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2009年03月19日(Thu)

ダズ来日 音楽

本日は祝日前の木曜日。なのに、あまりにお客さんが来ないので、早々と店を閉めました。・・・・・・と、いふのは、半分本当で半分ウソです。

お客さんが来なかったのは、本当。なんでこんなに?といふぐらゐ、今日は来なかった。が、別にお客さんが来なかったから店を早じまひした訳ではありません。たとへお客さんがワンサカ来てゐたとしても、今日は強引に早じまひするつもりでした。なぜなら・・・「この人が来たら店を閉めてでも駆けつける」リストに入ってゐるアーティストがやって来てしまったからなのです。その人とは・・・、ウエッサイファンにとっては絶対の存在(?)、スヌープの従兄弟であり、数々のウエッサイの名曲を創り出したトラックメイカーであり、自身も男気溢れる速射砲ラップを展開するギャングスタラッパーである、ダズ・デリンジャーでーす!!!ババーン!

以前から、ダズが来日する、といふ噂はあったのです。本人も「今年は日本に行くぜ」みたいな事を、何度かインタビューで言ってました。しかし、当然の様にダズが来る事はなかった。我々ダズファンも、半ば諦めかけてゐたのが現状です。それが・・・本当に“この日”が来るとは。
相方のクラプトの来日は何年か前に行きました。最高、の一言に尽きるライブでした。で、今回はダズ。我々は臨戦態勢でこの日を待ってゐたのです。

ところが、さすがはダズ。なぜ〜か、辺鄙(?)な所ばかりでライブをやるのです。千葉、福島、静岡、名古屋、の4カ所。な、なんで大阪でやらないんだ!かうなれば、我々の行けるのは・・・名古屋か。
といふ事で、我々は19時に店を閉め、片付けをし、そのまま新幹線で名古屋まで行きました。ガビーン。

場所は、名古屋は鶴舞といふ所のRADIXといふクラブ。JRの高架下にある、いかにもなクラブです。私とトモコは23時過ぎに着いたのですが、すでに箱はパンパンの状態。なんとな〜く、ステージを観るには最適な階段の所に場所を占めてしまったのですが、そこは待つには最悪の場所でした。みんなそこからステージを観たいもんだから、ギュウギュウに人が居る。が、そこは階段であるので、絶えず人の行き来があるのです。結果として、常に揉まれ、押され、つぶされる、といふ羽目に。く、苦しい・・・。
ダズがステージに現れるまでの3時間。何度も心が折れさうになりました・・・。

さて、ダズのステージですが・・・・・・。
最高。
もう、この一言。ダズを観る事ができただけで、我々の満足度は9割ほどいってゐたので、たとへどんなステージであらうと、最高!といふ評価になったとは思ふのですが、とにかく、最高でした。最新アルバム「ONLY ON THE LEFT SIDE」からの曲を中心に、「IN CALIFORNIA」「KEEP IT GANGSTA」など往年の名曲を織り交ぜてのステージ。なぜかそこにスヌープの曲もたくさん混じってゐたのですが、何故にー?
むろん、自分がラップするパートのある「SERIAL KILLA」「CANDY」とかもありましたが、全くラップするパートのない「AIN'T NO FUN」とか、結構真剣にやってました。もしかして、その方が日本のファンが喜ぶと思ってるのかな?・・・・・・とすれば、それは大いに勘違ひです。我々はダズのステージを、ダズ、君を観に来たんだよー!と、私は大声で言ひたかった。言っても聞こへないだらうから、私とトモコはDPGサインをズッとステージに送ってゐました。ディーピージーシーファッキョーニガ!

女の子を次々とステージにあげて、もう満員電車状態で訳分からずユッサユッサと揺れながらラップをかます、といふ、あまりに予想通りのステージが終はったのは、約1時間後の午前3時。満足感と疲労感に満たされて、しばし茫然。

その後、サイン会があったのですが、その様子は明日にでも。

(さういへば、名古屋のラッパーたち、phobia of thugとか、とステージでコラボしてましたが、この曲はリリースされる予定ださうです。って、いふ事も書いておいた方がいいかな?情報として)

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