・マッケイ。
名前や設定、経緯などは変えてありますが、基本事実に基づいた作品です。

ヤマネ
やー、メチャメチャ面白かったですねー!これ、アダム・マッケイの最高傑作じゃないですか?
元店主
いや、それはどうかな。私も確かに面白かったけど・・・やっぱアダム・マッケイは『俺たちニュースキャスター』じゃね?
マツヤマ
オレはアダム・マッケイには特に興味はないんだが・・・この作品に関しては、どーも「お勉強についていかなきゃ」的な見方しかできなくて、ちょっと残念だったかな。
ヤマネ
ええー、そうなんですかー。本来なら複雑で地味な経済の話を、わかりやすく、しかもブラックユーモア満々で楽しく見せてくれたじゃないですかー。ボクは凄く楽しかったですよ!わーい、わーい。
マツヤマ
うーん、オレもリーマンショックについては興味があったし、当時は色々と本も読んで、ある程度はわかってるつもりだったんだが・・・それでもたまに混乱したよ。COD、CDS、MBS・・・って、出て来る専門用語に関してもアヤフヤだったしな。
元店主
そういった専門用語を、突然出て来たマーゴット・ロビーが風呂に入りながらお色気たっぷりで解説してくれる・・・とか、色々工夫して飽きさせない様にはしてるんだけど、それで分かりやすくなったかというと・・・
マツヤマ
そうだよな。あんなの、映像にばっか気がいって、解説なんか頭に入ってこないよな。女性のお色気シーン出しとけばオッケーなんて、テレビっぽい俗っぽさだな。
ヤマネ
ええー、あれはマーゴット・ロビーがアメリカ金融界の腐敗を描いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に出ていたのを意識した演出なんですよー。すごくブラックな目配せが効いていて、いいじゃないですかー。マツヤマさんってエッチなんだからー。
マツヤマ
うるさいよ。お色気シーンはお色気シーンだろ。ヤマネくんはすぐにカマトトぶるからな・・・。そんな事より、これらの専門用語を説明してくれよ。
ヤマネ
おっけー。はい!ではケンタロウさん、どうぞー。
元店主
ええ?・・・えっと、MBSはたくさんの不動産ローンを集めて証券化したもの。色んなローンが集まればリスクが分散される、っていう理屈かな。これで不動産ローンが売買できる様になった。で、そのMBSの中でも質の悪いローンばかり集めて作ったのがCOD。質の悪い債券ばっかりなんだけど、これも色んなもんが混じってるからリスクが分散されている・・・という謎理屈で格付けはAだったりしたんだよね。実際は屑の山なのに、格付けは最高、という事でこれが崩壊の元凶。で、このCODが破綻した時の保険がCDS。CODが破綻したら、保険金が貰える。だから、このCDSを購入するのが、COD の“空売り=ショート”にあたる訳です。
マツヤマ
おお、わかりやすい・・・ってか、なんで自分で解説せずに、ケンタロウさんにやらせてんだよ!
ヤマネ
コホン。いやだからね、こうやっていきなり他人が出て来て説明した方が、分かりやすいでしょー、って話ですよ!
マツヤマ
むむ。でもなぁー、ヤマネくん。これがもし、ケンタロウさんが裸で踊りながら説明したとしたらどうだ!それでも分かりやすいのか!
ヤマネ
あああ!ちっとも説明が頭に入ってこない!!・・・って、別にマーゴット・ロビーは裸踊りなんてしてないでしょ!
元店主
あのー、お取り込み中すいませんが・・・。確かに飽きずに見せるために、様々な工夫をこらしてるのはよく分かったし、それらはそれなりに面白かった。でも、やっぱ私もよく分からなくて、「???」となるシーンが何個かあったんです。例えば・・・あの若僧二人とブラピの三人組。彼らは結局どうなったの?なんか自分たちが大量に買い集めたCDSがモルガン・スタンレーのもので、そのモルガン・スタンレーが潰れそうになったから慌てて売ってたじゃない。もう必死で。で・・・まぁ、話の流れからいったら無論彼らは大儲けしたはずなんだけど・・・なんかよくわかんなかった。彼らは大儲けしたの?それともなんとか破滅を切り抜けただけで、あまり儲からなかった、あるいはトントンとか?
マツヤマ
あ、オレもそれは気になった。まぁ、普通に考えたら大儲けしたはずなんだけど、あんな状態で彼らの屑になる寸前のCDSをまともに買ってくれる人が居るのか?と考えれば損を覚悟で売ったとも思えるし・・・なんか、多分“他人の不幸で儲ける”という性質上、配慮したのかもしれないけれど、他の大儲けした人たちも、みんな暗いんだよな。ちっとも喜んでない。だから、余計わかりにくいんだよ。ヤマネくん、分かってるなら教えてくれよ。彼らは儲けたのか?儲けたとしたら、どれぐらい?
ヤマネ
なるほど。コホン。・・・えー、ではー、質問にお答えしますと・・・・・・ボクもよくわかりません。テへ。
マツヤマ
なんだそりゃー!結局ヤマネくんもわかってないじゃないかー!ちっとも分かりやすい映画じゃないだろがー!
ヤマネ
これは別に啓蒙映画じゃないからいいんですよ!練られた脚本をテンポよく、冴えた演出でブラックユーモアを交えて真面目に語っていく・・・故に分からない所も含めて楽しめる。それがいいんじゃないですか!経済システムが激変する時には、悲劇的ながらも喜劇的な状況がある、というのを描いた映画なんです。別に細かい所はわからなくてもいいんだー!
