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2011年03月24日(Thu)

地震のニュース 生活

いや、実に大変なことになっていますね。地震と津波と放射能と。こちらでもインターネットのストリーミングを通して、何が起きているのかをリアルタイムで見ています。最近は落ち着いてきましたけど。

地震・津波の発生から数日は、イタリアでも当然のことながら、常にトップニュースで報じられていました。特に、原発の事故(と言っていいのでしょうか)に関しての関心はかなり高い様子。特集討論番組がテレビでもやっていました。なぜならイタリアには現在、稼働している原発が存在していないのですが、「原発作ろうぜ!」という声と「ヤメヨー」という声とがあって、ホットな議論が交わされていた矢先に、こういう事態が日本で生じたからなんですね。で、今のところ、原発に関する議論を1年間は凍結することにしたそうです。

出会うイタリア人は「日本は大変な災害だねえ、家族や友達は大丈夫だったかい?」と親切に声をかけてくれます。まあ、あんな映像や写真をみてたら、日本全体が壊滅しているように思えますよね。新聞では「アポカリッセ (世の終わり的災害)」などと報じられているんですから。

しかし、日本から流されてくるネットとニュースの情報を見ていると、いくらリアルタイムであるとはいえ、日本の国が停止しているのではないか、OPALだって休業してるんじゃないか、という焦りが生まれてきます。で、例えば関西の友人にメールしてみると、「大変やねぇ」と、まさに人ごと。というより、今回の災害からあまりダメージを受けていない様子。良かった良かった。

そうなのです。イタリアにいる私たちの方が、メルトダウンしてるんじゃないか、するんじゃないか、富士山が噴火するんじゃないか、ガソリンが全部無くなるんじゃないか、などとハラハラしているのです。

…OPALは、まだありますよね?

Comments

投稿者 元店主 : 2011年03月24日 03:38

もちろーん!オパールはまだありますよー。・・・まぁ、常に潰れさうな店ではあるのですが。

少なくとも、ここ京都では、普段通りの日常があります。街角に、やたら募金呼びかけの人々が立ってるとか、美術館や博物館が夜の展覧をやめたりとか、東山花灯籠を実質中止したりとか、そんなこんなはありますが。

が、日本そのものは、やはり大変な事になってます。こんな大事故があったのに、日本では原発存続の方針を崩さないとバカな事を言ってますし、風評被害とやらで野菜が大量放棄されてますし、被災地では未だ救出されない人々が居て、餓死してる人々もをります。たまらん。そんな状態なのに、政府はウソや誤摩化しばかりで、誠実さに恐ろしく欠けます。真にメルトダウンしてるのは、日本の政府・官僚・経団連の会長・電力会社のトップ陣、マスコミ、などの脳みその方でせう。

powerくんも、イタリアから、これらバカどもを罵倒してやって下さい。

全く、アポカリッセ、ナウ!だよなー。

投稿者 power : 2011年03月24日 15:56

あ。元店主!

そうでしたか。被災地で苦しんでいる人たちがいるという話は聞いているのですが、どんな現状なのかを私も今ひとつ、理解していないんですよね。というか、NHKの放送やニュースサイトを見ているだけでは現状はわかりません!

昨日は、ものすごーく悲しそうな顔をしたイタリア人に話しかけられました。私が普通の表情をしていたら、どうして悲しくないのかみたいな事を言われて、参りました。

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