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 Diary 2002・11月23日(SAT.)

勤労感謝の日

 可能涼介から小包が届く。そういえば 2、3 日前に、えらく酔っぱらった声で電話をかけてきて、突然「大西巨人さんの息子さんの、大西赤人さんの本は読んだ事がありますか」と言うので、映画評なら読んだ事があるけれど小説は読んだことはない、と答えたら、「それじゃあ、送ります」と言って電話が切れたことがあった。ははあ、あの時に言っていた本だな、と思いながら開けると、案の定そうだった。『鎖された夏』大西赤人(光文社文庫)。推理小説らしい。推理小説と言っても、大西巨人の『迷宮』みたいな感じかな? とパラパラとページをめくる。どうも、もっと普通(?)の推理小説っぽい。いや、油断は禁物だが。なんにせよ、面白そう。楽しみ。

 マキさんとババさんが、ほぼ同時に来店。二人とも手にポスターのようなものを、丸めて持っている。お互いに「あ、行ってきたんですね」。ふたりが行ってきたのは、『マイノリティー・レポート(スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演)。先々行かな? ポスターのようなものは、実はカレンダーで、それも未来のカレンダーなのだ。ババさんいわく「お金、かけすぎですよね」。

 カウンター席には、その時オイシンとアイちゃんが居たのだけれど、オイシンはババさんにそのカレンダーを貰って大喜び(?)。アイちゃんは、「そういえば、わたし、この間トム・クルーズをみた」と言う。それは次回作『ラスト・サムライ』の撮影で、トム・クルーズが京都に来ていた時のこと。某お寺にて、そこのお坊さんのひとりとアイちゃんは知り合いらしいのだけれど、トム・クルーズを見たそうだ。「すっごく無愛想。すっごく背が低い。でも、かっこよかったかな」との事。

 マキさんが「そうそう、これ差し上げます」と言って、赤米をくれた。先日取材で、元伊勢籠神社に行った時に、買ってきたのだそうだ。赤米は、里芋と並んで神饌の代表。有り難くいただく。

 本日は勤労感謝の日。けっこう働きました。

小川顕太郎 Original:2002-Nov-24;