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2009年01月26日(Mon)

日本料理屋 料理

祇園オパールのリニューアルまであと僅かじゃないですか!! …というわけで先日食べに行ったミラノの日本料理屋について。


ミラノにある比較的高級な日本料理屋に行く機会がありました。私の場合、KKちゃんが普段から日本料理を作ってくれるし、寿司を食べたければ中国人が経営する美味しくて比較的安価なお店に行くし、大金を払ってまで日本料理を食べたいなんて別に思っていないのです。でも今回は、ご馳走していただけるということだったので行くことに決めたのです。現金な私です。

そのお店は東京の企業が経営しているらしく、個人経営レストランとは趣を異にした日本料理店です。日本人が普通に、というよりずいぶん気取った雰囲気を出しながら働いています。そんなに大きなお店でもないのに耳にイヤホンみたいなものを装着しておられたりします。「どぞ、いらっしゃいませ」と澄ました感じで迎えられて店内に入ると、中は…照明が少し暗めであるということを除けば、感銘を受ける程でもない、普通のお店でした。

「何になさいますか」とやって来たのは、日本語を流暢に話すイタリア人のウエイター。何にしようかな。私が注文したのは天丼でした。味は、まるで日本で食べているかのように“普通”でしたが、この普通さには結構満足しました。

味は良いとして、気になったのは過剰なサービスでした。5人で食べたのですが、これに対して2人ほどのウエイターが接客係として付くのです。寿司を食べる人には醤油入れを持ってきて、さらに醤油まで注ぐ。何かを食べ終わったら直ちにやってきてお皿を下げる。グラスの水が減ってきたらすぐに継ぎ足しに来る。なんと言いますか…監視されている気分でした。ババーン!

イタリアの普通のレストランやピッツェリア(ピザ屋さん)では、当然、良い感じにほったらかしにしておいてくれ、食事をゆったりと楽しめるものです。KKちゃんも接客のやり過ぎに違和感を覚えたようで、「もう一度食べに行きたいようなお店じゃないなー」とぽつり。日本や日本製品といえば、緻密でミスが無いというイメージがイタリア人の間にもあるのでしょうけれど、このような(ろくすっぽ食事を楽しめないような緻密な)サービスが日本的なものとしてウリになるのでしょうかねえ?

Comments

投稿者 店主 : 2009年02月05日 00:28

powerくん、KKさん、素敵なお花ありがたうございました!!!

・・・って、日記にあまり関係ないですが(でも日記の冒頭部に関係あり!)、思はずお礼を言ひたくて、コメントしてしまひました。

ちなみに、お花屋さんが「ミラノさんからお花でーす」とか言ひながら持ってきたので、一瞬誰かと思ひましたよ。

お二人とも、是非祇園オパールへお越し下さいね。

投稿者 power : 2009年02月05日 07:32

あ、店主! まずは祇園オパール開店、誠におめでとうございます。こちらミラノでも 「次のニュースです。祇園オパールが開店しました!」 などと、大騒ぎになっています! …我が家で。
お花、お気に召したらいいんですが。

>お二人とも、是非祇園オパールへお越し下さいね。
ええ、帰国した節には、何がなんでも行かせて頂きます!

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