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 Diary 2003・1月10日(FRI.)

全員無事帰国

 昨日帰国し、本日の昼まで寝続ける。起きたらお腹が減つてゐたので、近所の蕎麦屋に行つて、天麩羅蕎麦を食す。とにかく天麩羅蕎麦が食べたかつたので、非常に満足する。家に帰つて日記をしばらく書いたら、もう仕事に行く時間。はは、そんなもんだ。現実は待つてくれず、容赦なく襲いかかつて来るのだ。店に向かう。

 店にはユキエさんがゐた。台湾から無事に帰国した模様。台湾は如何でしたか?

「凄く良かつたです。台湾の人達はみんな親切で礼儀正しくて、感激しました。道に迷つてキョロキョロしてゐたら、日本語で話しかけてきて、親切に道を教へてくれるんです。それも次々と色んな人が。でも、みんな教える場所が違うので、絶対に目的の場所には行き着けないんですけど」

 しばらくしたら、ショウヘイくんもやつて来る。顔が暗い。一応五体は満足のやうだが…。

「カンボジア土産で買つたビールを、来る途中で割つてしまいました…」

 あらま。まあ、それは仕方がないとして、カンボジアはどうだつた?

「面白かつたです。アンコールワットも良かつたけれど、バイヨンの方が良かつたかな。でも、少し遺跡に飽き気味かも…」

 ショウヘイくんと共にカンボジアに行つたヤマネくんも来店。何かにあたつて、目の下に隈を作つてゐる。

「カンボジアは、あまりにも観光地化されてゐて、それが物足りないんですよー。日本語も、片言ながら溢れてゐるし。今や、アジアで最も観光地化された所、と言ふ噂も聞きます。でも、人々は素朴で素直で、見てゐて幸せな気分になりました。カンボジア最高!」

 テラダさん来店。私は、上海で買つてきた石(印材)を見せる。日本円にして、約 1 万円で購入したもの。

「1 万円! これなら、5 千円に負けさせな。まあ、私なら 3 千円まで負けさすけど」

 やはり、さうですか…。ぢやあ、日本で買つても、安いんですかねえ、この石。

「いや、日本で買つたら、3 万円はするやろ」

 あ、さうですか。いやあ、良かつた。ホッ。

 なんと今日はソウルサバイバーズ。旅行の疲れがかなり溜まつてゐたとは言ふものの、新生サバイバーズの記念すべき 1 回目なので、疲れをおして、閉店後コラージュに向かう。すでに終わりかけてゐたとは言ふものの、人数も少なかつたとは言ふものの、熱気は相変わらず。今年の活躍に期待したい。プレッシャーから開放されて、あまりにも楽しさうに踊つてゐたクラタニくんが印象的であつた。

 よく考へれば、明日から 3 連休だ。当分、疲れを癒す暇はなささうだ。

小川顕太郎 Original: 2003;