京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal：Home

これは、ロンドン講演のためのリハーサルの様子をまとめたドキュメンタリーです。もちろんマイケルの曲を軸とした構成。イタリアでもバスの車体広告にTHIS IS IT! と大きく張られていたりして大々的に宣伝されてはいるのですが、私の中ではもうマイケルと決別していたので、特に見に行くつもりをしていませんでした。しかし、昨日TIME誌でべた褒めされていた記事を読んでからというもの、妙に気になりはじめ、アカン、二週間限定公開らしいし、見逃したら後悔するかも。いや、だんだん観たくなってきた、という気持ちを抑えきれなかったので、行くことを決心しました。しかしながら、現在私は運転免許証の切替の都合で車の運転ができない身なのでした。そこで、映画が苦手なＫＫちゃんに頼んで連れて行ってもらいました。何度も言ったかもしれませんが、もう一度感謝。ありがとう、ＫＫちゃん。

イタリアでは基本的に映画は昼間は上映されず、夜のみ。ああ、暗くなるのが待ち遠しい。早く上映時間になれ！ 今日という一日は、THIS IS ITを観るぞ、観賞しちゃうよ、というエキサイトした気持ちで過ごしたのです。

晩ご飯はＫＫちゃんの新作、焼きそばでした。ああ、おいしい、美味しすぎる。 点数を付けたら100点以外にあり得ない。この食事の後はTHIS IS IT。この焼きそばもTHIS IS IT!　と舌鼓を打った後、ＫＫちゃんのドライブによって映画館に無事に足を運び、着席。周囲を見渡すと・・・そこは…が、ガラガラやんっ！ でも他人のことはどうでもいいのです。いよいよ上映。まさか、吹き替えじゃないよね？ と恐れていたのですが、全て字幕だったので安心しました。マイケルの声を吹き替えるなんていう破天荒なことはさすがのイタリア人もしなかったようです。　肝心の映画ですが、これが、もう、すごい。始まった瞬間から、私は、ああ観に来て良かった！ マイケル最高！ すごすぎる！ ホウー！ と心の中で踊り狂いました。

うーん。これは素晴らしい。やっぱりマイケルはスーパースターなんだということを確認しました。はっきりと。そして、マイケルの踊り、歌。この年齢なのに。もうこれはすごいの一言。この映画（と呼べるかどうかはわかりませんが）は、大画面、大音響の映画館で観なければお話になりません。やはり観に来て良かった。

最後に流れる新譜、THIS IS ITを聴きながら、私は心の中で大粒の涙を流しました。さようならマイケル。ホウー！