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2008年11月20日(Thu)

電子辞書 イタリア語

日本から送ってもらった、とあるアニメのDVD全巻セットを一話ずつ順調に見ている毎日です。クララはいつ起立するのかな。 というわけで今日は電子辞書について。


私が学生だった時に辞書と言えばそれは間違い無く紙の辞書だったわけですが、時が流れ、今や語学学習用の辞書といえば電子辞書が連想されるようです。聞けば、高校などの英語の授業では殆ど全ての生徒が電子辞書を持っているらしいし、最初の授業で先生に購入を勧められたりもするそうですね。ときどき、辞書は紙に限るといって電子辞書のことを見下したりする年配の先生もおられるそうで。

イタリアに来る前、私は少し悩みました。紙の辞書を持って行くか、それとも電子辞書にするか。結果、KKちゃん用として電子辞書を一つ購入し、私は小学館から出ている紙の辞書を使うことにしてみました。1年前のことです。

私が紙の辞書を選択したのは、紙の辞書を使い慣れているから、そして紙の辞書の方が視認性が良いからです(一度にいろんな情報が目に入ってくる)。実に真っ当な理由です。

渡伊して直ぐ、私は毎日、語学学校に通ったのですが(今でも時々は行きます)、そこで出会う殆ど全ての日本人は電子辞書を携帯していました。他方、他の国の人たちは当然のように紙の辞書。(たぶん、電子辞書が発売されていないのだと思います。)語学学校の先生は 「ここに学びに来ている日本人はみんながみんな電子辞書を使っているけど、私は紙の辞書がいいと思うわ!」 なんて発言しておられ、日本人は猫も杓子も電子辞書! という風潮に嫌気を表明してさえおられました。とはいえ私は別に周りのことは気にもとめず、紙の辞書をパラパラとめくってはイタリア語の単語を調べてきたのです。そして、ちょっとずつイタリア語もわかるようになってきました。

イタリアに住んで約1年。KKちゃんのものを時々借りてはいたのですが、だんだん紙の辞書より電子辞書の方がちょっとばかし、いや、格段に便利じゃないかしら、という気がしてきました。それで、そろそろ私も自分用の電子辞書を購入しようと決心し、日本から遊びに来る友人にAmazon.co.jpで購入した電子辞書[EX-word XD-SP7400]を運んできてもらいました。

2週間くらい使ってみた結論を発表します。…電子辞書、最高! ババーン! 軽い。速い。ババーン! 覚えたい単語の登録もできる。だから辞書をひく気になる(これは極めて大切)。結果として身の回りの単語を覚えられる。ババーン! わー、どうしてもっと早い段階で電子辞書にしなかったのかぁー。ババーン!
本段落では一つのフレーズを不必要に繰り返してみました。ババーン!

「辞書? そりゃ紙の辞書さ、絶対」 と言うのは、「え? 洗濯機? いらないよ。洗濯物は手洗いが一番!」 と強情を張っているようなものです。洗濯機を使い始めたら手洗いする人なんて誰もいないのです。手洗いが指示されている素材のものは除きます。

というわけで、海外生活をするなら紙の辞書なんて毫も考えずに、はじめから電子辞書になさい、と1年前の自分に諭したかったというオチです。そうしたら今頃は、あれ、翻訳コンニャクを食べたのかな、というくらいにイタリア語が上達してたでしょうにねぇ。

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