京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Reviews > 05 > best ten > Matsuyama
レヴュー
 Movie Review 2005年1月1日(Fri.)

ロマン座代表/マツヤマさん 2004年映画ベストテン

ロマン座の僕はスカラ座が好き!

  1. 『スパイダーマン2』
  2. 『コラテラル』
  3. 『グッバイ・レーニン』
  4. 『スカイ・キャプテン』
  5. 『キルビル Vol.2』
  6. 『血と骨』
  7. 『華氏911』
  8. 『CASSHERN』
  9. 『オールド・ボーイ』
  10. 『半落ち』

 少ない中から無理矢理のベスト10です。8位に『CASSHERN』が入るあたり、まるで10本しか観てないんじゃないか、ワースト10を選んだらこの逆になるだけだろ、とツッコミが来そうですが、そうではありません、DVD等も含みますが、この下に、『ロスト・イン・トランスレーション』、『ラヴ・アクチュアリー』、『ツイステッド』、『シークレット・ウインドウ』etc...と続きます。ウソです、etcはありません。

 順位を付けるにも理由が必要ですので、感想を述べたいと思います。

10位『半落ち』

 10位の『半落ち』は良かったというより、印象深かったですね。最後の方ににヘヴィーな回想シーンがあって泣けました。

8位『CASSHERN』9位『オールド・ボーイ』

 さて、何故に『CASSHERN』が8位で『オールド・ボーイ』が9位かと申しますと、CASSHERN、結構良かったと思うんです。本来無くてはならないヘルメットがキャシャーン誕生の段階で割れてしまうなんて…。あれ? キャシャーンのヘルメットがそんな簡単に壊れて良かったんだっけ? 、まあいいや。そして、戦うシーンがもっと見たい! 宙を舞うキャシャーンをもっと見たい? と思わせながら、ちょっとしか見ることができない。例えば音楽でいうと、ところどころにほんのちょっとだけグルーヴが存在している曲って、妙にカッコよくないですか? 。

 でもなんで『オールドボーイ』の方が下にくるのかって? 確かに面白かったですよ。面白かったと思うんです。見どころは沢山あります。でも強引にコマをはめ込んでいる感じで、観ている間、何かモヤっとしたのがずっとつきまとっていたんです。そして僕としてはかなり地味だと思った“衝撃の結末”である真相はそれまでの筋と比べるとあまりにもギャップがありすぎたと思ったのです。適役のイ・ウジン(ユ・ジテ)が何故アメリカに渡って、どうやって財を得たのかは全く語られなくてもよかったのでしょうか? まあマンガですから、の一言で片付けたくはないのですが。

7位『華氏911』

 僕はマイケル・ムーアの作品は『華氏911』で始めてでした。「私も負けない」って負けちゃいましたね。

6位『血と骨』

 で、『血と骨』面白かったですねぇ。僕には苦手なシーンも少しありました。目を伏せながら観たあの感じ、『キルビル Vol.1』と似てます。鈴木京香の濡れ場が話題を呼んでましたが、僕としては濱田マリの濡れ場の方が衝撃でした。いや、エッチ目的で観に行ったわけじゃありません。いろいろ書くと長いから。

5位『キルビル Vol.2』

『キルビル Vol.2』ですが、僕はVol.1も2もいっしょくらい良かったです。

 書いていてだんだん面倒臭くなってきました。

4位『スカイ・キャプテン』

『スカイ・キャプテン』のアンジェリーナ・ジョリーはキャプテンハーロックでした。

3位『グッバイ・レーニン』

 ベルリンの壁が崩壊した正にあの時、僕はシンフォニーホールでクルト・マズア指揮、ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団のベートーベン交響曲第9番を聴きに行ってました。一緒に行った当時の彼女の言葉は今も忘れてません。「アズマさんて日本人?」マズアです。

2位『コラテラル』

『コラテラル』を私の知人は「来られたら困る」って覚えてました。確かに困ります。ちょっと抜けていながらも二枚目を貫き通すトム様扮するヒットマン、ヴィンセント。マカロニウエスタンに多いけど、ああいう孤独な男の映画好きなんです。そして僕は大のトム・クルーズ好き。会った人ならわかりますよね(どこが?)

1位『スパイダーマン2』

『スパイダーマン2』はババさんがレビューで長いの書いてますのでそちらを読んで下さい。でも一応1位に選んだので、番外編を。

 ブルース・キャンベル! この名前にピンときた人は相当なサム・ライミ好きですね。妖怪キルスティンが芝居を演ずる劇場の門衛の役です。私はその名前だけで『アイスリンク(J.F.トゥーサン監督)』を観てしまいました。『ダークマン(ライミ監督)』ではカメオ出演となってましたが、『スパ2』ではどうだったんでしょう。カメオってなかなかいい響きですが、『ロスト・イン・トランスレーション』のHIROMIXとか藤原ヒロシなんかもカメオになるのかな? なりませんよね、キャラ弱すぎでよくわかりませんから。残念! 。そもそもカメオはいいとして、日本における特別出演とか友情出演ってよくわかりませんよね。何が特別なのか、誰との友情なのかさっぱりわかりません。僕の見解はこうです。特別出演=高ギャラ、友情出演=ノーギャラ。だったら美しいんですが。

 みなさん良いお年を!

ロマン座 マツヤマ
Original: 2004-Dec-10;

レビュー目次

2004映画ベストテン目次