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 Diary 2002・11月8日(FRI.)

年内最後の
ソウルサバイバーズ

 本日は年内最後のソウルサバイバーズ。実は「最後」なのはもうひとつあって、今日はクラタニくんの「最後」のプレイの日でもあった。いや、「最後」というと正確じゃないかもしれない。一応は、しばらくお休みする、という事だ。この 3 年間、リーダーとしてソウルサバイバーズを引っ張ってきた(引っ張られてきた?)クラタニくんだが、諸般の事情からいったんここで生活を立て直したい、とのこと。やはりノーザンソウルは魔物である。半端な気持ちではなかなか取り組めない。全生活をかけなければ、少なくとも DJ なんて出来ない。しかし、生活上の問題は、時として容赦なく我々を襲う。まあ、そんなこんなでの、かなり悩んだ上でのクラタニくんの決断だ。尊重したいと思う。

 さて、(とりあえずの)最後のクラタニくんのプレイに移る前、この後ソウルサバイバーズをヒラノさんの強力バックアップを受けて引っ張っていくイチモトくんが、クラタニくんへ DJ を引き継ぐ曲は、やはり! タバレスの『DON'T TAKE AWAY THE MUSIC』。これは最初のソウルサバイバーズ・クラッシックといってよい曲だろう。「ボクとクラタニくんの思い出がいっぱい詰まった曲です」という、イチモトくんの MC には、ちょっとグッときた。総員踊りまくりの中、クラタニくんへ。

『シールド・ウィズ・キス』で軽く DJ を受けた後、MC 。「シゲー!」という声が飛ぶなか、クラタニくんの MC は延々続く。……終わらない。どこで終えたらよいのか、分からなくなったのだ。最初はしんみりして聞いていたみんなも、最後にはあきれ顔。うーん、これもまたクラタニくんらしい、か。その後、怒濤のように繰り出された珠玉のノーザンソウルは、どれもこれもクラタニ印。L. Allen 『CAN'T WE TAKE IT OVER』、Sidney Barnes 『YOU'LL ALWAYS BE IN STYLE』、Rose Batiste 『I MISS MY BABY』、Garnet Mimms 『LOOKING FOR YOU』、Dean Courtney 『I'LL ALWAYS NEED YOU』、Pookie Hudson 『THIS GETS TO ME』、The Valentinos 『SWEETER THAN THE DAY BEFORE』。

 最後に締めくくりのクラタニくんの挨拶。……これも、また終わらない。とにかく、このようにして 2002 年 11 月 8 日のソウルサバイバーズは終了。来年からの、新体制によるソウルサバイバーズに期待。そして、クラタニくんの今後にも、期待だ。KEEP THE FAITH!

小川顕太郎 Original:2002-Nov-9;