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2010年03月22日(Mon)

中華料理屋にて 料理, 料理

ふらっとミラノの中華料理屋に行きました。


いま、ミラノでは日本料理が大ブームです。なので、中国人経営の中華料理店といいながらも、寿司やら天ぷらやら、日本料理が食べられる店が多くなっています。いつの間にかRistorante CineseからRistorante Giapponeseと看板を替え、店の名前も怪しげな日本語になっている、という店を非常に良くみかけます。

土曜日に行ったその店は、外から見れば中華料理専門のような印象を受けましたが、中に入ってみるとカウンターがあって、そこでハッピを来たお兄さん(中国の人)が寿司を握っていました。このように寿司を提供する店が増えているのは、単純に、中華料理よりも一皿の単価が高く、儲かるからなんですね。

さてさて、そんなことはいいんです。私たちは中華料理を食べました。チャーハン、ワンタンスープ、酢豚、春巻、などなど、いずれも美味しく頂きました。家では日本食を食べることがよくありますが、ときどき外食で中華を食べるとホッとします。ただし、日本で食べる中華料理の味と比較すると、随分と味が濃いめです。これは薄味指向の日本と、はっきりした味が好まれるイタリアとの違いから来ているのでしょう。

店内を見回すと、僕たち以外は全員イタリア人のお客のようです。繁盛してるねえ。と、そのとき! 「ち、ちょっとあの人、見て!」「ん? のわー!!」

我々の隣のテーブルにいるカップル。白いご飯(日本で普通に食べるお茶碗に盛られたご飯です)にしこたま醤油がかけられていました。真っ黒です。彼はそれに不器用に箸を突き刺して食べようとしているのです。

そりゃ、白いご飯をどう食べるかなんて、各自が個人的に決めれば良い事柄です。しかし、さすがにこの醤油のかけっぷりは間違っているような…。私とKKちゃんは初めてみる光景に笑いました。

基本的にイタリア料理は、一皿目→二皿目→…のように、テーブルに持ってこられた順に一つづつ料理を食べていきます。このカップルは、一番最初に運んでこられた白ご飯に対し、まずこれを食べきらねばならぬ、と思ったのでしょう。ところが実際に食べてみるとかなり味が淡泊である。仕方無い、このテーブルの上にある黒い液体をかけてみよう…と相成ったものと思われます。

見ていると、彼らの席に、どんどんおかずが運ばれて来ました。アレっ、どういうこと? という表情がおかしかったです。

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