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 Diary 2002・11月26日(TUE.)

復活

 OUTLOOK EXPRESS がぶっこわれてしまい、メールが使えない。何より、すでに書いた日記がメールボックスの中に閉じこめられている。いかにすべきか。暗い気持ちを抱えながらパソコンをオパールに持っていき、とりあえずババさんにみて貰う。よろしくお願いします…。

「わかりました。ちょっとみてみましょう。……はい、なおりました」

 へ? も、もう治ったんですか? 1 分もかかっていないんですけど。

「うーん、思ったより簡単でしたね」と言うババさんの顔には、こんなものは故障とは言えないよ、と書いてあった。ううむ、どうもお騒がせしました。

 マキさんが、御池地下のゼストにちょと高級なスーパーマーケットを作るべきだと力説し、それを聞いていたコータローくんが、「マッスンに頼んだら」と受け答えをしていたので、この「マッスン」というのはどういう人なのか、「マスダくん」なのか、かなりの実力者なのか、と考えていたのだが、何のことはない、マスモト現京都市長のことだった。

 雑誌「新潮 45」12 月号を読んでいたら、「悲劇の『動物リストラ』」(落合徹)というルポが載っていた。それによると、いま全国各地で遊園地と動物園が潰れまくっているらしいのだが、その潰れた動物園にいた動物達の行き先がなく、問題になっているという。密かに殺されている動物も多いようだが、表面上は動物商が引き取り、個人経営の動物園や、動物実験や毛皮のために転売されるケースが普通だそうだ。で、この個人経営の動物園だが、悪名高いところとして、滋賀県の移動動物園・堀井動物園というところが紹介されている。ここは住宅地の中にあり、足も伸ばせないような狭い檻に動物がいれられ、その檻が積み重ねてあったりして、掃除も行き届いていないから動物達は糞まみれ、近所からも「うるさい」「臭い」「死んだ動物を空き地で焼くな」などという苦情の声が殺到している、という。凄い。しかし、ここって、もしかして、「ネコぴょん」の親元では……。違うかな?

 が、個人的に衝撃だったのは、先月に山本夏彦が死んでいたこと。ああ、これでまたひとり、私の敬愛する人が亡くなった…。笑わぬでもなし。

小川顕太郎 Original:2002-Nov-28;