京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 99 > 1106
 Diary 1999・11月6日(SAT.)

コマーシャル & コミュニケーションズ

 店に行くと、ウエナカさん・ヤマネくん・タケダくんがしけた顔でカウンターに座っている。今日は「泉門天」での餃子 100 個制限内食べ尽くしに再挑戦の日のはず。さてはダメだったのかと思いきや、前回に引き続き今回も挑戦できなかったのだ。どうやら挑戦できる時間帯が決まっているらしく、その時間帯に行けなかったらしい。ガク。しらける事おびただしい。次また挑戦できなかったら、もう日記で取り上げるのもやめよう。

 陶器でロボットを作り続けているオカヤマくんが来店。オカヤマくんは今月の 18 日から 30 日まで大阪の「複眼ギャラリー」という所で、「コマーシャル&コミュニケーションズ」という展覧会をひらくそうだ。これはギャラリーもメディアだという視点から、作品に様々なお店のホームページアドレスをいれるという企画。オパールのホームページアドレスを使わせてくれないかという話だったので快諾。オカヤマくんは最近たてつづけに 3 回も展覧会をひらくという精力的な活動ぶりだ。「いや、僕らのような若い作家は一度展覧会の誘いを断ると、次から誘われなくなっちゃうから、頑張って受けざるを得ないんですよ」という事で、今から工房に行って 24 時間ぶっ通しでロボット制作をするそうだ。凄い。

 ちなみにオカヤマくんの工房というか制作場は亀岡にあり、色々なアーティスト達が共同で使っている所らしく、あの「狂わせたいの」を撮った石橋監督なども使っているらしい。京都はこういった多数のアーティストが共同で使っている制作場が多く、例えば西陣などでは若いテキスタイルデザイナー達が共同で倉を借りて制作場にしている。当然の事ながらこういった所は家賃が安い。オカヤマくんの所も一坪 2000 円ちょっとらしい。こうやって考えると京都は若いアーティスト達には良い所なのかも。まあ、カフェをやるには最悪の環境だけどね。

 とにかくオカヤマくんの「コマーシャル&コミュニケーションズ」。「複眼ギャラリー」にて 11 月 18 日〜 30 日で、12 時から 20 時まで。水曜日休廊で最終日は 17 時まで。興味のある方は是非行って下さい。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-8;