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2005年10月11日(Tue)

“少年”ショー ウメドン

 昨日ハッシーが来店したので、オパールの8周年で「ハッシーの“少年”ショー」でもやつてくれないか、と話を持ちかけた。

「ええ! “少年”ショーッて…走つて来たクルマにぶつかつていくんですか?」いや、その映画の『少年』ぢやなくて…今ハッシーが夢中になつてゐる方の『少年』だよ。谷崎の小説の『少年』。ハッシーがみんなの言ひなりになつて、馬になつたり犬になつたり、殴られたり蹴られたりするんだ。

「イ、イヤです! 勘弁して下さい! ボクがウメドンを殴つたり蹴つたりするのなら、いいです」

 それぢやァ、シャレにならないぢやないか。ただのイジメだよ。ハッシーがやられないと。

「いやー、ウメドンに焼き鏝をあてたりするのなら、やつてもいいです」

 んー、ぢやあ、最初はやつてもいいけど、最後にはやられる、といふ展開ならどうだ。この逆転劇が、『少年』ッぽい。

「いや、ウメドンに生ゴミを食べさせたり、便器に落としたドロップを手を使はずに食べさせたりするのなら、やります」

 な、なんか無茶苦茶ぢやないか、それ。ハッシーの若き日が偲ばれるなー。…だから、それぢやダメだつて。せめてハッシーが人間燭台になつて、YO!ちやんにロウソクを乗せて貰はないと。

「いやです! ウメドンを鞭とロウソクでしばくのなら、やりたいです!」

 結局、さういふのがやりたいんかいな…ま、ウメドンなら喜ぶかもしれないけど。

 最終的に、ハッシーがメイドの格好をして、8周年に来てくれたお客さんを「お帰りなさいませ」と言つて迎へる、といふ事で話がついた。さ、ドンキホーテに服でも買ひに行くか。

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