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 Diary 2002・3月26日(TUE.)

インフォームド
コンセント

 仕事から帰ってきて、日記を書き終わり、眠さのあまりその場に倒れ込もうかと考えていると、トモコが起き出してきた。「もうすぐ病院に行かなくちゃならないから、また寝てしまって寝過ごすと大変だし、ちょっと付き合ってー」というので、寝るのを我慢して、しばしトモコに付き合い、午前 8 時前にトモコを病院に送り出す。とりあえず、今日の予定を主治医の先生に聞いて連絡するから、それまで起きて待っていてーと、トモコに言われたので、洗濯と掃除をしながら待つ。トモコから電話。午前中は簡単な検査だけ、午後 4 時に家族同席で医療説明が行われ、それが終われば外出して、午後の 10 時までに病院に帰ればよいらしい。つまり、今日は外泊はダメだという事だ。

「午前中の検査が終わったら外出するし、一緒に昼ご飯を食べよう」とトモコが言うので、お腹も空いてきたことだし、洗濯も途中だし、起き続けることにする。

 外でトモコと一緒に昼食をとり、入院に必要なものの買い物にそのまま付き合う。そうこうしているうちに、午後 4 時。トモコとともに病院に行き、医療説明をうける。結構丁寧な説明だった。お医者さんは「これはインフォームドコンセントです」と言ったが、インフォームドコンセントとは、確かに詳しく病状と医療について医者が説明を行い、患者がそれに納得して医療をすすめることだけれど、本来の意味では、患者の意見を積極的にとりいれたり、患者が医療方法を(複数ある場合は)選んだりする事も含むはずなので、ちょっと違うのではないか? とも思ったが、別に私はお医者さんの説明で納得したのでよいか。お医者さんも、トモコの外出・外泊希望攻撃を、いちおう考慮してくれているみたいだし。

 帰り道で、またまた買い物をしていると、たちまち 10 時という時間が迫る。やばい、せめて 30 分でも、と 30 分だけ寝てトモコを病院に送りだし、私は店に仕事に行く。一昨日からの 3 日間の合計睡眠時間は、たぶん 6 時間ぐらいじゃないか。とにかく眠いです。

小川顕太郎 Original:2002-Mar-28;