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2008年12月19日(Fri)

出雲へ行かう 旅行

それは私の一言から始まったのです。

「ぢや、出雲大社にでも一緒に行くか」

・・・現在、オパール新店舗鋭意製作中であり、むろん色々とやる事はあるものの、通常営業の時に較べれば時間に融通がきく。といった事情で、我々は結構お客さん方に誘はれたりする近頃ではあったりするのです。一緒に食事をしたり、どこかに出かけたり、家に招待されたり。
そんな中で、ある日ウメドンからも誘はれたのでした。

「オレのクルマでどっか行きませうよ。ガンガンにヒップホップ鳴らして」

その時に私が特に深い考へもなく答へたのが上記のセリフです。
しかし、私は日々の忙しさにまぎれ、そんなやり取りがあった事をすっかり忘れてゐました。・・・が、ある時、ある方面から、ウメドンがクルマをスタンバイして我々からの呼びかけをズーーーーッと待ってゐる、といふ情報が齎されたのです!

・・・アホか。

といふのが私の最初の感想。いくら上記の様な会話があったからといって、誘ふのはあくまでウメドンの側のはずです。それをボーッと待ちながら、「オレにはお呼びがかからない・・・」とブツブツ言ってゐるといふのですから、何おか言はんや。我々は別に誰にも「お呼び」はかけてゐません。全てこちらが「お呼び」を受けてゐるのです。それを、全く・・・。
とはいへ、やはりウメドンには、我々を誘ふ事など無理か。といふ思ひも、強く頭をもたげてきました。それが、ウメドンのウメドンたる所以かもしれんなァ、と。

正直なところ、新店舗の制作の方も大詰めに入ってきて忙しいし、なんといっても先立つものがなくなってきた!!! といふ厳しい状況にあるので、旅行なぞに行ってゐる場合ではないのです。でもなぁ、ウメドンも一応お客さんだし、引っ越しの時にも頑張って手伝ってくれたし・・・・・・、行くか。出雲大社。
出雲大社は、昔から行きたかった所のひとつです。小泉八雲が「出雲はわけても神々の国である」と感嘆した国、出雲。神無月には日本中の神様が集まる国、出雲。ヤマト王朝よりも邪馬台国よりも前に、大きな国を作ってゐた出雲。つまりは我々日本人の真のふるさと、神道の起源、我々の根っこである出雲。そこにある高さ24メートルの超巨大神社である出雲大社。古代にはさらにこの倍の高さがあったと言はれ、「やはらぐる光や空に満ちぬらん 雲に分け入る 千木の片そぎ」と詠はれた出雲大社。・・・やはり、これは是非とも行かねばならん。行って、オパール新店舗の成功をよくよく祈願して来なくてはー!と、強引に話をこじつけて行く事になりましたー。

ま、行き帰りはウメドンが愛車で送ってくれる訳だから、いいか。酒でも飲んで、酔って車中で寝てゐるうちに着くだらう。・・・と、ウメドン、大体どれぐらゐかかるの、出雲まで?

「まー、7時間くらゐですね。片道」

・・・・・・マジ?

だ、大丈夫かなぁ。最近ちょっと私、腰痛気味なんだけど・・・。

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