元店主
うーん、でもなぁ、アダム・マッケイは結構真剣に啓蒙を考えてると思うよ。というのも、彼が撮った『アザーガイズ/俺たち踊るハイパー刑事!』でも、金融界の腐敗が描かれてるし、エンドロールの時に、ずっと金融界の腐敗をアニメーションで図示してるんだよ。それを観た時に、アダム・マッケイって社会派なのかも、と思った。
マツヤマ
で、その『アザーガイズ』のエンドロールのアニメーションって、分かりやすかったのか?
元店主
それが・・・わかりにくかったんですよねー、私には。いや、まぁ、大体何を言いたいかは分かるんだけど・・・図表とか数字が出て来ると、脳みそがフリーズしてしまうんですよね・・・。
マツヤマ
あー、わかる。この映画も、数字がポンポン頭に入ってくる人間なら、分かりやすかったかもな。少なくとも、みんなが儲けたのかどうか、どれぐらい儲けたのか、は分かっただろう。でも、一般人って、数字に弱いぞ。この映画観たって、なんだかよく分からないんじゃないかな。
ヤマネ
だからー、まー、なんとなく金融の世界は不透明で恐い、とか、何がホントで何が嘘か分からない不気味な感じ、とかが伝わればいいんじゃないですかー。それには成功してるでしょ!
元店主
ううーん、私はそれではダメな様な気が・・・そういったイメージだけで理解してると、やっぱそれはそれで騙されちゃうと思うんだけど・・・
マツヤマ
まぁ、映画にそこまで求めるのも酷なんじゃないか。この映画観て、経済とかに興味を持って、自分なりに勉強とかすればいいと思う。こうやってオレたちがあーでもない、こーでもない、と話しあってるのからみて、そういった役目はこなせてるんじゃないか、この映画。
元店主
いや、我々は強制的に無理矢理話しあってる訳ですが・・・。
ヤマネ
まーまー、それはともかく・・・、ボクはクリスチャン・ベールが凄く良かったんですよ。義眼を嵌めた、とか言われていますが、そうなのかどうかもよくわからなくて・・・めっちゃ上手かったですね!
マツヤマ
オレはスティーブ・カレルかな。ラスベガスの日本料理店『NOBU』でCOD専門会社の社長ウィン・チャウ(バイロン・マン)と話すシーンが一番面白かった。
ヤマネ
あそこは良かったですねー。調理する鉄板上の音が、スティーブ・カレルの怒りのボルテージとシンクロしたり、ウィン・チャウが何か言ってスティーブ・カレルが「はぁ?」って顔をするたびに背後から笑い声が沸き起こったり。リズミカルでコミカルな演出の妙!そして、そこに流れる“一番大事なものが言い訳になる”歌!!
ヤマネ & マツヤマ
いちばん大事なものが
いちばん遠くへいくよ
いちばん近くにいても
いちばん判りあえない~♪
元店主
ああ、あれ、誰の歌ですか?
ヤマネ
徳永英明ですよ!ケンタロウさん、知らないんですか?もー、日本人なら、あそこで爆笑する所ですよ。これだから教養のない人は困るよー。
元店主
悪かったな。
マツヤマ
しかし、いくらマーク(スティーブ・カレル)やマイケル(クリスチャン・ベール)が良かったからと言って、所詮金融の世界の人間だし、同じ穴の狢だよな。オレたちの様に、地道に自分の腕で稼いでいる人間からしたら別世界の人間だし、そこらが、あんまりノレない所だな。
ヤマネ
そっすね!全員悪人ー!って、たけしの映画みたいですね。
元店主
私はそこらはちょっと考えが違って・・・、やっぱ一番問題だったのは、激烈なモラルハザードだと思うんです。要するに、詐欺が横行した。商品の情報をちゃんと伝えないで売ったり、とか、嘘をついて売ったりとか。確かに複雑すぎて本人たちもよく分かってなかった所はあると思うんですが、英語もろくに喋られない移民の人たちに売りつけたりしたのは、はっきりと本人たちも詐欺と分かっていたはずです。まぁ、それを自慢してたりしましたが。それに対して、マークやマイケルは別に詐欺はやってないですよね?マークも「あななたちは正義漢ぶってるけど偽善者だ!」とか非難されてましたけど、私はその非難はおかしいと思う。別にお金を儲けること事態は非難される様なことではない。システムが歪み切ってる時、その歪みを利用して人を騙すのと、その歪みの裏をかくのとでは、大きく違うと思います。だから私は“同じ穴の狢”とは思わないし、マークやマイケルには共感をおぼえますね。
マツヤマ
うーん、言ってる事はわかるけど・・・やっぱオレはあいつらを信用できないんだよなぁ。ほら映画の最後でさ、マイケルだっけ、今は水の投資をやってるって言ってただろ?もう、メチャメチャ怪しいよ!
ヤマネ
あれ、マツヤマさんって、水ビジネスに反対なんですか?
マツヤマ
反対だよ!日本の水道事業も、外資に狙われているんだよ!大阪も水道事業の民営化を画策しているし・・・そんな水に投資してるんだから、やっぱあいつらは同じ穴の狢だ!
ヤマネ
ふー!なんか煮詰まってきましたね!って事で、4月の課題映画の発表といきますか!
元店主
うん。4月はアカデミー物件が多くてさぁ・・・さすがに2、3月とアカデミー関係が続いたから、それを外すとなると・・・まぁ、『アイ アム ア ヒーロー』にしておくよ。
マツヤマ
出たー!日本映画カードを使ったなー!
ヤマネ
4月23日から・・・という事でちょっと遅い気もしますが・・・ま、いいか。では、チャオ!

