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 Diary 2004・8月2日(Mon.)

地蔵盆打ち合はせ

 京都の 8 月と言へば、五山の送り火なんかもあるけれど、なんと言つても地蔵盆である。町内会など、まるで地蔵盆をやるために存在してゐるかのやうで、町内会副会長を拝命してゐる私も、当然のごとく、地蔵盆の打ち合はせに出席する事となつた。

 町内会長さんの家に集まつて、みなで合議。私は副会長なので、会長さんの隣に席を占めてゐるとはいふものの、一言も発言せず。だいたい、私は一度も地蔵盆に参加したことがないので、サッパリ勝手が分からないのだ。「ソトマゴさん」といふ言葉ひとつ理解するのにも、時間がかかる始末。それに対して、他の人たちは基本的に地の人が多いやうで、「**の時の地蔵盆はナニをした」「あれは**ちやんがまだ小学生の頃やから、だいたい 20年前ぐらゐの話とちやう?」などと言つた話が多く、しまひには「昔は舞台に役者さん呼んで、盆踊りもやつて、期間も二日間で、盛大にやつたもんや」といつた会長さんの話になつた。うーむ、さうだつたのか。

 1 時間半ほどでうち合はせは終はり。奥さん連は道で屯し、私は店へと向かつた。

 タカハシくん来店。例の自転車に乗つて来てゐる。「今日は、花脊と大原を周りました」と言ふ。自転車に乗るのが楽しくて仕方がないのだらう。この間は、仕事が終はつた後に、夜中にひとりで宇治まで行つてきたさうだ。うむ、気をつけて下さい。

小川顕太郎 Original: 2004-Aug-4;