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 Diary 2003・7月21日(MON.)

タイガース・ライフ

 シュウヘイくん & メグちゃん来店。シュウヘイくんは昨日、クラタニくんに連れられて甲子園に行つてきたのださうだ。甲子園に行くのは初めてのシュウヘイくんのために、二人は昼の 2 時に待ち合はせて会ひ、クラタニくんが、阪神の全選手の応援歌、その振り付け、甲子園における応援の心得・仁義・方法、などをみつちり仕込んでから、甲子園に向かつたのだといふ。「凄かつたです。ビックリしました」と、シュウヘイくんが感想を述べてゐるところに、クラタニくん登場。すつかり声が嗄れてゐる。クラタニくんは見事にタイガース・ライフを満喫してゐるやうで、優勝の瞬間はやはり大画面で見たいと、テレビも大型のものに買ひ換へ、DVD レコーダーも購入したさうだ。これは勿論タイガースの試合を録画するためだが、この DVD レコーダーは「追つかけ再生」といふのが出来るさうで、会社から帰つて来る頃には大抵試合は始まつてゐるのだが、その試合を撮りつつ、最初から再生して試合を見ることが可能なのだといふ。つまり、19 時から 21 時までの試合なら、20 時に家に帰つて来たとすると、20 時から 22 時までで見ることが出来るのだ。これなら、試合を途中から見るといふ事がない。

 さらに、甲子園にも繁く足を運んでゐるやうで、次の水曜日にもヤマネくんと甲子園に行くのださうだ。それを聞いて驚いたシュウヘイくんが、「マジっすか? 会社はどうするんですか?」と尋ねると、「休む」とクラタニくんは即答。表情は全く変はらず、如何にも自然な答へである。タイガース・ナイトが楽しみになつてきました。

 タカハシくん来店。今日も、凄かつた…けど、省略。タカハシくんの子供時代の話を聞くと、九州の大自然の中で遊びまくつてゐて、勉強は一切してゐない。まことに羨ましいやうな感ぢだが、ここまでモノを知らないとなると…我々は、気づかないうちに、多大な教育の恩恵を受けてゐるのかもしれません。

 そろそろ梅雨あけか。

小川顕太郎 Original:2003-Jul-23;