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 Diary 2003・11月10日(MON.)

パソコン

 ハシモトくん & マツイさん来店。ハシモトくんは昨日オイシンに付き合つて貰つて(オイシンに相談しながら)パソコンを購入したのだが、どうしてもひとつ上の機種が気になつてならず、今日になつてキャンセル、ひとつ上の機種に買ひ変へたのださうだ。ひとつ上の機種は 2 万円ほど高いのだが、2 万円でワンランク上のものが手に入るなら、といふのがハシモトくんの考へである。この考へは正しいのかどうか、ハシモトくんはみんなに尋ねまはつた。

「うーん、話を聞くかぎりでは、そのふたつはあまり変はらないやうに思ふけどなァ。果たして、2 万円分の価値があるのかどうか…」とショウヘイくん。

「いや、いいんちやう。何でも、高い方が気持ちいいやん」とは、たとへどんな下らない映画だらうが基本的には肯定するババさんの答へ。

「ひどいなー、もー、なんのために昨日一日付き合つたんやー」。これはもちろん、オイシン。

「そんなの、一番安いのにしておけば良かつたのよ。どうせ、すぐにハシモトくんは買ひ変へるッて。」と、全てを混ぜ返すのはトモコの答へである。

 ハシモトくんの買つたパソコンをめぐつて、みんなは侃々諤々、喧々囂々、オパールのカウンター周りには熱い議論の嵐が巻き起こつた。と、いふのは嘘で、みんな他人の買つたパソコンの事なんてどうでもいいのだが、とりあへず時間あるしー、外は雨だしー、ここはカフェだしー、といふ感ぢで付き合つてゐたのである。そこに終止符をうつたのはマツイさん。

「自分が納得したんやつたら、それでいいんと違ふ。さうでなかつたら、あんた、いつまでも騒いでゐるやろ」。まつたく、その通り。見事な収め方である。

「もー、ハシモトくんも早くパソコン手に入れて、ジャンジャン買ひ物しまくつて、カード破産とかしてほしいわー」

 場に頓着せず、いつまでも自分の言ひたい事を言ひ続けるのは、トモコであつた。

小川顕太郎 Original:2003-Nov-12;