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2006年07月02日(Sun)

パンダパンダ 雑誌

 雑誌「pen」No.179 を読んでゐたら、パンダを使つたパフォーマンスで有名らしい北京の若手アーティスト趙半狄の話が載つてゐた。この春に中国政府が台湾にパンダを送らうとして、台湾側から柔らかく拒絶された事件があつたけれど、なんでもこの事件を題材に「パンダがダメならパンダに似た人間が一丸となつて台湾に渡らう!」といふパフォーマンスを行ふ予定だといふ。なんぢやそれ? てなもんだが、実はこの記事、ちやんと事件の真相を伝へてゐないので、訳の分からない内容になつてゐるのだ。

 この事件の肝は、なぜ台湾がパンダを断つたのか、といふ事である。それは中国政府が、国内輸送ルートでパンダを台湾に送らうとしたからである! ババーン! つまり、このパンダを台湾が受け取れば、「台湾は中国の国内である。その事を台湾も認めた」と中国政府が宣伝しまくる、といふ寸法なのだ。かういふこと、やるんだよね、中国は。

 つまりは、結構緊張を孕んだ外交事件だつた訳だけれど、その事件を題材にかういふパフォーマンスを行ふとは、この趙半狄とは何者なのか。中国政府の廻しものか? 誰か、真相を知つてゐる人がゐたら教へて下さい。

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