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 Diary 2003・2月16日(SUN.)

特に何も無し

 ま、別にいいんだけど、すでに 2 時間ほど経過してゐるし、ここらで打ち切りにしたいんですけどね。本日はマツヤマさんとフクイくんがやつてきて、かなり面白い話もしたとはいへ、ある事情があつてここにその話を書く訳にはいかないし、その他には別にネタになるやうな事はなかつた。オイシンも来なかつたので、弄る訳にもいかないし。…さうですね、今私の聴いてゐるのはクリプスのデビューアルバム『ロード・ウィリン』。たぶん現在最も売れつこのプロデューサーチーム、ネプチューンズが立ち上げたレーベル「スター・トラック」からの第 1 弾アルバムで、もちろん全面ネプチューンズがプロデュース。素晴らしい内容のアルバムとなつてゐる。実はここ数ヶ月を通しての私のベストヒップホップシングルはコモンの『COME CLOSE TO ME』なのだけれど、これもネプチューンズがプロデュース。ホント、ネプチューンズは凄いわ。実はネプチューンズは、かなりロックっぽい音を作つたりするのだけれど、明らかにロックとは違う。ロックのやうな、もう死んでから何年も経つて腐臭を放つてゐる音楽ではなくて、正に今の最新・最高のポップミュージックとなつてゐる。それが、ロック的な音をも包摂してゐる、といふことだ。日本では、R & B やヒップホップはどうもヤンキーの音楽といふ偏見があつて、聴かず嫌いの人が多いやうで、とても残念だと思ふ。現在、最新・最高のポップミュージックは、R & B やヒップホップからしか産まれない、と言つても過言ではないほどなのに。まア、ポップミュージックに興味なし! 演歌を聴く! といふのもまたよし、ではあるのですが。

 寒いのか暑いのか、よくわからんこの頃です。

小川顕太郎 Original: 2003;