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 Movie Review 2003・9月4日(THU.)

ワイルド・スピード X2

 違法改造日本車による公道レースで話題を呼んだ、とのウワサの『ワイルド・スピード』続編です。1 作目は、後にスマッシュヒット作『トリプル X』を撮ることになるロブ・コーエン監督+ヴィン・ディーゼル主演で、ともかく V ・ディーゼルの異様な存在感が記憶に残る作品、黒人・ヒスパニックの群れの中に主役の白人が単身乗り込むという、マイノリティとマジョリティが逆転した設定が面白かったのですけれど、今回は、白人刑事とその幼なじみ黒人が悪の組織に挑戦するというごく普通のバディ・ムーヴィー、一応前作を踏襲して、違法改造日本車がブインブイン走りますけど当節ハリウッドで流行中の「アクションシーンになると途端に眠くなるアクション映画」に仕上がっております。

 設定的には前作の主人公が引き続き主役を務めているので歴とした続編なのに、パチモン臭さがプーンと漂い、では、白人+黒人のバディ・ムーヴィーとしてはどうか? というと、黒人タイリースがいきなり拳銃をブッ放す! ところ約一ヶ所は痛快なれど、どうにも白人にイニシャチヴを取られがちで、何ともかんとも。

 と、いうわけでそもそも V ・ディーゼルがいなければ魅力激減の前作から、V ・ディーゼルをはずしてみたら、ホントに面白くなくなっちゃいました! という身も蓋もない続編です。クルマ好きの方にバチグンのオススメ。

(☆= 20 点・★= 5 点)

BABA Original: 2003-Sep-4;

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