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 Diary 2002・5月13日(MON.)

病人続出

 ショウヘイくんがとうとうダウンした。数日前から激しく体調を崩しており、昨日など帰り際は顔面が蒼白だったので、これはやばいか? と思っていたら、案の定ダウン。実を言うと、私もここ数週間は体調を崩しているし、オイシンも物心ついて以来ずっと腹痛に悩まされている。トモコは、手術後の経過が思ったよりよくないし、元気なのはワダくんとユキエさんのみ。が、そのワダくんも、元気にみえるが実は調子はよくなかった!(でももう平気)と本人は主張しているくらいだから、新人のユキエさん以外は全てのオパールスタッフは病におかされていることになる。これはいったい、どういうことなのか。

 私はここ最近の不調の原因をさぐるべく、医者に行くことにした。カウチに横たわり、退行催眠を受ける。すると、一月ほど前に皆で家路を辿っている時に、銀色に光り輝く巨大な円形のものに遭遇したことを思い出した。我々は茫然とそれを見つめていたのだが、そのうち意識を失ったようだ。その日は気が付いたら家に辿り着いており、しかもすでに朝方であったので、いつもなら 30 分ほどで帰れるのが 3 時間近くかかって帰ったことになり、変だとは思いながらも、妙に身体がだるかったので、そのまま寝てしまったのだ。どうもその日から、皆の身体の調子が思わしくない。

 退行催眠を続けると、思い出した! 我々は全員その銀色に光り輝く物体の中に連れ込まれたのだ。その中には、灰色で背は低く、目が妙に吊り上がった生き物がうようよおり、彼(?)らによって、我々は様々な実験をされたのだ。私が鮮明に覚えているのは、細長い針のような器具を臍に差し込まれたこと。そうか、それで腹の調子がよくなかったのか。その他にも、色んな部位を切開されたりしたようだが、そうだ! トモコの首にはっきりと切開の後が残っているじゃないか! こんな傷は以前はなかったはずだ。私は動かしようのないはっきりした物証をつかみ、確信を深めたのであった。さらに! 私は恐るべきことを思い出してしまった。私は幼少時から、何度も彼(?)らに連れ去られ、人体実験を繰り返され続けてきたのだ! そうだ、そうだ、一月前の事件の時、私は半ば無意識のうちに器具の一部、なんらかの金属片のようなものをこっそり持ち帰ったのであった。それを、このお医者さんに託したのだが…。

 ……うわー! もう妄想が止まらんー!!

小川顕太郎 Original:2002-May-15;