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 Diary 2003・3月1日(SAT.)

久々に
忙しい日でした

 本日は久々に忙しかつた。といふか、カウンターでマツヤマさんとベッチが、いかに甘いものをどれだけ食べてゐるか、どれほどジャンクな食べ物をいかほど食べてゐるかを、お互ひに自慢しあつてをり、それをヒロミさんが隣で笑つて聞いてゐるだけで、フロアには他のお客さんが居らず、土曜日の夜だといふのになんたる様、雨だとはいへひどい、うちの店など所詮この程度か、などと考へてゐたら、9 人組のお客さんたちが来店したのを皮切りに、続々とお客さんがやつて来て瞬く間に満席になり、非常にバタバタとしてしまつたといふ次第だ。花束を持つてゐる人などもをりましたが、今日は何かあつたのでせうか。なんにせよ、色んな人たちが来店してくれ、様々な電話もかかつてきて、うまくまとめられないゴチャゴチャとした一日でした。

 仕方がないから、昨日ベッチに借りた平井堅の『LIFE is …』についてでも書きますか。まあ、まだ一度しか聴いてゐないので、いい加減な感想かもしれませんが、なかなか良いですよ。オープニングの『Strawberry Sex』はとても格好いいアップナンバーだし、オザケンを思はせる『世界で一番君が好き?』も笑へるし、Def Jam Japan から初の女性ラッパーとしてデビューする AI のラップがフューチャリングされてゐる『somebody's girl』も面白い。この AI といふ人のラップは、Def Jam Japan からデビューするだけあつてなかなか達者なのだけれど、ミッシー風? リル・キム風? リサ風? といふか、様々な女性ラッパーのスタイルが混在してゐて、自らのスタイルがまだ確立できてゐない、といつた感じで、なかなか興味深かつた。大体において、アップテンポのナンバーはいいのだけれど、『大きな古時計』に代表されるスローナンバーがつらい。『Ring』といふ曲も聴いてゐられない。シングルカットされてゐるやうだけれど、無内容にセンチメンタルな歌詞と、それに見合つた曲。ちよつと問題だと思ふ。なんなんだらうね、この気持ち悪さは。

 もしかしたら、もう 2 、3 回聴いたら飽きてしまうかもしれませんが、一度聴いた限りではなかなか良い。これが『LIFE is …』の感想でした。

小川顕太郎 Original: 2003;