京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 1999・12月31日(FRI.)

秘密パーティー

 昨年は 31 日に店を開けていてえらい目にあった。12 時を過ぎたあたりから、八坂さん帰りだと思われるお客さんが大挙して来店し、もうしっちゃかめっちゃかになったのだ。そりゃ随分もうかりましたやろ、結構な話やおまへんか、と言われるかもしれないが、正直まいった。ヤンキー風の連中が傍若無人な振る舞いに及び、新年早々嫌な思いをしたのだ。はっきり言うが彼等にとってオパールなどどうだっていいのだ。初詣だぜイエーイ! とか浮かれながら京都まで繰り出して、おいおい寒いぜなんか茶でもできるとこないのかよお、お! あそこになんかあるじゃん、ラッキー! とか言いながらたまたま入ってきたに決まっているのだ。そして、なかなかしゃれてるじゃん、とかなんとか言ったにちがいないのだ。むううん。まあ、そういった訳で今年は本当にオパールの事を気に入ってくれている人達だけでひっそりと年を越そうと考え、看板も出さず、秘密営業という形をとったわけです。

 一応チャージは 1000 円で、フリーフード。年越しそばやおせち料理を用意する。で、21 時にオープン。いつもながらのスロースタート。誰も来ません。う〜ん、スローなスタート。ほんと、ちょっぴりしか来ません。オパールフォロアーだと勝手に決めつけているメトロの上のカフェがめちゃ賑わっている正にその時、オパールは閑古鳥が鳴きまくっていました。ははははは、オパールってあんまりみんなに愛されていなかったのね。確かに今年はこの WEB サイトを開設し、情報誌批判や京都系文化人批判など「決してやってはいけないこと」を調子にのってやりまくったからなあ、まあ、因果応報ですか。ははははは。かまへん、かまへん。私にはこのためにわざわざオパールを作ったのだと錯覚させるぐらいの「夢」があるのだ。その「夢」が、11 時過ぎ頃にゴロゴロと荷物を引きずりながらやってきた。

 最高の DJ で、最高の人々とともに、最高の場所でノーザンソウルを踊ること、これこそが私の「夢」だ。オパールはもちろん最高の場所だ。オパールの常連さんはこれまた当然最高の人達だ。そして最高のノーザン DJ であるキタアキくんがわざわざやってきてくれた。「夢」まで後すこしだ。よーし、カウントダウンいくぞ。みんなにお酒は配ったか? 配った? よし、準備万端。あとは 12 時になるのを待つばかり。……ちょっと目が悪いもんで秒針がよく見えないんだけれど、マチデくん、12 時の 10 秒前になったら教えてくれい。「あの、ケンタロウさん、もう 30 秒ほど過ぎてるんですけど」なっなにいいい!!! さあ、どうなるオパール。続きは明日の日記で。

おまけ
OPAL年越し日記(Betch)
管理人年末日記(サイト管理人)
小川顕太郎
Original: 2000-Dec-2;