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 Diary 1999・11月23日(TUE.)

関西歩行人

 本日は祝日なので昼間っから大盛況だ。祝日の特徴として普段あまり来ないお客さん、雑誌などを見て初めて来るお客さんなどが多い。そう、あの「関西歩行人」片手にやってくるお客さんが多かったのですねえ。オパールには、常時 10 種類以上のケーキがある、とか嘘っぱちを書いて、「イチゴのタルト」や「シフォンケーキ」などありもしないメニューを載せた問題の雑誌です。

 当然の事ながらみんなケーキを注文しまくる。でも普段はスタッフで細々とケーキを焼いているオパールとしては、そんなにケーキを常備していず、たちまち売り切れ。すると非難の声をあげるお客さんが続出。そりゃ当たり前か。「関西歩行人」を見てやってきたお客さんは、きっとケーキを食べに来ているんだろうからなあ。

 ケーキがないと分かった途端に、注文もせずに憤然と席を立って帰っていったお客さんが 2 組。すんまへん。でもなあ…なんで我々が謝らくてはならんのか。「騙された!」という顔をしていた彼・彼女等にとって、騙したのは雑誌ではなくてお店になるんだろうなあ。トホホ。みんな安易にメディアを信じちゃいけないですよん。

 んで、その「関西歩行人」ですが、いやあ、これは裏話になっちゃうんだけど、実はかなり酷い雑誌らしいですぜ。取材先で様々な失礼な行為を繰り返しているらしく怒っている店も多いらしいし、業界内での評判も悪いらしい。つまりあそこまで酷い雑誌ができるのは、情報誌そのものの問題ではなく、関西歩行人編集部に問題があるということ「らしい」。なんか「噂の真相」化しているなあ、今日の日記。

 別に不買運動(買ってはいけない!)をやるつもりはありませんが、ちょっとみんなに意識的になってほしい。だって「関西歩行人」が、関西で一番売れてる情報誌なんだぜ。

 ジュリさんが久々に来店。なんかもうあまり街に出てないそうだ。なんで? なにはともあれ街には出て来れなくても、インターネット上を出歩いて電脳オパールにでも来て下さいませ。カフェというのは日々の生活に必要ですよ〜。なんて手前味噌ですまん。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-24;