Comments

投稿者 uno : 2016年04月04日 23:42

こんばんは。
いやー、MBSだのCODだのCDSだのワケ分かんなくてお金の話の方を理解しようとするのは途中で放棄しました。てか、空売りって何?っていう基本的なところが分かってなかったようで。
でも、映画としてはかなり楽しめました。勢いでもってかれた感じです。
サブプライム住宅ローン危機のことは当時、連日の報道で見ていたのですが、結局はリーマン・ショックって言葉を知ってるくらいで中身は何も分かってなかった。
一番驚いたのが、サブプライムローンの問題点にアメリカのほとんど誰もが気付いてなかったってことです。質の悪い債券を組み合わせた金融商品から多額のお金が生まれるなんてことを皆が信じていた。。。システムに疑問を感じないって恐ろしい。
この映画でもマイケルが気付いてなかったら、他の登場人物も気付いてないんですよね。詳細は忘れたけど、マイケルがCDS?を買い漁ってるのを、偶然にパーティーで聞いた銀行員が、こりゃあいいと、何処かに売り込みに行く時にフロアを間違ってマークの所に行ってしまった。こんな偶然ってあるのか?とは思うけど、展開が上手くて(というか速くて)グイッと引き込まれました。
あと、この映画の主要人物のマイケル、マーク、ベンって接点が無く、それぞれ独立に話が進んで行くんですが、散漫にならず絡み合っているように感じさせたのも上手いなと思いました。(そのせいか時系列がよく分からなくて混乱気味)
クリスチャン・ベールとスティーヴ・カレルの癖のある演技が良かったですね。

投稿者 元店主 : 2016年04月07日 01:45

うのぴへ

>一番驚いたのが、サブプライムローンの問題点にアメリカのほとんど誰もが気付いてなかったってことです

うん、確かにあれはまるで「サブプライムローンが諸悪の根源」みたいに語られる事が多いよね。でも、実際はちょっと違って、諸悪の根源はCODなんだよね。まぁ、ここらは私も元本「世紀の空売り」を読んで知ったんだけど、もともとサブプライムローンって、貧乏な人たちを救うために考えられたんだ。貧乏人は高金利のローンしか借りられなかった(信用・担保がないから)。そこに、ローンを債券化する事によって、安い金利のサブプライムローンができて、これによって貧乏人も結果として安い金利でお金が借りられる様になったんだ。
だから、実はマーク(スティーブ・カレル)は、初期のサブプライムローンの強力な推進者だったんだよ。マークは不公平や不正義が許せない質だったから、金持ちは安い金利でお金が借りられるのに、貧乏人は高い金利でしかお金を借りられない事に凄く憤っていたんだ。
ところが・・・どこかでおかしくなった。このサブプライムローンを組み込んだMBSが作られ、そこから主にサブプライムローンだけを抜き出したCODが作られて、それがAランクの格付けを貰ったりする事で、貧乏人を食い物にする様なものに変質していった。それに気がついたのが、マイケル。で、このマイケルの気付きから、廻り回ってマークもその事に気がつくんだけど、自分が不正義を正すためと思っていたサブプライムローンが、いつのまにか不正義のために使われているという事実に怒り心頭する訳だ。絶対お前等許さん。吠え面かかせてやる・・・と。

