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 Diary 1999・12月1日(WED.)

ツマガリのお菓子

 編集プロダクション M 社の社長 I 氏とライターの K 氏が例の「カンサイウォーカー」別冊の件で謝罪に来る。

「例の…」とは勿論、データが間違いまくって載っている「保存版」のことだ。とりあえずは今回の間違いに至る経過説明だったのだが、これがよく分からない。今回はファックス取材と写真撮影のみを行ったそうで、「別冊・保存版」をファックス取材と写真撮影のみで作るというのもどうかと思うが、それにしてもメニューにない料理を載せたり勝手に値段をつけたりするだろうか? そんな間違え方はかなり難しいと思うのだが。 I 氏の説明によると、全てチェックを K 氏が怠ったのが原因だそうだ。確かにゲラをみた覚えはない。というかゲラのチェックさえしていればこんなとんでもない間違いは簡単に防げただろう。それにしても、チェックする前の原稿ってそんなに無茶苦茶なのか?

 もう一点私が疑問に思っていたのは、なぜオパールのデータが間違っていたと分かったのか、という事。なぜなら私は抗議の電話など一切していないからだ。ということは…と思っていたら案の定そうだった。勿論人づてだが、オパール WEB サイトで知ったのだそうだ。恐るべしオパール WEB サイト。

 問題の雑誌を回収、あるいは訂正版を出す予定はないのかと訊いたところ、それは「カンサイウォーカー」本社が決めることで何ともいえないが、回収は無理にしても何らかの形で訂正版を出す予定があるらしく、すでにその取材は始まっているそうだ。だからそのうちオパールにも「カンサイウォーカー」本社か別の編プロから連絡がある、と。なるほど。ちなみに菓子折として「ツマガリ」のお菓子を持ってきていました。

 M 社の二人と私の会話を耳をダンボにして聞いていたタケダくんとヤマネくん。 M 社が帰った途端に、「なんか違う〜!!」と叫んでいました。これは私の突っ込みが足りなかったということに対する非難なのだ。でも、最初から平身低頭、謝りに来ている人間にそんなに厳しいこと言えないよ。「駄目です、ケンタロウさん。それは弱さです!!」と厳しく言い放つヤマネくん。すんません。私はこういった所でうじうじと嫌味を書き連ねるのがせいぜいの弱い人間でげす。意地悪には教養だけではなく、「強さ」も必要なのだなあ。あるいは「鈍感さ」。まあ「強さ」も「鈍感さ」も似たようなものだけど。

 チェケヘロさんが、先日壊した花瓶の弁償にと、新しい花瓶と花束を持ってきてくれる。わざわざ気を使っていただき有り難うございます。

 チェケヘロさんは本日会社をさぼって『アポロンの地獄』を観に行ったそうだ。さすが! そこへ有給休暇で会社を休んで『アポロンの地獄』を観に行ったババさんが来店。同じくタカハシマキさんも『アポロンの地獄』帰りに来店。すごい。みんなオパールでの呼びかけ通り仕事を休んでパゾリーニ映画祭に行っております。これはみなみ会館か大島渚あたりに感謝されたいものだ。

 ミツギちゃんが来店。「家が火事」とかなり動揺しながらやってくる。なんでも映画を見終わって携帯電話の留守録を聞いたら、家から「火事になった」と連絡が入っていたそうだ。そらすぐ帰らな! でも動揺が激しすぎてどうしたらいいか分からないミツギちゃん。結局遅くまでオパールで遊んで帰りました。

 オイシンが秋刀魚を貢ぎ物として持って参上。「最近仕事でずううっとパソコンに向かっていたから、人恋しくて」とオイシン。よし、分かった! とみんなでイジメまくる。途中でエリさんも来店してイジメに加わる。「オイシンってさあ、興味の主軸はどこにあるの?」「自信を持って断言できますが、オレには興味のあるものはない! なんでもそれなりにイイと思うんですよ」じゃあなんでデザイナーを目指してるんや?

 オオヤさんが来店。実をいうと 12 月からオパールではオオヤさんの焙煎したコーヒーを出すことにしました。まだメニューに載せていないので裏メニューみたいになっていますが、みなさん是非お試し下さい。一応月替わりで色々な豆を試していくつもりです。今月のコーヒーは、私好みのあまり苦くない、どちらかといえば酸味のきいたコーヒーです。一杯 500 円。よろしくお願いします。

小川顕太郎 Original:2000-Dec-2;