京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 03 > 0121
 Diary 2003・1月21日(TUE.)

ヤマネゴロウ氏帰宅

 世界的なピアニストになるのでは? と一部で将来を嘱望されてゐるヤマネゴロウ氏が来店。将来の展望を語つた。

「世界的なピアニストになるには、まづコネが必要なんです。腕だけではダメ。まア、腕・技術だけの話なら、ボクはもう世界レベルなんですが…それだけではダメなんです。ユダヤコネクション、あるいはゲイコネクション、このどちらかがないと、世界レベルにはなれません。かの小澤征爾も、カラヤン、バーンスタインの下で衆道修行に励んだが故に、現在の地位がある訳ですし。だからボクも、このたび東京の家を引き払い、実家に帰つて、ユダヤ教の研究ならびに衆道修行に励もうと考へてゐるんです。」

 ヤマネゴロウ氏は、来る 1 月 26 日、京都文化博物館にて行はれる、針生りん太郎氏の『近松譚詩抄 父と子』といふ演劇の音楽を、ピアノで担当する。ちなみに針生りん太郎氏は、最近 AGF のコマーシャルなどに出演してゐるやうなので、ご存じの方も多いであらう。その演劇の前に、ヤマネゴロウ氏の独演パフォーマンスもあるといふ事なので、将来の世界的なピアニストの現在を確認してをきたい人々には、見逃せない催しだ。

 入場料は、演劇鑑賞料も含んで前売り 2500 円(当日 3000 円)。時間は 15 時から。前売りチケットは京都文化博物館、カフェ・オパールにて発売中。みなさん、是非!

附記
ヤマネゴロウ氏の語つた話の内容には、多分に本人の関知しない事柄が含まれてゐます。文責は全て私にありますので、御了承ください。
小川顕太郎 Original: 2003;