京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 1999・10月9日(SAT.)

「にしてつニュース」効果

 店に行ったら大盛況。昨日の暇さ加減が嘘のようだ。今日は SEIYU で牛肉が安売りしていたので、マカナイは牛肉だぜイエー!とか思って勇んでやってきたのに、全然ご飯を食べる暇がない。次から次へと入る注文、洗っても洗っても溜まる洗い物、疲労を露骨に顔に出してる修行が足りないネコ、こんな時に限って水をこぼしたりする粗忽なタイラ、オパールで一番マトモな店員のヒロキくん、なぜかロマンザで髪の毛のセットをしているトモコ。そして私。腹が減ったぜイエー!

にしてつニュース それにしてもこの突然の盛況ぶりはなにゆえか。オリーブ効果か。ハナコ効果か。いや、これは案外「にしてつニュース」効果かもしれない。では「にしてつニュース」とは何か。実をいうと私もよく知らないのだが、九州を走っている電車・バス会社の配っている小冊子らしい。これの最新号である 10 月号にオパールが紹介されているのだ。ここではオパールは「スタイリッシュなサロン的空間がセンセーショナルで、京都のカフェ界に新風を巻き起こした名店。」とされ、西鉄高速バスで 10500 円払って 9 時間 25 分かけてやってきた観光客達はいやがおうでも立ち寄らずにはおれないようになっている。そういえば客席のあちこちから「うまか」「ばってん」「しっとーと」という声が聞えるような気がしないでもない。恐るべし「にしてつニュース」。

 ただ「ちなみに京都でコーヒーを注文するとミルク・砂糖入りなのでご注意」というのは間違ってるぞ。そんな変な店は京都でもあそこだけでしょう。このあいだ火事で焼けた、小西康陽も通っているという、ほら「才女気質」の舞台になった、あそこ。ちなみにあそこでコーヒーを注文すると朝に大量抽出したものの温め直しなのでご注意。

 イワキリさんがトモコの誕生日プレゼントに、と花束を届けてくれる。ありがとうございます。今日の日記はこの美しい話でしめましょうか。れーざー。

小川顕太郎 Original:2000-Oct-10;