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2006年07月30日(Sun)

格差社会 憂国, 可能涼介さん

 可能涼介から電話。もしかしたら、東京に帰る(?)ことになるかもしれない、との事。東京での目まぐるしく、息もつけない様な生活に嫌気がさしたと言つて、可能が関西に帰つてきたのが数年前。今頃どうして東京に?

「単純に、食へないんだよ。オレは貧しくてもいいから、田舎で地味に好きな文章でも書いて過ごせたらいいや、と思つて関西に帰つてきたんだけど、すでにさういふ生活も許されないんだよ、地方では。東京でなら、なんとか出来る」

 可能は東京に居る時は、主に校正の仕事をやつて食つて居た訳だが、関西に帰つてきて、何人かこちらで校正をやつて居る人と知り合ひ、その人たちの給料を聞いてビックリしたといふ。

「オレが東京で貰つて居た額の、約4分の1だよ! 同じ様な仕事内容なのに」

 つまり今や富は東京に集中し、中でも一部の富裕層へと集中して居る、といふ訳である。いはゆる格差社会、といふ奴だ。むろん、ある程度の格差が社会にあるのは仕方がない。私は共産主義者ぢやないので、ある程度の貧富の差は認める。が、あまりに酷い格差は、やはり道義的に許されないだらう。年間何万人もの人が自殺する社会なんて、どう考へても異常だ。そして、その事に真摯に向き合ふ姿勢のない政府なぞ、一片の価値もない。どころか、有害である。

 現在日本は長い長い不況に苦しんで居る。その苦しみは一向に緩和されて居ない。それなのに、一部の富裕層をクローズアップしたり、実態のない株価の値上がりをもとにして、景気が良くなつた! などといふウソ情報をマスコミは垂れ流して居る。そして、景気も良くなつた事だし、そろそろ消費税をあげますよー、などと政治家は言つて居る。正にこいつらは国賊である!

「和(やはらぎ)をもつて貴しとす」といふ聖徳太子の言葉を、今こそ思ひ返す時ではないか。などと愚痴愚痴書いて、私は今日も仕事に出かけるのでした。うーむ、休暇が欲しい。

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