最初は善意で始まったものが、様々な人の思惑や欲望が加わって複雑化していくうちに、トンデモナイものになっていく。でも、その過程が複雑すぎて、関係者もみんなその変質に気がついていない・・・というのが恐いよね。
まぁ、私のこのまとめも、どこまで正しいのやら分からないけどねー。

投稿者 uno : 2016年04月07日 23:34

元店主さん
なるほど。分かりやすいまとめ、ありがとうございます。
映画だとマークの登場がセラピーの場で、過去に何かあったのは分かるんですが、兄の自殺以外は描かれてなくて、マークの人物像に関してモヤっと感じたところがあったんですよね。子供の頃から不正義が許せないって描写はありましたが、サブプライムローンの推進者だったんですね。だからフロリダまで行って、サブプライムローンで購入された住宅を調べ、現実に驚き、強い怒りを受けたんですね。映画では、推進者だったってことが描かれていないから(気づかなかっただけかも知れないけど)、純粋な正義心からサブプライムローンの問題を明るみに出そうとしているのかと思ってました。マーク自身、複雑な感情を抱いてたんですね。
システムの変貌に人間側が気づかない(というか馴れてしまって見て見ぬ振り)って、サブプライムローンだけじゃないよなー、とこの作品を見ながら恐ろしくなりました。

投稿者 オーソン : 2016年04月14日 02:10

もう少しコメディ要素の強い映画なのかと思っていたら、予想以上に真面目な映画で驚きました。そして、映画内で語られる金融商品のやりとりにかなり混乱。映画内での判りやすい解説もなんだか釈然とせず、鑑賞後原作を読んで少し理解したような気がしたけど、やっぱり何かモヤモヤとしたものが残っています。
クレジットカードも保有していない身としては、この手のデリバティブ取引(でいいのかな?)という実体のないやりとりがどうにも気持ち悪くて。
債権の格付会社が証券会社のいいなりみたいになっているっていうのも酷い話です。それより怖いのはほとんどの関係者が何も理解していなかった(しようとしなかった)というところでした。
マークが講演を遮って喋るシーン、映画用の脚色だと思ってたら、原作通りなんですね(汗)。原作を読む限り、映画以上に奇矯な人物だと感じました。原作のゴルフ場エピソード、映画にも入れてほしかったです。
ベンは原作ではここまで目立ってないので、ブラピ用アレンジですかね。
映画で印象に残ったのは貧困層相手に住宅ローンを売りまくっている人。ギラギラしてて信用の置けない営業マンという風情がよくでていたと思います。

映画の感想は最後まで飽きずに観れたけど…っていう感じでしたが、なんだか気になって原作読んだり、ネットで調べたりして楽しんでいたので、トータルとしては楽しんだという事になるのでしょうか。

投稿者 マツヤマ : 2016年04月17日 09:29

ウノピの感想で、ちょっと気になったのは、銀行員(ライアン)が間違ってマークのフロアに電話したのではなく、間違ったフリをして釣れる相手を探していた、という文脈だったような感じだったと思う。

オーソンへ
オレは読んでないけど、原作のほど、キャラクターがハッキリと描かれていないということなんだね。マークは単に変人としか描かれていなかったのに、最後の決断のときだけは理性的に見えたのには、ちょっと気持ち悪さはあった。
オーソンへの注文は、ゴルフ場のエピソードを…、というと、原作読んだ人同士でしか共有できないので、そこまで書くなら、せめて簡単な説明でも添えていただきたい。

投稿者 オーソン : 2016年04月18日 00:14

マツヤマさんへ
スンマセン。確かに、中途半端な書き方でした。エピソード内容を書いておきます!

原作では、マークはラスベガスに行った時にウォール街の人々が集まるような豪華なクラブへ短パン・Tシャツ・スニーカーで登場して凄く人目をひくという場面があります。そして、頼むから襟のあるシャツを着てほしいと(マークの)部下から頼まれると、なぜかマークはパーカー付のスウェットシャツを着てきます。全然、ドレスコードとかを考えない性格のようです。
そして、ゲーム中は落ちた場所が気に食わなかったら勝手にボールを打ちやすい場所に動かします。この行為をこっそりとする訳でもなく、さも当然という風に…。
他の仲間はこのようなマークの性格を「不思議と憎めない」と言ってるんですが、憎む憎まないの問題ではなく、この人ちょっと問題あるんじゃないの?と感じてしまうエピソードでした。

あと、マイケルがアスペルガー症候群だと判明するエピソードもありますよ。

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