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 Diary 2004・10月9日(Sat.)

畦石舎展

 今年も畦石舎展が始まつた。場所は例年通り、都メッセの地下 1 階。今日は朝の 9 時から搬入作業である。もちろん私も作品を出品するのだが、これがまた、例年通りイヤでイヤで。全然自分の思ふ通りに(作品が)できない、といふのもあるが、やはり他の人の作品の間に並ぶと凄く見劣りがしてゐるやうな気がするからだ。それはある意味仕方がない事なのだが、なんと言つても他の人たちは、それぞれすでに書の教室をやつてゐる先生方であつたり、書道科の生徒達(将来書の先生になる)であつたりする訳だから、私のやうなド素人とは同列に論じられるものではない。とは分かつてゐるものの、やはり、気後れしてしまうのも事実なのであつた。

 ま、そんな事はどうでも良い。さういふ些事は横にどけると、今年の畦石舎展もなかなかに楽しいものである。私自身も畦石舎に属してゐる訳だから、こんな事を言ふと手前味噌みたいだが、意識の上ではアウトサイダーなので、無責任に傍観者的に言ふと、みんなそれぞれ工夫を凝らして楽しい作品を作つてをり、書・画・篆刻の展覧会の中では、エンターテインメント性がかなり高い方なのではないでせうか。書や篆刻の事が何も分からない人が観ても、十分に楽しめるだらう。これだけは、毎年の畦石舎展で自信をもつてオススメできます。是非、時間のある方は足を運んでみてください。11 日月曜日、16 時半までです。

 ハッシー & YO! ちやん来店。トモコへの誕生日プレゼントとして、ハイドロ車をくれる。もちろん、64 のインパラだ。これは、高かつたんぢやないか?

「ええ、でもヤンキーローンは得意ですから」とハッシー。

 早速、トモコはインパラに乗り込み、火花を散らしてハイドロしながら、河原町通りを走り去つていつた。大音量で『STILL D.R.E』を流しながら…………ッて、古いですか。今なら Mr. Creeps あたりを流したい所です。

小川顕太郎 Original: 2004-Jan-11;