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 Diary 2004・1月2日(THU.)

ワダくん倒れる

 トモコの実家で寝てゐると、トモコの携帯に電話がかかつてきた。ワダくんが腹痛と高熱で倒れて、救急車で運ばれた、といふ連絡。大変だ。今日からオパールは営業を開始するのに、どうするのか? といふ問題は、ショウヘイくんがワダくんの代はりに出て、ユキエさんとともにことに当たる、といふことで解決したのだが、それにしても、我々も早く帰らなければならない。が、今日は恒例の親族が集まつての新年会で、これには必ず出なければならない。うーむ、参つたな。新年早々。

 とりあへず親族の新年会は途中で退出し、早めにオパールへと行つたのだが、案の定店は大繁盛であつた。カウンターにはカズ 16 とハシモトくん & マツイさんがゐた。

 タカハシくんも来店。タカハシくんは、年越しをオパールですると約束してゐたにもかかはらず、家でワインを飲んで寝てしまつたがために、オパールに来なかつた。その事を、みんなから責められる。トモコからも「オパールで年越しをしなかつたがために、ワダくんは今朝倒れたのよ。まァ、あなたも倒れるわね、直に」と予言されてゐた。

 それはともかく、タカハシくんは正月休みの間にビデオで映画を何本か観たやうで、その中には我々が薦めた『妻は告白する』(増村保造監督・若尾文子主演)もあつた。この愛の本質を描ききつた傑作映画をタカハシくんはどのやうに観たのか、感想をきいてみる。「正直言つてー、あそこまで女の人に愛されたらイヤやな、と思ひました」。うーん、非常に正直に答へてゐることは分かる、回答ではある。

 閉店後、これも恒例のおせち大会を、スタッフと残つた何人かの常連さんとで行つたのだが、今年はオイシンが「オイダ家流の雑煮を、みなさんに御馳走しますよ」と、雑煮らしきものを作つて振る舞つてくれた。しかし、これは…、オイシン、出汁のとりかた、分かつてる? それとも、オイダ家は超薄味なのかな。謎だ。

 明日はワダくんの代はりに私が朝から出ることになる。31 日からほとんど寝てゐない。今日も眠る時間はないだらう。新年早々、強行軍だなぁ。

小川顕太郎 Original: 2004-Jan-4;