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 Diary 1999・11月21日(SUN.)

オオヤさん、
結婚おめでとうございます。

 昨日に引き続きタケチさんが来店。東京からやってきた「SUNDAY-VISION」というデザイナー集団と一緒だ。彼らは雑誌「オリーブ」の「京都系特集」をみて、京都に憧れてやってきたそうだ。ううむ、騙されている。でも地方の人間もメディアに騙されてみんな東京に行くわけだから一緒か。みなさんメディアを信用しちゃダメですぜ。「SUNDAY-VISION」制作のポストカードやステッカー、池袋パルコのちらしなどをいただく。有り難うございます。ゆっくり京都観光していって下さい。

 前から告知していたように今日は 19 時までで営業は終わり。なぜか? それは元パチャママのオオヤさんの結婚式の披露宴パーティーをするからなのでした。それならそうと書けばいいのに、と思われる方もいるでしょうが、オパールでは現在基本的にパーティー類の開催は断っています。それはパーティーなどで臨時休業をして常連さんをはじめ一般のお客さんが来れなくなるのを避けるためであり、またやはりお気に入りのカフェは常に開いていてほしい、という私達自身の考えも反映した結果の方針なのです。だから「本日は貸し切りパーティー」とか書いて、「オパールでは貸し切りパーティーができるんだ」と思われるのを避けたかったのです。

 で、オオヤさんの結婚披露宴パーティー。これはオパールの基本方針を曲げての特別開催である。なぜならオオヤさんはある意味で、できたばかりで不安定なオパールを支えてくれた人だから。といってもそれは純粋に精神的・個人的な事であり、先行きがあまりにも真っ暗で果てしなく気分が落ち込んでいた当時の私が、オオヤさんの言葉によって決定的に勇気づけられたという個人的な事情による。だから本人にその事を言っても多分なんのことやら分からないだろうと思う。オオヤさんというのはそういう人で、無茶苦茶な事をいったり、冗談ばかりやったりしている人だが、何か人を支える力のようなものがある。実際このパーティーでも、何らかの形でオオヤさんに支えられた人達が集まった感があり、一種独特の雰囲気をかもしだしている。というのは私の勝手な思いこみかな?

 なにはともあれ、つつがなくパーティーが終了してよかった。幹事役のミツギちゃん&ミホッチお疲れさまでした。タケダくんをはじめ手伝ってくれた人達もみなお疲れさま。特にミツギちゃんは大奮闘で、あまりの頑張りゆえか途中でお腹が痛くなって倒れてしまった。きっと中途半端にお腹にものを入れたからや、と言いながら必死の表情でお腹を押さえながら食べまくっていたけれど、それってやはり食べ過ぎと違うのかミツギちゃん。なんにせよみなさんお疲れさま。最後にもう一度、オオヤさん結婚おめでとうございます。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-23;