京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 03 > 0501
 Diary 2003・5月1日(THU.)

アントワン・
フィッシャー

 本日は映画の日なので映画でも行かうと、前から観やうと思つてゐた『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも観やうかと、考へてゐたのだが、起きたらすでに間に合はない時間だつた。最近は全く目覚まし時計の音が聞こへないのだけれど、何故だらう。仕方ないので、急遽予定を変更して、まだ間に合ふ『アントワン・フィッシャー』を京極弥生座 2 に観に行くことにした。

 この映画はデンゼル・ワシントンの初監督作である。堅実・ポジティブ・渋め、な作品で、デンゼルの持つ資質を改めて確認させる。いささか地味すぎるか、とも思ふが、まあジワジワと良い作品。なんにせよ、デンゼル・ワシントンといふ、今やハリウッドにおいてもブラックカルチャーにおいても、最重要人物の一人となつた男の初監督作として、観ておくに如くはないだらう。とてもこの日本で流行るとは思へないけれど。個人的には『ジョン Q』より上。

 トルコ料理「イスタンブール・サライ」といふ店で夕飯を食べる。トルコ人と思はれる男性がやつてをり、本格派(?)なのか、おいしい。本国から取り寄せたのか? と、トモコとも推測しあつたタイルが美しく、良い感じ。が、そのタイルが内装にいかしきれてゐるとは言へない。異国の地では、うまくツテがみつからなかつたのだらうか。惜しい。良い店なので、頑張つてほしいと思つた。…って、なんか偉さうですね、すいません。

 明日からが、本当のゴールデンウィークだ!

小川顕太郎 Original:2003-May-2;

関連記事
店主の日記:2002・11月28日
ジョン Q
レヴュー:2003・5月13日
アントワン・フィッシャー きみの帰る場所(BABA)