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2014年02月25日(Tue)

2月19日〜2月24日 etc

STEINS;GATE

さて、「まどマギ」「ピンドラ」と続いたアニメ鑑賞、次なるブツは・・・ヤマネくんのオススメ作品「STEINS;GATE」です。ちなみにこれ、「シュタインズ・ゲート」と読みます。
実はこの作品はオリジナルがゲームでして、ヤマネくんはそのゲームの方をやって大興奮!ってな事なのですが・・・さすがにゲームはちょっと。だって、莫大な時間がかかるでせう?故に、アニメ化されたものを観る事にしたのです。まぁ、アニメ作品としても評価されてるみたいだし。

で、観始めました。まだ序盤なので、話の方がどうなのか、評価はできません(ちなみに全25話です)。が、まづ絵の方でいふと・・・「まどマギ」や「ピンドラ」に較べるとイマイチ。魅力に乏しい絵です。音楽も・・・イマイチだなぁ。・・・あー、自分はすっかりアニソンの魔力にいかれてしまったのかー、と思ってゐたのですが、別にさうでもなかった様です。やはり「まどマギ」「ピンドラ」は、絵・音楽ともにレベルが高かった、といふ事でせう。
しかしながら、面白くない訳ではありません。この作品、秋葉原が舞台でして、オタク文化が様々に描かれてゐる訳ですが、これが面白い。
「乙」とか「〜だを」みたいな喋り方をするハッカーの男の子や、「〜なのです」「〜するニャン」みたいな喋り方をする女の子がたくさん出て来て・・・とても同じ日本語を喋ってゐるとは思へん!また主人公は中二病の大学生なのですが・・・こんな痛い奴が居るとは思へん!
とはいへ、別に不自然では全くなく、自然とひとつの世界を作り上げてゐる。ふむ、なかなかに興味深い。
只今9話まで観ましたが、やっと話も動き出して・・・こっちの方も面白くなり始めました。うーん、先が楽しみ。

秋葉原

そこで自然と興味は秋葉原へ行くのですが・・・さういへば我々(私とトモコ)はその昔、01くんに秋葉原を案内して貰った事があった。メイド喫茶やメイドリフレ、様々なオタクの店などに解説つきで連れて行って貰ひ・・・あの時は楽しかった。が、それっきりアキバ文化と親しむ事もなく過ぎてしまった。それが、いま・・・。
とりあへず昔買って死蔵されてゐた本を引っ張り出して読んでみる事にしました。「趣都の誕生 萌える都市アキハバラ」森川嘉一郎(幻冬社)。
この本、すごーく面白い。秋葉原が如何に特殊な街か、といふのが活写されてゐます。そもそも現在の秋葉原は、都市論的に世界でも類をみない都市なのだとか。普通、都市といふのは行政・流通・資本の論理で形成される。
日本の場合、戦後〜高度成長あたりまでは“官”主導で都市が形成された。典型的なのは西新宿の高層ビル群。それが80年代になると、“民”主導、要するに大資本による商業的開発によって都市が作られる様になる。典型的なのは渋谷や池袋。ずばり、デズニーランドをモデルとしたテーマパーク的街づくりがされた。で、秋葉原だけど、ここは世界でも類をみない“個”主導ともいへる街づくりになってゐるのだとか。秋葉原にオタクショップが集中する様になったのは、別に行政による誘導があった訳でも、大資本による開発があった訳でもない。個々は小さな店たちが、1997年を境に一斉にてんでばらばらに秋葉原を目指した事から、現在の秋葉原は作られていった、と。趣味を介した集まり、つまりインターネット上のサイトが、そのまま現実世界に現れたもの、それが秋葉原なのです。
都市の景観も当然ながら違ひます。“官”や“民”主導の街は、どうしたって上位文化、要は欧米文化を志向した上昇志向型の街になる。街並は欧米みたいだし、文字は外国文字が溢れ、ポスターなどのモデルは基本が外人。売られてゐるものは外国製ブランド。色使ひも青と白が基調。
対して秋葉原は、文字は圧倒的に日本語が多く、ポスターのモデルも日本人が多い。売られてゐるものも日本製が圧倒的。色使ひの基調は赤と白。
うーん、興味深い。最近のネトウヨの跋扈を考へ合はせても、実に興味深い。
秋葉原、無視できんな(とか言ひながら、この本、10年以上前の本なんだけど・・・今はどうなってゐるのかな)。

末梢神経モービリゼーション

榊原先生のセミナーに行って参りました。今期のテーマは「末梢神経のモービリゼーション」。カイロプラクティックは筋肉と骨と神経にアプローチする徒手療法ですが、筋肉と骨はともかく、私、どーも神経に関してはまだまだ勉強不足で・・・。故に今期のセミナーには非常に燃えてをります。
神経のモビリはいいですよ。私も昨年末に二人ほど座骨神経症の人をみましたが、どちらも座骨神経のモビリ(むろん骨盤調整も)で、一人は一回、もう一人は三回の施術で痛みは完全に消えました。ま、座骨神経は太いですからね。もっと細い神経にもアプローチできるやう、頑張りたいと思ひます。

キック・アス ジャスティスフォーエバー

「キック・アス ジャスティスフォーエバー」をMOVIXにて観てきました。
これはクロエ・グレース・モレッツの出世作となった映画「キック・アス」の続編ですが、「キック・アス」には熱狂した私も、今回は些か危惧してをりました。まづ、ヒットガールであるクロエが歳をとってしまってゐる(15〜16歳)こと、あと予告編観たら、なーんか面白くなささうだったんだよねー。でも、まぁ、義務感で観に行ったら・・・なんと!これがめっちゃ面白い!とにかく、クロエが可愛い!!クロエは「キャリー」で私の中ではミソつけてしまってゐたのですが、やっぱヒットガールとの相性は抜群だ!ほむらちゃん(2次元)に較べたら全然、とか言ってゴメン!と思はずクロエに謝りたくなりました。
お話もしっかり前作の精神を受け継いでゐて・・・私にとっては「ダーティーハリー2」みたいな感じ。
今年の個人ベスト10入りは確実です。エクセレント!

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