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 Diary 2002・5月2日(THU.)

鳥初

 店の側の鳥鍋屋「鳥初」にて皆で会食し、新生オパールの前途のために気勢をあげる。

 仲居さんに「まあ、こちらの方々はみなさん、芸術家でっか。髪の毛が飛んだり跳ねたり巻いたりしてますけど」と言われる。うーむ、まあ、確かに何の集まりなんだか、分かりづらい集団ではあるよなあ。学生ならともかく、いい年して得体の知れない格好をしているのは、芸術家か業界人か共産主義者か。いや、実は我々は喫茶店で働く者なのですが。「まあ、そうですか。どうにもこうにも景気が悪くて、大変ですやろ。うちなんかも、年々お客さんが減っていくわあ」。ううん、やっぱり、そうなの?

 木曜日で定休日なのだが、4 連休前ということもあり、夜だけ店をあける。……ま、そんなにお客さんは来なかったけれど、いいじゃないか、という気持ち。最近は仕事ばっかりで、本も読まず、映画も観ず、書・篆刻もやらず、音楽も落ち着いて聴いていない。どこかに踊りに行ったり、遊びに行ったりしたい、という気持ちが間歇的に吹き出るが、やはり仕事。いいじゃないか、今はそういう時期なんだし、という気持ち。今日の言葉「お客様は神さまです」。

小川顕太郎 Original:2002-May-4;