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 Diary 2003・5月5日(MON.)

詐欺メール
再び

 またもや詐欺メール(らしきもの)が来ました。今回のはちよつとばかり高度(?)で、これなら引つ掛かる人が、前の奴よりはゐるんぢやないか、と思ひました。今回の詐欺メールは、PayPal を装つたものです。PayPal は、ご存じのやうに、ワールドワイドなネット金銭決済システムで、外国からものをネットで買つた場合など、簡単に金銭決済が出来るので、多くの人がこれを利用してゐます。我が家もこれを利用してゐるのですが、もちろん、PayPal を利用するには、自分達のクレジットカードナンバーを登録しなければなりません。すると、PayPal が、我々に代はつて、外国の店に、我々のクレジットカードからの引き落としで、お金を払つてくれるのです(もちろん、その時に手数料も同時に払ひます)。で、その PayPal からのお知らせメールを装つて、「あなたのカード番号が何らかの理由(期限切れなど)で、無効になります。再度、カード番号を入力してください」と言つてくる訳です。当然、そのメールは、たまに PayPal からやつて来るお知らせメールとそつくりに作つてありますし、そこから指定されたカード番号再入力のページも、PayPal のものそつくりに作つてあるのです。で、うつかりそこにカード番号を入力すると、カード番号が流出して大変なことに、といふ寸法です。

 この事は、PayPal のトップページに、最近このやうな詐欺が横行してゐるから気を付けるやうに、と載つてゐたので分かつたのですが、この警告が出る数日前に、我が家に上記の「カード番号再入力を要請するメール」が来たのです。そんな事を言はれても、カードの有効期限はまだまだあるはずだし、なんか面倒くさい。PayPal 側の勘違ひだらうから、問題が起こつた時に PayPal に文句を言へばいいか、と、放つておいたのですが、そうかうしてゐるうちに、PayPal のトップページに、詐欺メール警戒の文章が載つた、といふ訳です。と、いふことは、我々が受け取つたのは詐欺メール……だと思ふのですが、送られてきたアドレスまで、PayPal と同じなんですよねえ。ぢやあ、やはりこのメールは本物? でも、カードの有効期限が切れる訳がないし…。色々とややこしいです。

 本日はゴールデンウィークの最終日。でも、実は昨日でゴールデンウィークは終はつてゐたのでした。

小川顕太郎 Original:2003-May-7;