京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 04 > 0224
 Diary 2004・2月24日(TUE.)

作品提出

 日本篆刻展に出す作品を仕上げるため、テラダさんの家に行く。すでに印は出来てゐるので、あとは押すだけなのだが、これがまたなかなか大変だ。なにしろこんな大きな印は押したことがないので、どうしてもムラができる。本当はそこを 2 度押し、3 度押しをして完璧に仕上げるのだが、この 2 度押し、といふのがまた難しいのだ。どうしてもずれてしまう。「2 度押しが出来なければ一人前とは言へないな」とテラダさんに言はれながら押し続けたのだが、やはり微妙にずれてしまう。結局、一度だけ押したもののなかで、一枚だけ奇跡的にムラなくキレイに押せたやつがあつたので、それを提出作品とする事にした。題字と名前を書き、落款印を押して完成。テラダさんに託して、私はそのままオパールへと向かつた。

 オパールへ行くと、可能涼介から「コンヤイク」といふ連絡が入つてゐた。先日『はじまりのことば』 を読んだばかりのハシモトくんが、前から可能と喋つてみたいと言つてゐたのを思ひ出し、ハシモトくんの携帯に「カノウキタル」とメールをうつた。しばらくしてハシモトくんが来店し、可能もやつてきた。可能は、東京からバスでこちらに帰つてきたばかりで、その足でオパールへ寄つたのだ。

「ノガミは元気にやつてゐますよ。八百屋で働いてゐる」と東京での様子の報告があつた後、私は可能をハシモトくんに紹介した。可能は、ただでさへ普通の人とのコミュニケーションの噛み合はせが悪いのに、人見知りときてゐるから、オパールでお客さんを紹介する時は凄く気を遣ふ。途中でいきなり話を切つたり、ジーッと返事をしなかつたり、5 分ぐらゐたつてから返事をしたりする。さしものハシモトくんも戸惑ひ気味であつたが、オパールを出た後、二人で仲良く他の店に飲みにいつたやうなので、さすが、と言ふべきか。私はドッと疲れた。

 そろそろ確定申告の準備をしなければ。

小川顕太郎 Original: 2004-Feb-26;
Amazon.co.jp アソシエイト
Amazon.co.jp で関連商品を探す