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 Diary 2004・1月19日(MON.)

イチモトくんの
ソウルフル!
(代筆版)

 イチモトくん来店。店に入つてくるやいなや「今日はちよつとジェームズ・カー風にきめてみました」と、散髪したての頭と、革ジャンを誇示する。それがジェームズ・カー風かどうかはともかく、実はちやうどその時、オパールにはジェームズ・カーの『LET'S FACE THE FACT』が流れてゐたので、さすがイチモトくん、見事な登場だ、と感心したのであつた。

「ほんまこの間のサバイバーズは、色々な課題をボクに残しました。実はこの間のサバイバーズは、新しいゲストを呼ぶことによつて、新しいお客さんの開拓を目論んでゐたんです。で、動員数はいつもより上回つたので、それはある程度達成できたんですが、その人たちにサバイバーズの良さをうまく伝へられなかつた。だつて、ノーザンファンの人たちは、ホンマにノーザンでしか盛り上がらないでせう? 少しでも逸脱するやうな音が流れると、すぐにフロアが冷える。…まァ、でもそれは分かつてゐたことです。問題はその現象にうまくボクが対処できなかつたことで…、真ッ先にボクの気持ちがきれてしまつて。もしキタアキくんなら、もつと上手く対処したんぢやないかと、反省する点、多々です。うー…ホンマ忙しくて、大変ですよ。正月から一日も仕事、休んでないんですよ。でも、こうやつて京都にも来ないとアカンし。いや、身体は大丈夫なんです。問題は、洗濯ができないことです! なんでこんな靴下が溜まるんや! て言ふくらゐ、靴下溜まつてゐますからね。おかしい。一日に一足しかはいてゐないはずやのに、なんでこんな靴下ばかり溜まるんや。洗濯機がないので手洗ひしてゐるんですが、これがまた乾かない! 仕方ないから、ドライヤーの先につけて、鯉のぼりのやうにして乾かしてゐますけどね。もう、ホンマ…。あとの残り少ない時間で、レコードのリペアもしなくちやならないんです。状態の悪いレコードを安くで買つて、直して聴いてゐるんです。かなり上手になりましたよ、割れたレコード直すのとか。木工用ボンドを使つてね。うー…ホンマねェ、時間ないですよ。こんな状態で、女の子と付き合ふなんて不可能です。どこに会ふ時間があるんですか、彼女と別れたボクの決断は間違つてゐなかつた! ホンマさう思ひます。」

 イチモトくんのソウルフル! でした。

小川顕太郎 Original: 2004-Jan-21;