独り言 ［リバータリアン, powerくん, マツヤマさん］
powerくん来店。「ところでボクには是非とも言ひたい事があります。それは…独り言です。」
は？ 独り言？
「さうです。独り言、最高です！ 実はボクは昔から独り言を言ふのが大好きでして。今もオパールに来る途中に、もう夜も遅いのに掃除機をかけてゐる家があつたんですよ。そこを通る瞬間に思はず、『こんな時間に掃除かい！』と、独り言を呟いてしまひました。うーん、最高！」
さ、さう。一体どうコメントしてよいものやら…。
「マツヤマさんはどうですか？ 独り言」
「ボクはどちらかと言ふと、歌ふ派だな。独りで歌つてゐる。すぐに歌つてしまふ」
あ、私もその気持ちは分かるかも。歌、まァ、音楽の事も多いけど、チャンチャカチャーン、とか、歌つてしまふな。ラップとか。
「ボクの場合、それが独り言なんです。頭に浮かんだ言葉を、なんの制約もなしに、すぐに口にできる。これぞ“自由”といふ事の基礎ぢやないんですか、ケンタロウさん！」
ま、内面の自由。そしてそれに続く言論・表現の自由、といふのが自由の基礎、といふのが『自由論』の要諦だからな。
「だから、みんなでリバタリTシャツを着て、ブツブツ独り言を言ひながら、街を練り歩きませうよ！」
なんか、誤解を呼びさうだなァ。
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